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法雲寺

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2010年12月20日

木造 阿弥陀如来坐像

木造 阿弥陀如来坐像

住所

麻生区高石2-6-1

交通案内

小田急線「新百合ヶ丘駅」から小田急バス新02系統「千代ヶ丘」行き、「多摩農協園芸センター」下車、徒歩8分

地図

解説

 『新編武蔵風土記稿』によると、高石山法雲寺は加々美正光が開基となり誉心によって開かれ、宗派は臨済宗と記されていますが、現在は曹洞宗に改宗されています。
 法雲寺の木造阿弥陀如来坐像は、像高75.5cm、寄木造、彫眼(ちょうがん)で漆箔が施されています。
 姿は納衣をまとい、右手は屈臂(くっぴ)して掌を正面に向けて、左手は膝上で掌を上に向け、いずれも第一指と第二指を捻じていますが、こうした阿弥陀如来の印相を上品下生(じょうぼんげしょう)の来迎印(らいごういん)と称しています。
 椀を伏せたような高い肉髻(にっけい)、整然と刻まれた小粒の螺髪(らほつ)、丸顔で穏和な表情、浅く穏やかな衣文襞などは、明らかに藤原時代に流行した定朝様(じょうちょうよう)と呼ばれる作風の特色を備えています。
 定朝様は平安時代を代表する仏師定朝が大成し、後世「仏の本様」とまで称された優美な作風で、その典型は定朝唯一の遺作である京都の宇治平等院鳳凰堂の本尊阿弥陀如来坐像(天喜元年・1053作)に見ることができます。
 現在、県下では厚木・金剛寺や横浜・証菩提寺などに典型的な定朝様の阿弥陀如来坐像が残されていて、いずれも重要文化財の指定を受けています。法雲寺像はこれらの作例と比較しても遜色ない出来映えで、市内に残る数少ない平安仏として市の重要歴史記念物に指定されています。
 なお、本像は保存上の都合により、普段は拝観することはできません。

所有指定文化財

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お問い合わせ先

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ファクス:044-200-3756

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