ハートリレー第19回 参加者が自然に友達、家族以上になれる
親密な集まり「ふれあい会」

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写真 カルタとり

 たかつハートリレー第19回で御紹介するのは、上作延団地自治会の「ふれあい会」です。毎月1回、第3水曜日に団地の集会所に集まり、体操、歌などのレクリエーションを楽しみます。参加者みんなが友達、家族以上になれる、そんな空間と時間を共有できる素敵な“場”でした。

「高津公園体操」で楽しさ満載のプログラムが始まります

 ふれあい会が開かれた1月21日は、あいにくの雨降りで寒い日でしたが、会場の上作延団地の集会所は、この日を楽しみにしている団地の住民とボランティアスタッフの方が15名ほど集まり、外の寒さが感じられないほどの暖かさに包まれていました。

 会の代表である目黒さんのあいさつに続き、リ・ケア向ヶ丘地域包括支援センターの浮ヶ谷さんの指導で「高津公園体操」を行いました。高津公園体操は、運動の3大要素の「有酸素運動」「筋力トレーニング」「柔軟運動」が組み込まれた高津区オリジナルの体操です。参加されている方は、皆さん慣れた様子で、約15分間体を元気に大きく動かします。

 体操のあとは、脳トレにもなる後出しジャンケンタイムです。「私に負けるようにしてくださいね、それではジャンケンポーン!」浮ヶ谷さんが出すグーチョキパーに負けるようにとっさに判断して、自分の出すものを決めるのは、なかなか難しいようです。

写真 みんな元気に高津公園体操

皆さん元気に高津公園体操

写真 ついつい勝ちたくなる後出しジャンケン

ついつい勝ちたくなる後出しジャンケン

「入れ替え歌」や「カルタとり」、楽しみながら頭と体を使います

 歌詞とメロディを入れ替えて歌う「入れ替え歌」が次のプログラム。「どんぐりころころ」のメロディで「たきび」を歌ったり、その逆をやってみたり。皆さん初めての体験に最初は戸惑っているようでしたが、歌詞とメロディが予想以上にピッタリはまるので、大盛り上がりでした。

 次は、この季節ならではの「カルタとり」です。「かわさきかるた」を使って、2グループに分かれて勝負です。カルタをテーブルの上に広げ、そのまわりに皆さん立って参戦。読み上げられた札を真剣なまなざしで探し、自分がとれた時は童心にかえって喜びます。ちょっとした運動になることはもちろん、お互いの手と手が触れ合って、親密度も上がったようでした。

写真 入れ替え歌の説明をする浮ヶ谷さん

入れ替え歌の説明をする浮ヶ谷さん

写真 カルタは真剣勝負

カルタは真剣勝負

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取材先

上作延団地「ふれあい会」

代表
目黒 徳子さん
電話
044-866-7302(自宅)

取材者

写真 取材者

野川ひまわり
代表 宮田 幸恵さん

「野川ひまわり」は脳血管疾患の患者の自主グループです。