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サンキューコールかわさき

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議会かわさき 第104号-代表質問 民主党

  • 公開日:
  • 更新日:

2月26、27日の本会議では、市長から提出された議案や市政の重要な事項について代表質問を行いました。
その主な質問と答弁の要旨は次のとおりです。

代表質問 民主党 東 正則(ひがし まさのり)

27年度予算案

Q

どのような考え方の下で、編成したのか。また事業の重点化や効率化など事業手法の見直しなどの特徴は。

A

事業の意義や必要性の再検証、歳入確保策、事業の効率化や重点化を図ることで、限られた財源を効果的に配分した。26年8月に公表した収支見通しでは、27年度に194億円の収支不足が見込まれたが、これらの取り組みにより、財源不足額を54億円に圧縮することができた。またこれまで計画的に進めてきた施策や将来に向けて必要になる施策について、時期を逸することなく取り組むための所要額を計上できたと考えている。

減債基金の活用

Q

今回のような予算計上されない減債基金の活用手法は、臨時的な対応とも言える。今後、赤字決算のおそれがある場合には、補正予算で借り入れできる前提となるのかが懸念されるが、見解は。

A

減債基金の活用は臨時的な措置であるため、できる限り早期に減債基金に頼らない財務体質になるよう、財政の健全化を進め、減債基金への返済も、中長期的な収支見通しを踏まえて計画的に行っていきたい。

中学校給食

Q

センター方式での事業開始が南部で7カ月、中部・北部で10カ月先延ばしとなった理由は。

A

26年11月に事業の実施方針を公表したところ、民間事業者から、建設需要の逼迫などを理由に事業スケジュールの見直しについて数多くの意見があった。このことから、国のPFIガイドラインに基づく民間事業者との競争的対話の視点なども踏まえ、公募・契約協議、設計・工事、開業準備などの期間に余裕を持たせることにし、29年2月から実施予定であった中学校完全給食は、南部で29年9月に、中部・北部で29年12月の開始という事業スケジュールに見直した。

学校司書の配置

Q

学校司書の配置方針や任用方法、期待する役割や効果は。

A

これまで学校図書館で熱心に活動し、実態を把握している地域の人、図書ボランティア、退職教員などからふさわしい人を学校長が推薦する方法をとりたいと考えている。学校図書館に常に人がいることで、子どもたちが学校図書館を積極的に利用し、読書量や図書の貸し出し冊数が増えることを期待し、その効果を検証していきたい。

川崎認定保育園

Q

制度継続は今後どのように考えているのか。

A

市では、認可保育所の整備のほか、川崎認定保育園の拡充や保育料補助の増額などにより、待機児童解消に向けた取り組みを推進している。川崎認定保育園の事業継続は、27年3月に策定を予定している「市子ども・子育て支援事業計画」においても、計画期間中に必要となる保育の量の見込みに対する確保方策の一つに位置付けるとともに、認可保育所や小規模保育事業への移行も推進していきたい。

等々力緑地パークマネジメント

Q

駐車場や市民ミュージアム、等々力いこいの家を除く施設は、30年度から一体的、横断的な指定管理者制度を基本に導入を検討するとのことだが、年度ごとに管理する施設が増加するため、施設が整ってからの導入を検討すべきでは。

A

硬式野球場の建て替えが完了することに伴い、等々力緑地全体の運動施設の一体的、横断的な管理が可能となる30年度からの指定管理者制度の導入を基本に、関係局・区で調整を進めている。指定管理者制度導入後も、園路や中央広場などの整備を予定しているが、整備状況に合わせて指定管理の範囲を順次拡大していきたい。

メインスタンドが改修された等々力陸上競技場(中原区)

メインスタンドが改修された等々力陸上競技場(中原区)

このほか、今後の財政見通し、行財政改革、子どもの安全対策、職員の綱紀粛正、さいか屋跡地利用などについて質問がありました。