施策課題 | 11201000 | 救急需要対策と高度な救急体制の整備 | 作成課 | 消防局警防部救急課 | |||||
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基本政策 | 安全で快適に暮らすまちづくり | 政策の 基本方向 |
暮らしの安全を守る | 基本施策 | 救急体制の強化 | ||||
関係課 | 消防局企画担当 消防局施設装備課 消防局警防課 消防局指令課 | 重点 | ■ |
当該施策によって 解決すべき課題 |
●2010年中の救急搬送のうち約60%(31,000件)が軽症者であることから、適正な救急車の利用について普及啓発し、真に救急車を必要としている傷病者の利用に支障が出ないようにする必要があります。 ●救急車到着までに心肺蘇生法を実施するなどの応急手当を行うことにより、救命率の向上を図る必要があります。 ●救急救命士の医療行為が拡大しその重要性が高まっていることから、より高度な救命処置のできる救急救命士の常時乗車を早期に実現するために救急救命士を計画的に養成し、救急サービスを充実させる必要があります。 |
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施策の概要 | ●真に救急車を必要とする傷病者に迅速な救急サービスを提供するため、緊急性が低く程度の軽い傷病者に対して、民間救急車やタクシーを案内するコールセンター事業を実施し、救急車の適正利用を促進します。 ●救命講習会を消防局及び各消防署で開催し、市民救命士を養成します。 ●高度な救命処置ができる救急救命士の救急車への常時乗車体制を早期に実現するために、救急救命士の養成を計画的に進め、気管挿管や薬剤投与など、より高度な救命処置ができる救急救命士を養成し、高度な救急サービスを市民に提供します。 |
施策の目標 | ●コールセンター事業については、継続して市民への周知を行い、救急車の適正利用を推進します。 ●救命講習会を消防局及び各消防署で開催し、市民救命士を年間16,000人ペースで養成し、救命率の向上をめざします。 ●救急救命士の救急車への常時乗車体制を確立するために必要な救急救命士の養成を計画的に進めます。 ●気管挿管や薬剤投与など、より高度な救命処置ができる救急救命士を養成し、救命率の向上をめざします。 |
評価結果 | (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 | ●救急車の適正利用に関する広報を積極的に実施した結果、救急出場件数の前年比増加率について、政令指定都市平均7.0%増のところ、本市は3.0%増に抑えることができました。 ●コールセンター事業については、2010年4月から12月までで照会件数が347件と昨年1年間の166件から約2倍に増加し、着実に市民に浸透させることができました。 ●救命講習会を開催し、市民救命士を13,539人養成しました。 ●救急救命士を4人、救急車内で気管挿管を実施できる救命士を8人、アドレナリン(強心剤)を投与できる救命士12人を養成しました。 |
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2008 | ||
A | ||
2009 | (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 | ●今後の人口増加や高齢化の進展に伴い、救急件数の増加が見込まれることから、救急需要対策をさらに推進していく必要があります。 |
A | ||
2010 | (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 | ●引き続き、様々な方法で救急車の適正利用に関する広報、コールセンター事業の周知のための広報を積極的に行います。 ●救命講習会を消防局及び各消防署において開催し、市民救命士を年間16,000人ペースで養成します。 ●第3期実行計画においても、救急救命士の救急車への常時乗車体制の確立や救急サービスの向上を目指して、救急救命士及び認定救急救命士の計画的な整備を推進していきます。 |
A |
A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの
参考指標名(1) | 参考指標名(2) | 参考指標名(3) | |||||||||
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救急救命士の乗車率 | 市民救命士の養成数 | ||||||||||
指標の説明(1) | 指標の説明(2) | 指標の説明(3) | |||||||||
救急救命士の資格を有する救急隊員が救急車に乗車している割合。第2救急隊編成時に救急救命士が乗車しない場合があります。 | 普通救命講習会等を終了した市民救命士の年間の養成数 | ||||||||||
指標の方向性(1) | 指標の方向性(2) | 指標の方向性(3) | |||||||||
年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 |
2008 | 99 | 99 | % | 2008 | 16,000 | 17,000 | 人 | 2008 | |||
2009 | 99.5 | 99 | % | 2009 | 20,000 | 22,355 | 人 | 2009 | |||
2010 | 99.8 | 99 | % | 2010 | 16,000 | 13,539 | 人 | 2010 |
年度 | 2008(H20)年度 | 2009(H21)年度 | 2010(H22)年度 | |||||
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予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | |
事業費合計 | 2,898,669 | 2,705,288 | 2,875,518 | 2,861,031 | 2,791,729 | 2,720,633 | 2,892,514 | 2,753,596 |
事務事業名 | 3ヵ年の達成度 | 事務事業名 | 3ヵ年の達成度 |
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救急活動事業 | III | 救急救命士養成事業 | III |
救急車両管理業務 | III | 消防力の整備事業 | III |
出場指令業務 | III | 消防通信設備事業 | III |