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沖縄芸能

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2010年12月20日

沖縄芸能

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解説

 沖縄の芸能が川崎に根づいたのは、大正の初めに遡ります。大正の頃、今の川崎区中島町に「富士瓦斯紡績」という会社ができて、そこに全国各地から女子工員が招かれて来ました。その女子工員の中で、最も数の多かったのが、沖縄から来た人達でした。その後、次第に沖縄の女子工員の親類縁者が移住して来ました。彼等は故郷を偲び、沖縄の芸能を事あるごとに演じました。昭和25年(1950)「川崎沖縄芸能研究会」が組織され、演技も上達し、曲目の数も多くなりました。
 川崎の沖縄芸能には今日多様な芸能が伝わっています。組踊(くみおどり)・老人踊・若衆踊(わかしゅうおどり)・二才踊(にせおどり)・女踊・雑踊(ぞうおどり)・民謡などです。組踊は「執心鐘入(しゅうしんかねいり)」のように劇的な内容をもった芸能です。老人踊は「御前風(ごぜんふう)」のように老人姿の者による荘重な踊です。若衆踊は「こてい節」のように若衆姿による美麗な踊です。二才踊は「上り口説(のぼりくどき)」のように鉢巻に黒紋付きの着物を着て踊る若々しい、テンポの早い踊です。二才というのは青年といった意味です。
 女踊は「かしかき」のように、恋人を慕って布を織る女性をあらわしたテンポのゆるやかな踊です。雑踊は海辺の男たちが魚をとり、その魚を娘たちが町へ売り歩く風俗を描いた「谷茶前節(たんちゃめーぶし)」のような踊など多様な踊を含めての踊です。
 沖縄の芸能には古くから沖縄の郷土色豊かなものや本土の能「道成寺」を真似た「執心鐘入」、歌舞伎踊をとり入れたものなどがあって興味深いものです。これらの踊は三味線のもとをなした三線(さんしん)、琴・笛などの独特な音楽の伴奏で踊られ、まことに特色があります。また、衣装にも大変特色があり、魅力があります。
 川崎の沖縄芸能は民謡も含めて、沖縄芸能の代表的なものをほとんど伝えています。現在、川崎の沖縄芸能は川崎沖縄芸能研究会によって、毎年秋の川崎行事を中心に、沖縄県民・川崎市民の支持を受けて盛大に行われています。昭和51年(1976)、神奈川県の無形民俗文化財に指定されました。

所有指定文化財

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川崎市 教育委員会生涯学習部文化財課

〒210-0004 川崎市川崎区宮本町6番地

電話:044-200-3305

ファクス:044-200-3756

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