施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 21404000 高齢者の多様な居住環境の整備 作成課 健康福祉局長寿社会部高齢者事業推進課
基本政策 幸せな暮らしを共に支えるまちづくり 政策の
基本方向
超高齢社会を見据えた安心のしくみを育てる 基本施策 介護サービスの充実
関係課 健康福祉局高齢者在宅サービス課、健康福祉局介護保険課、総合企画局企画調整課 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●急速な高齢化が進行する中、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域居住の実現に向け、自助、共助、公助のバランスの取れた多様な居住環境の整備が求められています。
施策の概要 ●特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、認知症高齢者グループホーム、ケア付住宅など、高齢者が住み慣れた地 域で安心して生活できるよう多様な居住環境の整備を図ります。
●介護予防拠点、小規模多機能型居宅介護など在宅支援のための介護サービス基盤の整備を図ります。
●養護老人ホーム「恵楽園」を指定管理者制度により運営するとともに、管理運営手法の検討を図ります。
●介護老人保健施設「三田あすみの丘」について、民営化後の状況を検証し、譲渡の際の契約事項が遵守されているかについて確認します。
施策の目標 ●高齢者の方が安心して暮らし続けられるよう地域居住の実現を目指します。
●特別養護老人ホームについて、平成20年度から25年度までの6年間で概ね1,550床を整備し、入居希望者の受け入れ数の増加に努めます。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●広域型特別養護老人ホームの整備においては、「王禅寺地区」「片平地区」「殿町地区」を開設しました。また、「東小倉地区」「宿河原西地区」について建設工事に着手すると共に、「南幸町地区」及び「河原町地区」について、設置・運営法人の選考、設計の調整及び地元調整を行いました。
●地域密着型特別養護老人ホームの整備においては、「上平間地区」を開設しました。また、「西菅地区」「下小田中地区」については、地域住民との調整や工事工法の検討に時間を要したことから、建設工事には着手したものの開設には至りませんでした。さらに、「小向仲野地区」の設置・運営法人の選考を行い、平成23年度早期の建設工事着手に向けた手続きを進めました。
●介護老人保健施設については、平成22年度開設予定の「今井地区」については、設置・運営法人が平成21年度に工事着手できず、開所の目途がつかなかったことから、法人決定の取り消しを行うとともに、補正予算措置を行い、平成24年度開所予定として新たに設置・運営法人の募集を行いました。
●小規模多機能型居宅介護については、パンフレット配布やホームぺージを活用した周知の実施、国の交付金活用による整備費補助の条件の緩和により事業者参入意欲の向上が図られたことから、新たに9事業者が内定しました。
2008
C
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●特別養護老人ホームの整備促進に向け、平成20年11月に策定した「特別養護老人ホーム整備促進プラン」に基づく取組を進めていますが、平成23年2月に必要整備数を改定し整備目標の引き上げを行いました。
●介護老人保健施設については、設置・運営法人の決定取り消し及び再募集により、整備計画の年次に変更が生じています。
●小規模多機能型居宅介護については、現行の介護報酬では運営が厳しいなどの理由により、事業者の参入が進まないといった課題があります。
C
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●特別養護老人ホームの整備促進に向け、改定後の「特別養護老人ホーム整備促進プラン」の達成に向け、工事工程を含めよりきめ細やかな進捗管理を行うことで、着実な整備を推進します。
●介護老人保健施設については、整備計画の年次に変更が生じたことを踏まえ、事業計画の実現可能性等を十分精査するとともに、工事工程を含めよりきめ細やかな進捗管理を行うことで、着実な整備を推進します。
●小規模多機能型居宅介護については、「第4期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」における整備予定数36か所の達成に向け、市民へ制度周知を行うなど事業者の参入意欲向上に向けた取組を行い、着実な整備を推進します。
C

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
特別養護老人ホーム入居定員 介護老人保健施設の入居定員  
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
特別養護老人ホームの入居定員です。 介護老人保健施設の入居定員です。  
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 2,578 2,578 2008 1,817 1,817 2008      
2009 2,698 2,586 2009 1,997 1,997 2009      
2010 3,134 2,964 2010 2,147 2,001 2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 3,634,083 3,096,540 3,821,001 5,009,522 3,929,795 3,501,451 5,586,423 5,322,113

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
介護サービスの基盤整備事業 IV 軽費老人ホームの運営 III
恵楽園の運営 III 川崎市老人福祉施設事業協会の運営 III
民間老人福祉施設入所者処遇改善及び施設振興 III 高齢者住宅対策事業 III
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