川崎市教育委員会 
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絵画タイトル
 ■=国指定文化財 =県指定文化財
 ■=市指定文化財 =国登録文化財
紙本著色花鳥人物図 紙本金地著色
鳥合わせ図屏風
絹本着色
毘沙門天像
絹本着色
地蔵菩薩図
絹本着色
地蔵菩薩
二童子図
絹本着色
文殊菩薩像
絹本着色
愛染明王像
絹本墨画
梵字両界曼
羅図
紙本着色
菅公像
絹本着色
不動明王像
絹本着色
弘法大師像
絹本墨画
文殊大士像
絹本着色
仙遊図
絹本着色
聖童子会図
絹本着色
秀月禅尼画像
紙本金地着色
秋草図屏風
紙本着色
両界曼茶羅図
絹本着色
両界曼茶羅図
絹本着色
浄土七高祖連座像
絹本着色
聖徳太子像
絹本着色
親鸞聖人像
紙本一部金箔地着色
柳・白鷺図屏風
紙本着色
四十七士像
絹本墨画着色
盤珪永琢画像
紙本着色
仏涅槃図
絹本着色
仏涅槃図
絹本着色
日輪大師像
板面着色絵馬
泉福寺薬師会図
板面着色絵馬
泉福寺境内相撲図
紙本墨画着色
松寿弁才天図
紙本墨画淡彩仙女図 紙本着色
地蔵菩薩及び十王図
紙本着色
閻魔府之図
紙本着色
五趣生死輪図
 

紙本金地著色鳥合わせ図屏風

紙本金地著色 鳥合わせ図屏風 六曲一双

  年 代 桃山時代(伝狩野永徳筆)
  法 量 (各隻)縦172.1cm 横265.5cm
  所有者 長念寺(多摩区登戸1416)
  指 定 県指定重要文化財
    昭和59年11月22日指定

紙本金地著色 鳥合わせ図屏風img
 
紙本金地著色 鳥合わせ図屏風img

解   説

 6曲1双の屏風をひろげると、池庭を中央にして左右に館の縁先のみを画く。縁の上張りは白木造りで、縁の下には漆喰いぬりの亀腹がのぞいている。左右の縁先にそれぞれ2個ずつ、計4個の鳥籠が置かれ、うぐいす・うずら・めじろなどが飼われている。籠は黒漆ぬ り梨地に金銀による草花の蒔絵である。籠の中には染付の水瓶が入れてある。左隻の庭先にある鳥籠は、青竹の骨で編まれたもので、中には割られた胡桃の実が散らばり、とまり輪が吊り下がっている。これと対称的に右隻には、松・柳・つつじなどと、岩石を配した盆栽が描かれている。両隻の外側手前には、松と檜、池中には蘭草が画きこまれている。人の姿はなく、閑寂なたたずまいで、思わず鳥声に耳を傾けたくなるような画趣といえる。

 極彩色のつくり絵画法で、剥落部分にみられる下図の線描は闊達で、画技の力量 の高さを示している。
 筆者を狩野永徳(1543〜90)とする伝承は確証なく、構図・筆法から桃山時代の障屏画としては、狩野・土佐両派を折衷した狩野派画人による制作と思われる。愛鳥の鳴きくらべを楽しんだ鳥合せという画題、画趣ともに類例なく、風俗史上の価値も高い。豊臣秀吉遺愛の品で、拝領者からの長念寺への寄進と伝えられている。