議会かわさき　第80号－一般質問6月30日

東急日吉駅へのバスの要望が多い。現在東急バスで日吉駅―越路間の路線があるが、延伸も含め検討できないか。

バス事業者と協議して要望したい。

基である児童の権利に関する条約にある「他者の権利の尊重」「公の秩序や道徳の保護」を条例に盛り込むべきでは。

条例前文のとおり、自分の権利が尊重されるためには同じように他の者の権利が尊重されなければならないと考えており、条例本来の趣旨の啓発に努める。

夏休み中に学校の部活動を行う際の落雷事故防止への取り組みは。

事故防止は適時に情報を取得することが重要で、各学校はインターネットなどで情報を得ているが市防災気象情報による落雷実況情報の活用も周知したい。

硬式球を使える市の施設は等々力球場一施設だが、一般市民はなかなか使用できない。日本ハム球団多摩川グランドの市民開放への見解は。

日本ハム球団などに要望していく。

浴槽は市の負担で設置すべきでは。

市が浴槽などを設置していない約一万千戸は、入居者が入れ替わる段階で設置することを検討したい。

市立図書館のカードが作れる業務端末や行政サービス端末設置の検討は。

図書館カードの作成は利用者の要望などを勘案し提供を検討したい。行政サービス端末の設置の拡大は市民の利便性の向上に有効と考えており、今後は地域性などを踏まえ検討したい。

どんなに低い価格で入札しても失格とならず低入札価格調査の対象になるがこれまで対象となった案件はあったか。

十九・二十年度に下水管きょ工事で一件ずつあり、どちらも低入札価格調査委員会で調査した結果、契約が履行されないおそれがないと認め落札決定した。

プラン達成の目途はあるのか。

白山中学校、河原町小学校の跡地やその他公有地の活用、また民有地の活用など達成に向け調整を進めたい。

取り組みの現状と方向性は。

二十一年四月に多くの市民団体で構成された実行委員会が結成された。引き続き地域の魅力づくりに向け協働して事業に取り組んでいきたい。

二十一年秋の市長選挙に向けてどのようにマニフェストを作るのか。

待機児童対策や神奈川口施策など計画どおり進ちょくしていないものは引き続き取り組むこととし、川崎再生から新たなる飛躍となるよう課題を掲げたい。

JR川崎駅北口自由通路からのペデストリアンデッキ(＊)整備の協議は。

ペデストリアンデッキの北口地区第二街区への延伸は支障があるため北口自由通路をリバークに接続する協議をしており、京浜急行川崎駅までは地上での快適な歩行者空間を整備することとした。

多摩病院や再編される井田病院がt‐PA療法(＊)施行病院となる予定は。

現時点では予定はないが井田病院は再編後の診療実態を見極めて判断する。

中央図書館とすることへの見解は。

新中原図書館は面積も広く、ITを活用したサービスや市立図書館全体の物流管理を行うことなども想定しており、区の図書館であると同時に中央図書館的な機能を持つ図書館として整備したい。

法改正で障害種別を越えた特別支援学校への一本化が示されたが、対応は。

聴覚障害教育の専門性の向上とともに、養護学校の高等部の分教室設置を検討している。

高齢化が進む市営住宅への設置は。

AEDは公共施設など不特定多数の方が使用する施設を対象に設置してきている。市営住宅は特定の方が居住する住宅であるため市の設置はなじまない。

総合的なまちづくりが必要であり商店街や町会などでの話し合いが重要になるが、現在の状況と支援は。

現在、登栄会商店街と登戸駅西地区でまちづくりの勉強会が発足しており、市も積極的に支援していきたい。

再構築に当たり施設上部の活用が考えられるが地域の合意形成が必要では。

配水池上部外構工事は配水池築造後に行うが、上部の利用形態は水道事業の健全性も考慮するとともに地元などとの協議を踏まえ検討したい。

検討委員会を設置して施設の性格、所管のあり方などを検討すべきでは。

今後リニューアルなども含め、施設のあり方を運営協議会の意見なども参考にして検討していきたい。

防災気象情報メールを消防団の方に配信するとのことだが、他の団体にも登録を働きかけるべきでは。

業務上防災気象情報が必要と考えられる団体などに登録を促すとともに、市政だよりなどの媒体やイベントなどを通じて登録を広く呼びかけたい。

高津区久末地区における浸水対策の今後の見通しは。

今後調査を実施して、二十一年度末を目途に浸水被害軽減策を検討したい。

今後の見通しと事業の内容は。

市、商工会議所などを構成員とする市地域雇用創造推進協議会が国から委託を受け事業を実施する予定で、福祉産業の振興と福祉サービスの向上を支える人材の育成、就業を支援するものである。

向ヶ丘遊園駅からの遊歩道は新開橋を渡らずに大谷橋を利用するほうが安全では。大谷橋までの整備への見解は。

道路幅員の狭い所もあるが歩行者の安全性などに配慮し整備を検討したい。

今後の取り組みの予定は。

二十一年十一月ごろを目途に京浜港共同ビジョンを策定し、同時期にビジョンの具体化に向け地方自治法で定める法定協議会の設置を予定している。

県立川崎図書館はビジネス支援を中心にサービス提供しているが、市の図書館にこのような機能を整備する考えは。

二十四年度内に開館予定の新中原図書館では県立川崎図書館との連携を図るとともに、ビジネス支援も検討したい。

商店街街路灯の維持管理費用への充当を目的とした第三者広告の掲出は連絡協議会を設置して検討するとのことだが、設置時期と検討内容は。

二十一年度内設置に向け検討しており、協議会では費用充当のための取り扱い方針などを策定するものと考える。

促進に向け町内会などへの支援は。

LED型防犯灯は設置時のコストに課題があるが低炭素社会の実現に有効であり、一層の設置促進、啓発に努める。

民間活力を導入すべきでは。

「自転車等駐車場利用者の適正な負担のあり方検討会議」の中で新たな管理運営手法として指定管理者制度やPFI事業の導入などを検討する予定である。

市民への啓発を高めるツールとして、導入が求められるが見解は。

環境配慮型の行動へと促す仕組みとして有効であり、二十二年度に地球温暖化対策地域推進計画を策定する中で川崎らしい取り組みを検討したい。