高津消防署長からのあいさつ

　令和5年4月1日より高津消防署長に着任いたしました小金澤貴史と申します。高津消防署は、初めての勤務となりますが、管轄の高津区は幼少から育った場所でもあり、地域への恩返しができればと考えております。

　この高津区は、北部に清流多摩川、南部には多摩丘陵の田園地帯が広がる豊かな自然に恵まれ、また、区内には、国登録有形文化財である「二ヶ領用水久地円筒分水」や本市初の国史跡に指定された「橘樹官衙遺跡群」、歴史を感じる街並みの残る「大山街道」など、多くの歴史資源が存在します。

　その一方、溝口周辺には、大型商業施設や飲食店が軒を連ね、昼夜を問わず、多くの方が訪れ、また、川崎のものづくりを支える基盤的技術産業が集積し、高度先端企業や研究機関が集積している「かながわサイエンスパーク」もあり、ものづくりのまちとして発展しています。

　高津消防署は、このような高津区の特色や区民の皆様の生活実態等を踏まえ、火災、地震等の災害による被害軽減のため、消防団や自主防災組織、防災関係諸団体の御協力をいただきながら、区民の皆様の安全・安心を確保してまいります。

　区民の皆様におかれましては、今後も、安全・安心なまちの実現のため、引き続き御支援・御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

　高津消防署長　　小金澤　貴史