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エコシティたかつ


エコ企業調査プロジェクト実施結果




エコバス
今回は、「かわさきかえるプロジェクト」と連携し、平成23年度の協働事業提案事業(廃食油を活用した高津ブランドエコツアーバス走行モデル事業) であるバイオディーゼル車で巡るエコバスツアーとして実施しました。  
(株)新川崎製作所
環境配慮への取組みについて菊池社長からお話を伺いました。
新川崎製作所
高津区下野毛の本社工場と花巻工場があり、精密板金加工等の事業を展開しており、1990年代後半に入り、環境活動に取組みはじめ、 2008年に「エコアクション21」を取得しています。
製品を製造する上で、工場から排出されるCO2の約83%が購入電力によるため、 その削減に力を入れています。昨年度の夏は、電気事業法の法定削減義務の対象ではありませんでしたが、 電力量の削減と合せてピーク電力の15%削減を目標にし、まず電力使用量の把握から取組みました。 デマンド計(30分最大需要電力計)と呼ばれる計測機器を利用して、各機器の電気使用量を調査すると、工場の機械の中では、 2台あるコンプレッサーが、そして工場の機械以外では、電気ポットやエアコンの消費電力が大きいことがわかりましたので、 コンプレッサーの同時使用や電気ポットなどを止め、ピーク電力の15%削減を達成しました。取組み上で、 家庭用のエアコンより電気ポットの方が消費電力が大きいことは、非常に意外でした。
また、細かな電気使用も削減にも努め、照明を消すことを啓発する張り紙や朝礼時にエコアクション21の環境方針等の伝達事項を話し、 情報共有に務めています。
なお、生物多様性保全活動については、ターゲットを明確にできていませんが、地域の神社で処理に困っている落葉を頂い作成した堆肥を使用し、 屋上緑化や事業所の周辺の緑化に取組んでいます。

<参加者の感想(抜粋)>

(株)朝日プリンテック 川崎工場
敷地内で行っている環境配慮への取組みについて、担当の方に案内していただきました。

(株)朝日プリンテックは、朝日新聞社の100%出資の子会社であり、15,500m2の敷地の1/4が緑地となっています。 2001年にISO14001を取得し、環境改善に向けて、3つの重点テーマ(①電力などの省エネルギー、  ②紙、インクなどの省資源 ③廃棄物の削減)を設定し、取組んでいます。
電力は、深夜電力を使用し、印刷インキには、大豆油を使用しています。また、インキメーカーと共同で、高濃度のインキの採用に着手し、 インキの絶対量を減らすことができました。その結果、メーカーの輸送量が軽減され、輸送トラックのCO2排出量減少にも貢献しています。
また、雨水の活用も行っており、雨水を地下に貯めた後、濾過し、緑地や農園に散水しています。さらに、食堂から出る生ゴミは、堆肥化させて、 落ち葉など混ぜ、熟成させた後、緑地の土壌改良に役立てています。

当日は、太陽光発電のパネル設置工事をしていました。 当日は、太陽光発電のパネル設置工事をしていました。
社員の方がボランティアで整備したビオトープ。毎春、カルガモが産卵に訪れるとのことです。 社員の方がボランティアで整備したビオトープ。
毎春、カルガモが産卵に訪れるとのことです。

<参加者の感想(抜粋)>

川崎国際環境技術展2012
高津区役所の出展ブースも見学していただきました。

<参加者の感想(抜粋)>

<参加者の感想(エコ企業調査プロジェクト全体等・抜粋)>


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