未来を担う子どもたちへ、まちづくり副読本「まちは友だち!」出前授業その1
- 公開日:
- 更新日:
社会科
暮らしと政治を調べてみよう
対象
6年生
単元目標
- まちづくりには、多くの人の思いや願いが反映されていることを知る。
- 住民の暮らしと地方公共団体や国の政治がどのようにかかわっているのかをつかむ。
- まちづくりの事例を通して、住民と地方公共団体が協力をし合ってまちづくりに取り組んでいることを知る。
- 住民の暮らしと地方公共団体や国の政治がどのようにかかわっているのかをつかむ。
授業の流れ
STEP1 子供たちへのアンケート【新百合ヶ丘のまちが好きですか?】
「いろいろなお店があって便利」「地域の人たちが優しい」「公園などの施設がある」といった意見の一方で、、「車が多くて危険」「もっと自然があったほうがよい」といった改善点を挙げている子どももいました。
STEP2 事前学習
- 新百合ヶ丘について話し合おう!
- まちづくりがどのように進められたか予想しよう!
- 新百合ヶ丘の新しいまちづくり計画案を考えよう!
- まちの今・昔を見てみよう
- 地域にはいろいろな人が住んでいるよ!どんな思いでまちができたのかな?
- 市役所(行政)はどのような役割を担っていたのかな?
まち友を見てみよう!
STEP3 出前授業
(1)内容
- まちづくり局景観まちづくり支援課の職員が、新百合ヶ丘のまちづくりについて説明をしました。
- 説明後、グループに分かれ、地形図を使って「将来の新百合ヶ丘」をグループごとに作成しました。
- グループがつくったMAPを、市の職員が一つずつ評価しました。
まちの移り変わりや、完成したまちの魅力、住民の努力などをスクリーンで説明しました。
住民がまちを守るために活動していること、また、まちにはルールがあるということなど、現在もまちづくり活動が続いていることについて説明しました。
(2)目的
- 専門家の視点で説明し、事前学習での予想と照らし合わせ、新たな気づき・発見を促す。
- 多様な視点から出される意見を取りまとめ、みんなが満足するまちをつくることで、まちに必要な機能、コミュニケーションの重要性、行政の関わり方などについての理解を深めてもらう。
- 道路・公園等の施設をつくるハードからのまちづくりと、まちを守り、育てるソフトからのまちづくりがあることを知ってもらう。
- まちを育てることはみんなにもできること!だから、関心を持てば、気軽に参加できるということを知ってもらう。
MAP作成について
まちの魅力や、不思議、秘密など探しあてながら、ゲーム感覚でまちづくりに触れられるようにしました。
また、まちに住むいろいろな立場の人になって、まちに必要な要素を盛り込むようにアドバイスしました。
まち友を見てみよう!
まとめ 出前授業の結果
- 子どもたちは、高齢者、障害者、赤ちゃんを抱えたお母さんなど、さまざまな主体になりきって、一生懸命、まちを見つめなおしました。
- 完成したマップには、娯楽施設や公園、マンションなどのほかに、バリアフリーや自然環境への配慮がたくさん盛り込まれ、みんなが住みやすいまちになっていました。
- まちづくりの流れ、行政や事業者の役割を理解するとともに、「自分たちもまちに参加することができる」ということを感じてくれたと思います!
お問い合わせ先
川崎市 まちづくり局計画部
景観・地区まちづくり支援担当
地区まちづくり支援班
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-3025
ファクス:044-200-3969
メールアドレス:50keikan@city.kawasaki.jp
コンテンツ番号18022