施策課題 | 24101000 | 市民の生涯を通じた健康自己管理への支援 | 作成課 | 健康福祉局保健医療部健康増進課 | |||||
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基本政策 | 幸せな暮らしを共に支えるまちづくり | 政策の 基本方向 |
すこやかで健全に暮らす | 基本施策 | 市民の健康づくりの推進 | ||||
関係課 | 各区役所保健福祉センター地域保健福祉課 | 重点 | ■ |
当該施策によって 解決すべき課題 |
●生活習慣病予防や健康増進など、健康に関する正しい知識の普及により、自らの健康は自ら守るという認識と自覚を高めるとともに、健診の受診率向上、対象者に対するフォローアップ体制の強化等を図ることで、生活習慣病に起因する壮年期死亡や障害を予防し、健康寿命の延伸と生活の質の向上を図る必要性が高まっています。 ●がんが国民の疾病による死亡の最大の原因であり、本市においても死因の第1位となっていることから、壮年期からの健康づくりと疾病の早期発見・早期治療が必要となっています。 |
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施策の概要 | ●健康増進法に基づいて、がん検診をはじめとした健診事業を行うことにより、市民の健康づくりを支援します。 ●健康教育・健康相談をはじめとした保健事業を健康増進法に基づく事業として実施します。 ●心臓病、脳血管疾患、高血圧、糖尿病等の生活習慣病対策として、医療保険者が40歳から74歳の被保険者に対して特定健診・特定保健指導を実施していますが、75歳以上の高齢者においても、早期発見・早期治療は重要であるため、健康増進法に基づき、健診事業を実施します。 ●市民の生涯を通じた歯科保健の普及啓発のため、歯科健診、歯科相談、歯科保健指導などを実施します。 |
施策の目標 | ●疾病の早期発見・早期治療に向けた、がん検診をはじめとする健康増進法に基づく各種健診事業の推進により、市民の健康寿命の延伸と生活の質の向上を目指します。 |
評価結果 | (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 | ●がん検診については、受診勧奨に向け特定健診や後期高齢者健診の個別通知時において制度案内を同封しました。また、市政だよりや市ホームページ、女性特有のがん検診推進事業の実施、受診勧奨に向けた講演会・イベント等を開催し、受診率の向上に努めました。その結果、受診者につきましては、平成21年度の189,630人から平成22年度は208,389人と増加しました。 ●健康増進法に基づく検診事業については、がん検診と同様に特定健診及び後期高齢者健診の個別通知時に制度案を同封し、受診勧奨に努めました。また、市政だよりや市ホームページの掲載、検診対象者への受診券の個別通知を行った結果、骨粗鬆症検診は2,232人、歯周疾患検診は前年度増の3,234人となりました。 ●後期高齢者健診は、対象者全員への個別通知、市政だより・市ホームページへの掲載により制度周知に努めた結果、受診者数は微増となり、受診率も前年度並みの約30%(30,122人)となる見込みです。(県平均25%、全国平均24%) ●歯科保健に関する指導ならびに知識の普及啓発等を実施した結果、平成22年度の3歳児でむし歯のない幼児の割合は、前年度並みの87.86%(11,150人)となりました。 |
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2008 | ||
B | ||
2009 | (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 | ●がん検診の受診者数については着実に増加しておりますが、今後も引続き受診率の向上を図る必要があります。 ●健康増進法に基づく検診についても、がん検診と同様に受診率の更なる向上を図る必要があります。 ●後期高齢者健診の受診率は約30%で推移していますが、今後も増加する高齢者の健康寿命の延伸と生活の質の向上を図るため、受診率向上を図る必要があります。 ●3歳児でむし歯のない幼児の割合については85%以上の水準を維持しておりますが、今後も引続き歯科保健活動を通じて、むし歯予防に努めていく必要があります。 |
B | ||
2010 | (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 | ●がん検診の受診勧奨については、今後も受診率向上に向けた取り組みを実施していきます。 ●健康増進法に基づく検診については、今後とも制度の周知、個別通知の内容及び方法等について検証していき、受診率向上に向けた取り組みを実施していきます。 ●後期高齢者健診は、対象者全員への個別通知、自己負担なし、受診期間通年という実施方法により受診しやすい環境を維持し、制度の周知啓発により受診者の増加を図っていきます。 ●むし歯予防については、今後も3歳児でむし歯のない幼児の割合向上に向けた取り組みを実施していきます。 |
B |
A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの
参考指標名(1) | 参考指標名(2) | 参考指標名(3) | |||||||||
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がん検診の受診者数 | 後期高齢者健診の受診率 | 3歳児でむし歯のない幼児の割合 | |||||||||
指標の説明(1) | 指標の説明(2) | 指標の説明(3) | |||||||||
市内医療機関、区役所保健福祉センターで実施する(1)胃がん、(2)子宮がん、(3)乳がん、(4)肺がん、(5)大腸がんの各検診の受診者数 | 75歳以上の後期高齢者医療制度に加入している市民を対象に市内医療機関において実施する健康診査の受診率 ※確定が平成23年11月頃となるため、2010年度実績は見込み値です。 |
3歳児は乳歯が生え揃う時期であり、この時にむし歯のない幼児の割合を把握することにより生涯を通じた予防の大切さが生活習慣となる契機となります。 | |||||||||
指標の方向性(1) | 指標の方向性(2) | 指標の方向性(3) | |||||||||
大きいほどよい | 大きいほどよい | 大きいほどよい | |||||||||
年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 |
2008 | 106,419 | 145,408 | 人 | 2008 | 35.7 | 30.6 | % | 2008 | 100 | 86.7 | % |
2009 | 118,200 | 189,630 | 人 | 2009 | 36.6 | 30.6 | % | 2009 | 100 | 86.7 | % |
2010 | 155,754 | 208,389 | 人 | 2010 | 37.5 | 30.6 | % | 2010 | 100 | 87.86 | % |
年度 | 2008(H20)年度 | 2009(H21)年度 | 2010(H22)年度 | |||||
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予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | |
事業費合計 | 2,321,575 | 1,974,505 | 2,649,587 | 1,980,846 | 1,997,218 | 2,651,399 | 2,319,623 | 2,175,553 |
事務事業名 | 3ヵ年の達成度 | 事務事業名 | 3ヵ年の達成度 |
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がん検診事業 | III | 健康増進法等検診事業 | III |
健康診断・検査事業 | III | 市民歯科健康事業 | III |
後期高齢者健診事業 | III |