施策課題 | 12301000 | 消防署所等の適正配置と防災拠点としての整備 | 作成課 | 消防局総務部企画担当 | |||||
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基本政策 | 安全で快適に暮らすまちづくり | 政策の 基本方向 |
災害や危機に備える | 基本施策 | 消防力の強化 | ||||
関係課 | 消防局施設装備課 | 重点 | ■ |
当該施策によって 解決すべき課題 |
●近年では、消防車をはじめとする消防機械器具も改良されている他、消防体制も整備されてきていることから、市域全体における消防隊の活動範囲等のバランスを考慮した効果的かつ効率的な消防署所の適正配置を行うなど、部隊配置のあり方について見直す必要があります。 ●阪神・淡路大震災の教訓や新潟県中越地震の被害状況から、震災対策において被害を最小限に抑えるためには、消防機関としての災害発生直後の対応と合わせ、消防庁舎の耐震化など地域の防災拠点の整備が必要となります。 |
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施策の概要 | ●消防署所の配置について、市全体で効果的で効率的な配置とするための見直しを行い、消防ポンプ車の有効稼動範囲等を考慮し、市内の消防体制の均一化を図ります。 ●災害時に防災活動拠点としての機能が求められる消防署所の整備を行います。 ●市内8署27出張所のうち、耐震基準を満たしていない幸消防署及び臨港消防署については、建築後約40年経過し老朽化していること、1階部分が消防車両の車庫となっており建物構造上耐震補強が困難なことから、建替えを行います。 |
施策の目標 | ●市内消防体制の均一化を図るために、消防車の現場到着までに時間を要する地域への消防出張所の新設を検討し、公平で平等な消防サービスの提供を確立していきます。 ●災害時における防災活動拠点としての機能に支障が生じないように、消防署所の改築整備を計画的に実施します。 |
評価結果 | (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 | ●麻生区北西部の人口動態の推移、消火栓や防火水槽の数や建物の状況を調査し、現状における課題整理を行い、当該地区への消防出張所新設に向けた検討を行いました。 ●臨港消防署については、建設工事に着手し、2011年度の竣工に向け、進行管理を行いました。 |
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2008 | ||
A | ||
2009 | (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 | ●麻生区北西部が市街地化していることから、当該地区の消防体制のあり方について検討する必要があります。 ●消防署所、ポンプ車及び救急車の必要数の算出根拠は人口を基準としているため、今後の人口増加によりそれぞれ必要数が増加します。 |
A | ||
2010 | (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 | ●消防署所の防災拠点としての充実強化を目指して、消防車の現場到着までに時間を要する地域への消防出張所の新設及び老朽化した消防出張所の計画的な改築整備を推進していきます。 ●臨港消防署については、建設工事に着手し、2011年度中に竣工し、新庁舎での運用を開始する予定です。 ●第3期実行計画においては、麻生消防署(仮称)栗木出張所の整備をすすめるとともに、老朽化した麻生消防署柿生出張所の改築を推進します。 |
A |
A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの
参考指標名(1) | 参考指標名(2) | 参考指標名(3) | |||||||||
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消防署所の充足率 | ポンプ車等の充足率 | 救急隊の充足率 | |||||||||
指標の説明(1) | 指標の説明(2) | 指標の説明(3) | |||||||||
「消防力の整備指針」(総務省消防庁が消防力の基準を示したもの)で定める消防署所の必要数に対する本市の充足率。第2期実行計画中に消防署所の新設計画はないため計画値は変わりません。 | 「消防力の整備指針」(総務省消防庁が消防力の基準を示したもの)で定めるポンプ車等の必要数に対する本市の充足率。第2期実行計画中にポンプ車等の増隊計画はないため計画値は変わりません。 | 「消防力の整備指針」(総務省消防庁が消防力の基準を示したもの)で定める救急隊の必要数に対する本市の充足率。第2期実行計画中に救急隊の増隊計画はないため計画値は変わりません。 | |||||||||
指標の方向性(1) | 指標の方向性(2) | 指標の方向性(3) | |||||||||
年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 |
2008 | 100 | 100 | % | 2008 | 98.2 | 97.3 | % | 2008 | 92.3 | 92.3 | % |
2009 | 100 | 100 | % | 2009 | 98.2 | 97.3 | % | 2009 | 92.3 | 92.3 | % |
2010 | 100 | 97.2 | % | 2010 | 98.2 | 98.3 | % | 2010 | 92.3 | 92.3 | % |
年度 | 2008(H20)年度 | 2009(H21)年度 | 2010(H22)年度 | |||||
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予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | |
事業費合計 | 856,164 | 680,159 | 861,860 | 924,354 | 947,114 | 687,195 | 843,674 | 818,074 |
事務事業名 | 3ヵ年の達成度 | 事務事業名 | 3ヵ年の達成度 |
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消防署所の適正配置 | III | 消防署所の改築事業 | III |
庁舎等整備事業 | III |