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細王舎跡(記念碑)(さいおうしゃあと)(きねんひ)

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所在地

川崎市麻生区高石3-32

細王舎跡(記念碑)

農機具メーカー「細王舎」工場跡地にたてられた石碑です。津久井道「高石歩道橋下」交差点の角にあり、工場跡地は現在、ガソリンスタンドとマンションになっています。「細王舎」は明治22年創業で、創業者は箕輪政次郎氏です。細山にて農蚕機械器具の発明改良製作に着手し、事業発展とともに現地に移り、2代目箕輪亥作氏により、農機具メーカーの元祖として神奈川を代表する工場に発展しました。なかでも、大正初期に開発された足踏脱穀機「ミノル式親玉号」の開発成功により、全国を席巻しました。戦後農業機械の大型化により、大手メーカーの参入で業績は悪化しますが、昭和35年に小松製作所と業務提携、小松部品株式会社(現在の小松ゼノア株式会社)となり、厚木市に移転しました。尚、「細王舎」の名の由来は、創業者夫妻の出身地、細山(生田村)と王禅寺(柿生村)の頭文字を合わせたものです。石碑は、先達の偉業を称え、元細王舎社主箕輪嘉夫と小松部品株式会社により昭和54年8月に建立されました。

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