ハートリレー第16回 
高津図書館をベースに地域にしっかり根付いた「読み聞かせ」の輪

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クリスマス会も、幼児の部・小学生の部の2部構成

 12月18日、「めんどり」のクリスマス会は雪になるのではと心配された氷雨模様の天候にもかかわらず、たくさんの子どもたちとお母さんが参加。

 絵本の読み聞かせに加え、ポケットから次々動物たちが登場する幼児の部のエプロンシアター「うさぎとかめ」、「ブレーメンの音楽隊」が電飾で輝く小学生の部のブラックパネルシアターや2部共通の人形劇「赤ずきん」など、どのプログラムも見応え十分の内容でした。子どもたちも物語の世界に引き込まれ、登場人物や動物たちに声をかけるシーンもしばしば。メンバー10名の息もぴったりで入れ替えを含む2時間の進行を手際よくこなしていました。

写真 次はなにが出てくるかな?

次はなにが出てくるかな?

写真 光り輝く幻想的なパネルシアター

光り輝く幻想的なパネルシアター

写真 人形づくりも本格的

人形づくりも本格的

 「めんどり」 のクリスマス会のプログラムには高津図書館によるブックトークも組み入れられていて「グリム童話」にまつわるお話や図書館で借りられるグリム童話の絵本などが職員から紹介されました。

 そしてクリスマス会最後は前週に引き続きサンタクロースの登場で子どもたちは大喜び。プログラムのひとつ、赤ずきんちゃんと狼の折り紙人形とクリスマスツリーのプレゼントを手に帰路について行きました。

写真 ブックトーク

ブックトーク

写真 サンタさんとハイタッチ

サンタさんとハイタッチ

写真 図書館職員さんの手づくりです

図書館職員さんの手づくりです

 「絵本は、子どもが生まれてはじめて出会う文化だと思います。だからしっかりした良い絵本を届けたい」という平野さんの思いが実感できるクリスマス会でした。

取材を終えて

 たくさんある中で子どもの年齢などに合わせて本を選ぶのは難しい事だと思いますが、選んだ本のワクワクを届けられた時の喜びも大きいのかなと感じました。これからもたくさんのワクワクに出会えるといいですね。(後藤)
 お母さん以外の方の読む本に子どもを集中させる御努力は大変な事だと感じました。クリスマス会はみんなが穏やかに聞いている姿が、とても可愛く微笑ましかったです。(小松)

 

「ゆりかご」のことをもっと知りたい

  • 高津図書館 会議室で月3回(第1・2・3水曜日午前10:30〜10:50)おはなし会を開催しています。
  • 対象は主に1〜2歳の乳幼児とそのお母さんです。
  • 上記のおはなし会の他に、夏のおはなし会(7月)、高津区こども・子育てフェスタへの参加(11月)、クリスマスおはなし会(12月)を行っています。
  • メンバーは14名

 

「めんどり」のことをもっと知りたい

  • 高津図書館 おはなしのへやで月3〜4回(第1・2・4・5水曜日)おはなし会を開催しています。幼児の部が午後2:30〜3:00、小学生の部が午後3:30〜4:00です。
  • 対象は主に3歳以上の幼児と小学生とそのお母さんです。
  • 定例おはなし会の他に、夏のおはなし会(7月)、クリスマスおはなし会(12月)、大山街道フェスタおはなし会(2月)を行っています。
  • メンバーは11名
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取材先

読み聞かせボランティアグループ「ゆりかご」「めんどり」

代表
「ゆりかご」戸田 和子さん
 
「めんどり」平野 純子さん
連絡先
高津図書館
住所
〒213-0001 
川崎市高津区溝口4-16-3
電話
044-822-2413

取材者

写真 取材者

上作延ミニデイ
後藤千代子(左:11日取材)
小松終子(右:18日取材)

上作延ミニデイはスタッフ自らが楽しんでいるアットホームなミニデイです。ぜひ一度覗いてみてください。