3回食の離乳食のすすめ方です。 3回食へのすすめ方です。 1日2回の離乳食に慣れてきた モグモグして食べるようになった 口角が非対称に動くようになってきた 以上のことができるようになってきたら、3回食にすすめていきます。 3回食の進め方です。 1日3回の食事にします。 生活リズムを整えます。 自分で食べたがるので、手づかみ食べができるものを用意し、見守ってあげましょう。 食事の量が増えると、食後のミルクや母乳の量が減ってきます。 3回食頃(9〜11か月)のお口の様子です。 舌や口の周りの筋肉が発達し、舌が左右に動くようになります。 口が左右非対称に動くようになります。 離乳食の形態です。 固さは、バナナくらいの歯茎でつぶせる程度にします。 大きさは5〜7ミリ角ぐらいから、徐々に大きくしていきます。 味付けはだし汁を中心に大人より薄めの味付けにします。 上下2本の前歯が生え揃う時期です。大きなものから、前歯でかじりとる 練習もしていきましょう。 離乳食の進め方目安です。いろいろな食材を食べていきます。 必要な栄養素等の大部分を離乳食から取れるようになります。 「食具について」です。 丸みのあるスプーンからも食べ物を取り込むことができるようになります。 こぼすこともありますが、コップも使えるようになります。 食べるときの姿勢です。自分で食べる動きが始まるので、 机に自分の手が届き、やや前傾した姿勢がとれるのが理想です。 手づかみで食べ始めるので、そのような動きを制止しないようにしましょう。 自分で食べようという意欲も出てきますが、まだ上手に食べられません。 お母さんの介助が必要です。 「手づかみ食べ」のために 小さいおにぎりや茹で野菜のスティックなど自分で持って食べられるものも用意してみましょう。 前歯でかじりとる練習にもなります。 3回食の頃のお子さんの様子です。 この頃になると食事の量が増え、食後のミルク量が減ってきます。 食べムラも出てくる時期です。あせらず、ゆったりと食事を楽しみましょう。 身長、体重は時々計測し、母子手帳の成長曲線を使って確認しましょう。 体重が成長曲線に沿って伸びていれば、栄養の不足はありません。 水分補給には白湯(湯冷まし)や麦茶などを飲ませます。 ストローマグだけでなく、コップも使ってみましょう。 お子さんのコップに半分くらい水分を入れ、大人が手を添えてゆっくり傾けます。 離乳食を食べないときの対応です。 授乳間隔があいているか確認しましょう。ちょこちょこ飲みになっていませんか? 味付けを始めてもいい時期かもしれません。 しょうゆや味噌などの調味料を使って、うっすらと味をつけてみましょう。 食事に集中できる環境になっていますか? テレビやおもちゃに注意が向いていませんか。 大人の食事と離乳食についてです。 離乳食はご家庭の食事が基本になります。 特別に赤ちゃんの分だけ用意するものではありません。 ご家庭のお食事からどうやったら離乳食のとりわけができるか考えてみてください。 大人の食事も離乳食も「主食・主菜・副菜」を揃えることが、食事バランスの基本です。 言葉はしゃべらなくても、おとなの言っていることはかなり理解できます。 「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつや手洗いなどの準備も きちんと行いましょう。 一緒に同じ物を食べるようにすると、食べ方も身につきます。 大人の食事から子ども用にとりわける例です。 子ども用のごはん、かぼちゃサラダはラップで丸め、ひとりで食べられるようにします。 魚はほぐします。味噌汁は薄めて、食べにくい具を除いておきます。 3回食が進み、12〜18か月頃になると離乳食の完了期です。 食事例の写真では、軟飯、うすい味噌汁、小松菜と春雨の和え物(刻み)、 豆腐の薄くず煮(約1センチ角)をご紹介しています。 「食事バランスの考え方」です。 毎回のお食事で主食・主菜・副菜を揃えましょう。 1日の中で果物や乳製品もとりましょう。 このような食事が生活習慣病や骨粗鬆症の予防に繋がります。 以上で離乳食の説明は終わりです。 離乳食を進める中で困ったり、わからないことがありましたら、 中原区役所地域みまもり支援センター地域支援課 栄養士までご相談ください。 お電話番号は044 744 3268です。 区役所窓口は2階の3番窓口です。