施策課題 | 11303000 | 動物の愛護と管理の促進 | 作成課 | 健康福祉局健康安全室 | |||||
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基本政策 | 安全で快適に暮らすまちづくり | 政策の 基本方向 |
暮らしの安全を守る | 基本施策 | 良好な生活衛生環境の確保 | ||||
関係課 | 各区役所衛生課 | 重点 |
当該施策によって 解決すべき課題 |
●飼い主に動物の取扱いや管理についての正しい知識を普及啓発する必要があります。 ●動物の致死処分数を減少させる必要があります。 ●狂犬病の蔓延を防止するためには、狂犬病予防注射の接種率を70%以上に保つ必要があるため、飼い主に予防注射の徹底を指導する必要があります。 |
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施策の概要 | ●糞の放置及び鳴き声等、動物による生活環境被害を未然に防止するため、飼い主に対し、動物の管理に関する正しい知識の普及啓発を行います。また、動物による苦情相談の届出を受けた時には、届出者の了解を得た上で、飼い主に対して動物の正しい取扱いに関する指導を行います。つながれていない犬がいる場合は、捕獲することで、咬傷事故を防止します。 ●動物の終生飼養や動物のみだりな繁殖を防止するための措置についての知識を普及啓発することで、動物の致死処分数を減少させます。また、不幸なねこを増やさないための不妊去勢手術費用の一部補助を実施します。 ●犬の飼い主に対して、登録及び狂犬病予防注射接種の指導を行います。 |
施策の目標 | ●動物の虐待防止及び動物の適正な取り扱いを普及啓発することにより、市民の間に動物愛護の気風を高めます。また、動物の管理に関する正しい知識を普及啓発することにより、動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害を防止します。 ●動物の終生飼養を推進し、みだりな繁殖を防止することにより、致死処分数を減少させます。 ●狂犬病の発生を予防し、その蔓延を防止します。 |
評価結果 | (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 | ●動物の適正な取扱いの普及啓発のため、動物愛護フェアを開催しました。また、11月に適正飼養強化月間を設定し、町会等でのリーフレットの回覧や公園で犬の飼い主に直接指導やリーフレットの配布を行う「市内一斉適正飼養キャンペーン」を実施しました。動物愛護センターで、犬のしつけ方教室を開催しました。つながれていない犬については、咬傷事故を防止するため捕獲を行いました。動物による苦情相談の届出を受けた時には、届出者の了解を得た上で、飼い主に対して適正飼養に関する指導を行いました。ペットの糞尿被害で困っている市民に「糞害防止プレート」を配布しました。狂犬病予防注射済票交付の時には、適正飼養啓発用リーフレットを犬の飼い主に配布しました。 ●猫757頭に対し、不妊去勢手術費用の一部補助を行いました。 ●犬の飼い主に対して、4月に狂犬病予防接種の通知を発送し、注射をしていない場合は11月に督促通知を発送しました。また、犬の鑑札及び狂犬病予防注射済票の交付並びに手数料の収納事務を(社)川崎市獣医師会に委託し、鑑札及び狂犬病予防注射済票を動物病院で即時交付することにより飼い主の利便性向上を図りました。小型犬が増加していることから、鑑札の形を犬の顔の形に、狂犬病予防注射済票を小型化し、犬への装着性の向上を図りました。 |
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2008 | ||
A | ||
2009 | (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 | ●引き続き、飼い主に動物の取扱いや管理についての正しい知識を普及啓発する必要があります。 ●動物の終生飼養やみだりな繁殖を防止するための措置についての知識を普及啓発することで、動物の致死処分数を減少させる必要があります。動物愛護センターに収容された動物の飼い主への返還及び譲渡を推進する必要があります。 ●狂犬病の国内での流行を防止するため、飼い主に犬の登録及び予防注射の接種を徹底をするよう指導する必要があります。 ●誰もが利用しやすい、動物への正しい理解を深めるための施設とするため、動物愛護センターの再編整備について、検討を進める必要があります。 |
B | ||
2010 | (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 | ●動物の虐待防止及び適正な取扱いを普及啓発することで、市民の間に動物愛護精神の高揚を図るとともに、動物の管理に関する正しい知識を普及啓発することにより、動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害を防止します。 ●終生飼養及び動物のみだりな繁殖を防止するための措置についての知識を普及啓発することで、動物の致死処分数の減少を図ります。 ●狂犬病の発生を予防し、その蔓延を防止するため、犬の登録及び狂犬病予防注射接種の徹底を指導します。 ●本市における動物行政の拠点施設である、動物愛護センターの再編整備に向けて、外部検討委員によるあり方検討委員会を開催し、動物愛護センターのあり方についての基本的な方針を定めます。 |
B |
A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの
参考指標名(1) | 参考指標名(2) | 参考指標名(3) | |||||||||
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狂犬病予防接種率 | 致死処分数 | ||||||||||
指標の説明(1) | 指標の説明(2) | 指標の説明(3) | |||||||||
登録されている犬における予防注射の実施率(接種率70%以上であれば狂犬病の流行を防げるとの世界保健機関の見解に基づく) | 動物愛護センターで行った動物の致死処分数 | ||||||||||
指標の方向性(1) | 指標の方向性(2) | 指標の方向性(3) | |||||||||
現状維持 | 小さいほどよい | ||||||||||
年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 |
2008 | 80 | 80 | % | 2008 | 1,300 | 1,234 | 頭 | 2008 | |||
2009 | 80 | 77 | % | 2009 | 1,250 | 989 | 頭 | 2009 | |||
2010 | 80 | 76 | % | 2010 | 1,200 | 651 | 頭 | 2010 |
年度 | 2008(H20)年度 | 2009(H21)年度 | 2010(H22)年度 | |||||
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予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | |
事業費合計 | 334,304 | 311,738 | 328,680 | 331,362 | 324,129 | 315,961 | 334,912 | 317,722 |
事務事業名 | 3ヵ年の達成度 | 事務事業名 | 3ヵ年の達成度 |
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動物愛護管理事業 | III |