施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 25102000 医療人材の養成の推進 作成課 健康福祉局保健医療部地域医療課
基本政策 幸せな暮らしを共に支えるまちづくり 政策の
基本方向
地域での確かな医療を供給する 基本施策 医療供給体制の確保
関係課 看護短期大学事務局総務学生課 重点  

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●看護職員に係る県の平成18年から5年間の需給見通しでは、県内の看護職員は現在、大きく不足している状況で、その一方では離職率も高いことから、地域医療を維持するために看護職員の人材確保が急務となっています。看護師の確保対策として、人材育成と定着促進の支援が必要です。
●医療技術の進歩による医療の高度化・複雑化に伴い、資質の高い看護職員の養成が求められています。
施策の概要 ●市内の看護師養成所の支援や、看護師等修学資金貸付事業、市民への広報により人材の確保と育成を支援します。
●女性看護師が働きやすい職場づくりのため、県と協調して病院内保育所運営費を補助し、定着促進を支援します。
●看護に関する高度な知識及び技術を身につけるとともに、豊かな教養と人格を備え、社会の保健医療の向上に寄与する有能な人材を育成するため、看護短期大学の管理運営の中で、カリキュラムの充実、市内医療機関への就職を勧奨する進路ガイダンス等を実施します。
施策の目標 ●質の高い看護実践能力を有するとともに、地域社会に貢献できる看護師の育成を推進して、市内医療機関における医療人材の確保を図ります。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●市内の看護師養成所3施設(聖マリアンナ医科大学看護専門学校・高津看護専門学校・川崎市医師会付属准看護学校)に対する支援を行なうとともに、市内の医療機関に就職を希望する看護学生40人に対して看護師等修学資金貸付事業による支援を行ないました。また、川崎市医師会・川崎市病院協会・川崎市看護協会が行なう一日看護体験・看護フェスティバルなどの支援を通じて、青少年に対して職業としての看護師の魅力を広報しました。
●川崎市看護師養成確保事業団による川崎看護専門学校の運営を支援しました。平成22年度看護師国家試験の合格率は100%をでした。
●病院内保育所10施設の運営費補助を行い、女性医師・看護師等が働きやすい職場環境づくりを支援しました。
●看護短期大学では、病院局との連携により進路ガイダンスを開催したほか、極め細やかな進路相談と情報提供を行った結果、本年度卒業生のうち市内就職者は52.3%でした。
●看護短期大学局内検討会議にて、看護短期大学の今後のあり方について必要な検討を行いました。
2008
B
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●国の第七次看護職員需給見通しでは、県内でも大幅な看護師の不足が見込まれています。
●少子化による全国的な短期大学入学希望者の減少が見られるなか、医療の高度化に対応する看護基礎教育の質的な充実の声が高まるなど、看護短期大学を取り巻く状況は大きく変化していますが、一方で長引く経済状況の停滞と看護師の不足が公立看護短期大学への需要を促しており、今後の方向性を見極める必要があります。
B
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●引き続き、市内の看護師養成所に対する支援を行なうとともに、看護師等修学資金貸付事業を行ないます。また、医療関係団体が行なう広報事業を支援します。
●川崎市看護師養成確保事業団の公益法人化に取り組むとともに、川崎看護専門学校の運営を支援します。
●病院内保育所10施設の運営費補助を継続し、女性医師・看護師等が働きやすい職場環境づくりを支援します。
●看護短期大学では今後のあり方について引き続き検討を行いながら、潜在看護師の再教育など当面の看護師不足等の課題に対する取組を行います。
B

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
市内医療機関への就職率 看護師国家試験合格率  
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
看護短期大学卒業生の市内医療機関への就職率 川崎市看護専門学校卒業生の国家試験合格率  
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 100 43.4 % 2008 100 92.5 % 2008      
2009 100 51.3 % 2009 100 100 % 2009      
2010 100 52.3 % 2010 100 100 % 2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 721,434 666,329 707,293 711,395 671,275 683,959 719,327 674,935

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
看護短期大学の管理運営 III 川崎市看護師養成確保事業団運営補助事業 III
医療技術者確保事業(看護師) III    
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