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紙本金地著色 鳥合わせ図屏風 六曲一双
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解 説
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6曲1双の屏風をひろげると、池庭を中央にして左右に館の縁先のみを画く。縁の上張りは白木造りで、縁の下には漆喰いぬりの亀腹がのぞいている。左右の縁先にそれぞれ2個ずつ、計4個の鳥籠が置かれ、うぐいす・うずら・めじろなどが飼われている。籠は黒漆ぬ り梨地に金銀による草花の蒔絵である。籠の中には染付の水瓶が入れてある。左隻の庭先にある鳥籠は、青竹の骨で編まれたもので、中には割られた胡桃の実が散らばり、とまり輪が吊り下がっている。これと対称的に右隻には、松・柳・つつじなどと、岩石を配した盆栽が描かれている。両隻の外側手前には、松と檜、池中には蘭草が画きこまれている。人の姿はなく、閑寂なたたずまいで、思わず鳥声に耳を傾けたくなるような画趣といえる。 |
極彩色のつくり絵画法で、剥落部分にみられる下図の線描は闊達で、画技の力量
の高さを示している。 | |