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第4回 生田緑地マネジメント会議 準備会

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「生田緑地マネジメント会議」の設立に向けた第4回準備会が、平成24年3月16日(金)に開催されました。
今回は、生田緑地マネジメント会議のこれまでの経過をふまえて、具体的な運営体制やルールづくりにむけての意見交換が行われました。

会議の様子1

第4回準備会では、これまでの「マネジメント会議のあり方」についての意見を踏まえ、事務局より「生田緑地マネジメント会議のあり方(サイクル)イメージ」や「マネジメント会議構成イメージ」(下図参照)等について説明がありました。このイメージ図を踏まえ、参加者の皆さまからはさまざまな立場や価値観から、多くの活発なご意見を頂きました。

「生田緑地マネジメント会議」のあり方

「生田緑地マネジメント会議」のあり方(サイクル)イメージ

マネジメント会議全体のイメージ

課題に対して、全体会で情報共有・目的設定し、さまざまな主体において実践し、全体会で振り返り、改善に向けた議論を行う。

事務局より「全体のイメージ」の説明がありました。

  • 生田緑地で行われる各種活動について、全体会で共有し、実践、振り返り、改善することにより、個々の主体の活動も含めて、生田緑地全体としての取組を成長させていく。
  • 市民の財産である生田緑地に価値と魅力の向上のために、保全と利用の調整を図りながら、みんな(人・自然)のためにサービスを提供していく。(生田緑地の担い手)

「管理運営協議会」と「植生管理協議会」の両協議会と、「生田緑地マネジメント会議」との機能

マネジメント会議の機能のイメージ

管理運営協議会の主な目的として、市民と行政の協働による管理の推進などがあり、植生管理協議会の主な目的として、植生管理計画の基本理念に基づき、生田緑地の植生管理について共通認識を深める場の提供などがある。
生田緑地マネジメント会議は、生田緑地にかかわる多様な主体が相互に連携・調整しながら管理運営に参加する「協働のプラットフォーム」として、「生田緑地ビジョン」に位置づけられている。

事務局より「マネジメント会議の機能のイメージ」の説明がありました。

  • 基本的には、両協議会の目的をマネジメント会議が引き継ぐ。
  • 「生田緑地ビジョン」を踏まえ、マネジメント会議は「管理運営協議会」の目的を継承しつつ、「植生管理協議会」の目的及び専門性を取り入れながら活動していく。

「生田緑地マネジメント会議」準備会で出された主な意見

事務局からの「マネジメント会議のあり方イメージ」等の説明の後、会議の役割や「エンジン」の必要性、生田緑地に対する共通認識などについて、参加者全員から意見が出されました。これを参考に、引き続きルールについて検討していきます。

1.会議の位置付け・役割について

  • それぞれの活動団体が共通に考える場がマネジメント会議であり、中間領域の場が必要。地域の活動を巻き込みながら、課題を共有し、知恵を出し、解決するための場。
  • 楽しみながらやらなければ継続活動できない。来園者が楽しいと思える場として、保全と利用が共存すべき。
  • 実践は外部で行うもので、外部の方の活動を承認し評価して、活動を取りまとめるのがマネジメント会議。
  • 実戦部隊はプロジェクトチームであり、それを継続してほしい。
  • 植生管理協議会の議論を全体会で行うのは不可能だが、マネジメント会議に加わることが重要なこと。
  • 市民に対して説明責任を果たしつつ、市民ニーズをくみ取ってプロジェクト化していくことが大事。

2.会議の『エンジン』について

  • エンジンがないと会議全体をマネジメントできない。
  • 指定管理者がエンジンになるのか。
  • 公共施設であるので、実際は行政がエンジンになる方がよい。

3.生田緑地に対する理念・共通認識について

  • 多くの方に見て知って頂き、共通認識を持つことが重要。自然環境を守り、保全と利用のルールを考えることが必要。
  • "目標"を共有できていない。
  • 多摩区の集客拠点、情報の収集、情報発信の場として考えたい。
  • マネジメント会議の目標は"生田緑地ビジョンの理念"の実現。
  • 生田緑地の目標は1つではない。多様な活用方策がある。
  • さまざまな価値観で分かち合える貴重な場。
  • 地域(企業、大学、地域)との関わりをどのように考えていくか。
  • 生田緑地の来場者をどのように増やすかが課題。

4.ルールづくりについて

  • 市民の財産であり、誇れるものがある。それぞれの価値を、それぞれの価値観をもった市民が活用することが大事。いろいろなグループが利用できるルールづくりが必要。
  • 生きている生物を生かし続けるルールづくり。
  • 両協議会のルールをベースに、新たなメンバーの意見を踏まえて充実させていく。一体感が大切。
  • マネジメント会議では、大きなルールづくりを行い、運営状況に応じて、ルールを更新していく。
生田緑地マネジメント会議の構成イメージ

全体会の下に、保全と利用のバランスを図る上で、植生管理協議会の機能を引き継ぐ組織など、生田緑地の課題解決に向けて会員同士が連携し活動内容ごとに「分科会」を設置する。