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サンキューコールかわさき

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議会かわさき 第97号-代表質問 共産党

  • 公開日:
  • 更新日:

6月12、13日の本会議では、市長から提出された議案や市政の重要な事項について代表質問を行いました。

その主な質問と答弁の要旨は次のとおりです。

代表質問 共産党 勝又 光江(かつまた みつえ)

市長の政治姿勢

Q

市長は憲法第9条の改正の必要性があるとの考えだが、終戦直後の日本と経済大国になり国際貢献しないといけない日本とでは、なぜ第9条の考え方が異なることになるのか。改正の必要性は何か。

A

憲法制定から60有余年が経過し社会情勢や国際情勢が大きく変化している。日本が経済大国になり国際社会での立場も変わっているため、憲法改正はこれらを前提に地方自治のあり方なども含めて国民の間で幅広く議論していくべきである。

普通ごみの収集回数の見直し

Q

25年9月からの見直しでは、大規模マンションの管理組合から、ごみ集積場所の配置替えや準備が間に合わないなどの声もあり、混乱が懸念される。市民サービスを後退させ、公衆衛生の向上に相反する普通ごみ収集回数の変更はやめ、週3回収集を維持すべきでは。

A

現在、各地で住民説明会を開催し、見直しの趣旨や目的、効果などを説明している。今回の見直しは資源循環型社会の構築に向けた大変重要な施策であるため、丁寧な説明などを通じて市民に理解・協力をいただけるよう取り組みたい。

普通ごみ収集の様子

普通ごみ収集の様子

待機児童解消の取り組み

Q

待機児童解消のために認可保育所の抜本的な増設と、そのための公有地の活用を全庁的に検討し、民有地活用型のマッチング事業の整備も進めるべきでは。

A

認可保育所の増設は、今後も民間事業者の活用を基本に多様な整備手法で取り組んでいく。公有地の活用は25年4月に宮前区に国有地と市有地を利用した保育所を開設し、28年4月に川崎区で県有地を利用した保育所の開設に向け整備を進めている。また民有地借上型保育所整備事業、いわゆるマッチング事業で25年4月に4カ所、26年4月には1カ所を開設し、26年度の整備の準備も進めている。

中学校給食

Q

相模原市のように、まず給食を実施し、その中で生徒に献立を提案してもらい給食に生かすような取り組みが必要では。

A

子どもたちの食育は、本来家庭が基本となって行うもので、市の中学校昼食は教育的効果の点からも家庭からの弁当を基本としている。また、中学生が弁当作りなどを契機に、食に関する興味関心を抱き、将来にわたり健全な食生活を実践できる人間に育つことを願っている。

国際コンテナ戦略港湾

Q

23年の外貿取扱量では、第1位の東京港は424万TEU(★4)、第2位の横浜港は273万TEUに対して川崎港は1万千TEUと桁違いである。港湾のあり方を検討し、今後10年間で千億円を投入する事業を即刻中止すべきでは。

A

国際コンテナ戦略港湾の実現に向けた取り組みは、わが国経済の成長のけん引や地域の雇用の確保、市民生活を支える生活関連物資の安定的な供給に資する重要な取り組みであるため、川崎港は京浜港での役割をしっかりと担っていく。

国際戦略総合特区

Q

市は住民の福祉の向上という自治体本来の使命を果たすことに尽力すべきで、国際戦略総合特区への投資が、公的支援にふさわしいのか、慎重に判断すべきでは。

A

市には200を超える研究機関や世界最先端の研究開発力を持った高度な産業が集積されており、そのポテンシャル(潜在力)を生かしながら新たな産業集積を創出するという好循環をつくり出すことが、市の持続的な発展につながり、地域経済の活性化と雇用をもたらす適切な産業振興策であると確信している。

 

このほか、防災対策、再生可能エネルギー、武蔵小杉駅周辺再開発、ものづくりへの支援、建設業への支援、入札制度などについて質問がありました。

お問い合わせ先

川崎市議会局総務部広報・報道担当

住所: 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地

電話: 044-200-3377

ファクス: 044-200-3953

メールアドレス: 98kouhou@city.kawasaki.jp

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