施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 22101000 障害を正しく理解するための啓発促進 作成課 健康福祉局障害保健福祉部精神保健課
基本政策 幸せな暮らしを共に支えるまちづくり 政策の
基本方向
障害のある人が地域で共に暮らせる社会をつくる 基本施策 障害への理解と支え合いの促進
関係課 障害保健福祉部障害計画課、障害福祉課、精神保健福祉センター 重点  

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●障害者と共に暮らす社会をめざして、障害に対する正しい知識を普及することや、障害者を支える人材の育成と障害者団体などの活動を支える取り組みを継続して進めることが課題となっています。
●障害者の社会参加を目的とする障害者就労の普及・啓発の場が必要です。
●昨今自殺者の増加が大きな社会問題となっており、早急な自殺対策を進める必要がある他、犯罪被害や災害時こころのケア、学校や職場のメンタルヘルス対策を継続して進める必要があります。
施策の概要 ●市民への障害に関する正確な情報の提供、就労の場の拡充、障害のある人との交流の場の提供、普及啓発講座を開催することなどにより、障害への理解を促進します。
●精神障害者理解のため、メンタルヘルスや精神疾患についての普及啓発を図ります。
施策の目標 ●市民向けのシンポジウムなどの実施等を通じて障害のある人に対する理解を促進し、障害のある人を支える人材の育成と障害者団体などの活動を支える取組を通じて、障害のある人が地域で共に暮らせる社会を目指します。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●メンタルヘルスの対象領域が広がっていく中、9月に開催した「こころの健康セミナー」には426名と昨年度のおよそ3倍の市民にご参加いただくとともに、映画館での普及映像の放映や5,000名へのチケットサンプリングによるパンフレット配布、南武線車内広告の掲載等を通じて幅広く普及啓発を行いました。また、支援者育成にも取り組み、産業メンタルヘルス関係の講演会や教育関係との連携をすすめました。
●各関係団体等との連携を行い、広報等にも取り組みました。市民の集いでは、ほぼ計画値どおりの543名の市民の参加を得て普及啓発を行いました。また、障害者スポーツ大会についても昨年度の571名を大きく上回る約650名の参加があり、障害者にとって数少ない貴重な社会参加事業として位置づけられていることが再認識できました。
●障害者ふれあいショップについては、障害者就労の普及啓発の推進、また障害者が社会参加を実現できる場として展開できるよう、市政だよりへの掲載を行うとともに、新聞社の取材に対し、障害者雇用の一形態としての紹介を行いました。また、ふれあいショップ運営委員会に出席し、活動状況の把握を行うとともに、より多くの障害者の利用を促進するための「利用者募集のあり方や利用期間の設定」等の課題検討を行いました。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●今後に向けても、さらなる普及啓発や人材育成等に取り組んでいく必要があります。
A
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●市民への障害に関する情報提供、障害者との交流の場の提供、正しい知識の普及啓発を目的とした講座の開催などにより、障害に対する正しい理解の促進を図ります。
●メンタルヘルスや精神疾患に関する正しい知識のほか、精神障害者に対する理解の促進を図るため、講演会の開催、リーフレットや冊子等を活用した普及啓発を図ります。
●各事業についての必要性は変わることはなく、取り組みを継続してまいります。
A

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
各区保健福祉センターにおける精神保健福祉相談・支援件数 市民のつどい(普及・啓発)参加者数  
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
各区保健福祉センターにおいて、精神科嘱託医・社会福祉職・保健師等により個別相談、支援を行います。 年に1回開催し、より多くの市民に参加してもらうことにより、障害(身体・知的・精神)に対する正しい知識の普及啓発を行うとともに、障害のある人への理解の促進を行います。  
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
現状維持 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 30,000 17,831 2008 550 659 2008      
2009 30,000 21,355 2009 550 520 2009      
2010 30,000 18,263 2010 550 543 2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 48,252 43,780 47,307 47,242 45,236 45,324 48,481 45,769

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
精神保健福祉に関する業務 III 精神保健事業 III
障害者ふれあいショップ運営事業 III 障害者社会参加促進事業 III
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