施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 21203000 シニア世代が地域社会で能力を発揮するための支援(再掲) 作成課 総合企画局自治政策部
基本政策 幸せな暮らしを共に支えるまちづくり 政策の
基本方向
超高齢社会を見据えた安心のしくみを育てる 基本施策 健康で生きがいを持てる地域づくり
関係課 経済労働局労働雇用部、健康福祉局長寿社会部高齢者在宅サービス課、教育委員会総務部教育改革推進担当、教育委員会生涯学習部生涯学習推進課 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●団塊の世代を中心としたシニア世代が順次退職期を迎え、身近な地域社会において活動したいと考える市民が増加しており、このようなシニア世代が持つ豊富な経験、知識、能力を発揮し、市民サービスの担い手として、地域の課題を自ら解決していくための仕組みづくりが求められています。
施策の概要 ●シニア世代がこれまで培った豊富な経験、知識、能力を地域社会の中で発揮し、地域の課題を解決していくため、地域で活躍する場の創出、情報発信機能、人材育成機能等の整備を図ります。
●シニアの社会参加を促進する人材の育成を目的とした講座等の実施、また、就業機会の確保等により社会参加の場を提供します。
●優れた技術、経験等を持つ企業等退職者のマッチングを行い、地域人材を活用します。
施策の目標 ●シニア世代の豊富な経験、知識、能力を地域社会の中で発揮し、地域活動の担い手となるような支援を進めます。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●いきいきシニアライフ促進事業では、シニア活動推進会議において関連施策の情報共有を図るとともに、ホームページ等により情報提供を行いました。●生涯現役対策事業では、講演会(180人)、傾聴講座(25人)及びパソコン教室(20人)をNPO法人との協働事業により実施し、ボランティアグループを紹介する等の成果をあげました。●高齢者就労支援事業では、シルバー人材センターの登録会員数が年度末現在で4,981人(3月末現在)となり、対前年比196人、4%増となりました。●企業等退職者人材活用事業では、登録シニアによる企業への技術指導を実施し、件数は昨年に比べ企業状況の回復が影響し4件から6件に増加したほか、昨年に引き続き学校教育支援等を実施しました。●社会教育振興事業では、各市民館等で「シニアの社会参加支援事業」16事業を実施し、修了者同士によるグループの立ち上げ、既存の団体への参加等の成果がありました。●老人クラブ育成事業では、シルバーフェスタの開催支援等を行いました。●学校施設の有効活用事業では、シニアをはじめ市民の学習や活動の拠点として利用できるようにするための特別教室等の開放を推進しました。●生涯学習財団補助事業では、小学校の授業をサポートするシニアの人材の養成・派遣やシンポジウムの開催を行いました。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●市内に約6万人いるいわゆる団塊の世代の方々が65歳に達する2012年ごろから、本格的に地域中心の生活に移行することが見込まれています。こうした地域社会の変化を捉え、シニア世代がこれまでに培った豊富な経験・知識・能力を発揮し、地域活動の担い手として活躍するための支援に引き続き取り組んでいく必要があります。
A
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●シニア世代が有する豊富な経験、知識、能力を地域の中で発揮し、地域活動の担い手として活躍ですることができるような支援を着実に進めていきます。●生涯現役対策事業・高齢者就労支援事業・老人クラブ育成事業では、本市の出資法人改革の方向性に沿った取組を進めていくとともに、シルバー人材センター等に対する補助、NPO法人等への委託を通じて、今後ますます増加する高齢者のいきがいや健康づくり、社会参加の促進を図ります。●企業等退職者人材活用事業では、シニアの持っている技術を有効活用し産業に貢献できるよう、支援メニューを研究し、多くのシニアが参加するための広報等も工夫します。
A

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
シルバー人材センター登録会員数 シニア人材と市内中小企業等へのマッチング 学校施設の地域開放
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
より多くの高齢者の就業機会を確保する目標を達成するため、指標として年度末における登録会員数を設定します。 技術・経験を持つシニアの登録者と市内中小企業等とのマッチングを行います。 引き続き未開放の特別教室等の活用を促進し、シニアをはじめ市民の学習や活動の拠点として利用できるよう、整備を行います。
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 大きいほどよい 大きいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 3,500 3,671 2008 10 12 2008 14 14
2009 4,100 4,785 2009 10 4 2009 18 14
2010 4,600 6,000 2010 10 6 2010 20 21

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 0 0 0 0 0 0 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
いきいきシニアライフ促進事業 III 生涯現役対策事業 III
高齢者就労支援事業 III 企業等退職者人材活用支援事業 III
社会教育振興事業 III 老人クラブ育成事業 III
学校施設の有効活用事業 III 生涯学習財団補助事業 III
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