施策課題 | 22102000 | 障害者を支える人材の育成 | 作成課 | 健康福祉局障害保健福祉部障害計画課 | |||||
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基本政策 | 幸せな暮らしを共に支えるまちづくり | 政策の 基本方向 |
障害のある人が地域で共に暮らせる社会をつくる | 基本施策 | 障害への理解と支え合いの促進 | ||||
関係課 | 障害保健福祉部障害福祉課 市民・こども局こども本部こども家庭センター | 重点 |
当該施策によって 解決すべき課題 |
●障害のある人と共に暮らす、共生社会(ノーマライゼーション)の実現に向けては、障害に対する正しい知識や障害のある人を支援する技術等を有する人材の育成が求められています。 |
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施策の概要 | ●相談支援事業所や障害者施設等において相談支援に従事する職員を養成するための相談支援従事者初任者研修、及び相談支援専門員として一定の経験を有する職員の資質の向上を目的とした現任研修を、市社会福祉協議会に委託して行います。 ●居宅介護や移動支援等に従事する職員の養成と適切なサービス提供を目的とした研修を、市社会福祉協議会への委託や事業者指定などにより実施します。 ●コミュニケーション支援に従事する手話通訳者・要約筆記者、盲ろう者通訳介助員などを養成するための研修を、聴覚障害者情報センター等と連携して実施します。 ●リハビリテーション福祉センターや療育センターの専門職の資質の向上や意欲の高揚を図るため、内部研修を実施するとともに、国立身体障害者リハビリテーションセンターや全国精神障害者社会復帰施設協会等が主催する外部研修や学会への参加の機会を提供します。 |
施策の目標 | ●多様な障害特性に応じた専門的支援を提供する質の高い人材の育成と確保を目指し、相談支援や居宅介護・移動支援・コミュニケーション支援等に従事する職員に対して、必要な知識と支援技術の習得および資質の向上のための研修を行うとともに、研修内容の充実を図ります。 |
評価結果 | (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 | ●相談支援従事者初任者研修及び現任研修について、障害者福祉や障害特性への理解、ケアマネジメント演習等からなる国のカリキュラムを基本に実施しました。これらの研修において研修効果をあげるため、市独自の研修内容をカリキュラムに加えるとともに、演習方法について学識経験者や演習指導員と打合せを重ね、研修内容の充実を図りました。今年度は初任者研修の修了者が77名、現任研修の修了者が25名で、初任者研修の修了者の延べ人数は1,022名になりました。 ●自立支援協議会に研修企画部会を設置し、相談支援従事者のレベルに応じた研修体系の構築に向けた検討を行いました。 ●障害児者施設の職員に対する専門職員研修や、サービス提供事業所等において居宅介護・移動支援・コミュニケーション支援などに従事する職員に対する研修を行い、質の高いサービスを提供するための人材の確保と育成を図りました。 |
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2008 | ||
A | ||
2009 | (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 | ●障害者の地域生活を支えていくためには、ニーズの多様化や障害者とその家族の高齢化、複雑困難な課題等への対応が求められており、ケアマネジメントの重要性がますます増大しています。 ●専門職員研修については研修受講者のニーズに対応し研修効果をあげるため、受講者に対するアンケート結果を解析するとともに、専門職員の連絡会等において研修内容や効果的な実施方法について検討する必要があります。また、専門職員以外の職員についてもニーズを把握し、職員育成と連動した研修の実施が求められています。 ●サービス提供従事者研修については、障害者自立支援法の一部改正への対応を図る必要があります。 |
A | ||
2010 | (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 | ●自立支援協議会の研修企画部会における取り組みを進め、相談支援専門員のレベルに応じた研修体系の構築及び新たな研修の企画と実施により、相談支援従事者の育成と支援技術の向上に努めます。 ●専門職員研修について研修内容を充実させるとともに専門職員以外の職員にも受講の機会を拡大し、障害児者施設の職員全体の資質の向上を図ります。 ●サービス提供従事者に対する研修について、国の動向を踏まえながら研修の内容や実施方法について検討します。 |
B |
A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの
参考指標名(1) | 参考指標名(2) | 参考指標名(3) | |||||||||
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相談支援従事者養成研修修了者数 | |||||||||||
指標の説明(1) | 指標の説明(2) | 指標の説明(3) | |||||||||
相談支援従事者初任者研修の修了が相談支援専門員の要件となっており、修了者数が増加することは、障害のある人への専門的支援が行える人材の養成状況(進捗度合い)を測る有効な指標となります。 | |||||||||||
指標の方向性(1) | 指標の方向性(2) | 指標の方向性(3) | |||||||||
大きいほどよい | |||||||||||
年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 |
2008 | 830 | 837 | 人 | 2008 | 2008 | ||||||
2009 | 900 | 945 | 人 | 2009 | 2009 | ||||||
2010 | 970 | 1,022 | 人 | 2010 | 2010 |
年度 | 2008(H20)年度 | 2009(H21)年度 | 2010(H22)年度 | |||||
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予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | |
事業費合計 | 22,607 | 16,917 | 22,029 | 22,183 | 17,490 | 21,421 | 22,188 | 12,276 |
事務事業名 | 3ヵ年の達成度 | 事務事業名 | 3ヵ年の達成度 |
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専門職員研修 | III | 障害者支援制度実施事業 | III |
聴覚障害者情報文化センターの運営 | III |