施策課題 | 31303000 | 児童虐待の防止 | 作成課 | 市民・こども局こども支援部こども福祉課 | |||||
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基本政策 | 人を育て心を育むまちづくり | 政策の 基本方向 |
子育てを地域社会全体で支える | 基本施策 | 子育てを支援する体制づくり | ||||
関係課 | 市民・こども局こども家庭センター 中央児童相談所 南部児童相談所 | 重点 |
当該施策によって 解決すべき課題 |
●児童に関する相談が複雑、多様化している中で、必要に応じて支援を行う高度専門的な相談・支援機能を向上させる必要があります。 ●児童虐待相談・通告件数が増加していることから、各機関とのネットワークを強化し、多様な子育て支援、虐待の早期発見・早期対応及び家族関係の修復のための環境整備を図る必要があります。 ●要保護児童が、施設等で健全な成長ができるよう、処遇の向上及び処遇の場の拡充を図る必要があります。 |
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施策の概要 | ●相談支援の強化、関係機関とのネットワークの充実強化を進め、虐待ケースの家族関係修復を図るなどの専門的な支援体制を整備します。 ●各児童相談所において、児童に関する各種相談を受け、支援機能を充実させるとともに、事情により家庭での養育が困難な児童を保護し、心身の安全と健全な生活を確保します。 ●要保護児童の処遇向上及び処遇の場の拡充を図るため、要保護児童施設の整備に向けた取組を推進します。 |
施策の目標 | ●要保護児童対策地域協議会において、関係機関・関係団体との連携により要保護児童対策の推進を図ります。 ●24時間365日の電話相談により、児童相談所の夜間・休日の迅速な連携・対応をします。 ●虐待の通告があってから、48時間以内に児童の安全確認に対応できる体制を図ります。 ●児童虐待について、理解を深めるために広報・社会的啓発活動を実施します。 ●里親制度の広報に努め里親登録の拡充を図るとともに、児童ファミリーグループホームの増設を図ります。 |
評価結果 | (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 | ●児童に関する相談が複雑、多様化している中で、必要に応じて支援を行う高度専門的な相談・支援機能の向上に向け、こども家庭センター(新中央児童相談所)の高度専門的相談支援機能(医療的分野の診断・評価等)の拡充を図りました。 ●児童虐待相談・通告件数が増加していることから、多様な子育て支援、虐待の早期発見・早期対応にむけ、関係機関・関係団体との連携による要保護児童対策の推進を図りました。また、24時間365日の電話相談により、児童相談所の夜間・休日の迅速な対応、及び、虐待通告を受けてから48時間以内の児童の安全確認を行い、子どもの安全確保に対応しました。 ●要保護児童が、施設等で健全な成長ができるよう、乳児院の開設及び要保護児童施設の整備に向けた取り組みを推進いたしました。 ●児童虐待の理解を深めるために広く広報・啓発活動を実施いたしました。 ●里親登録の拡充に向け、講演会等の機会を設け里親制度の広報に努めました。 |
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2008 | ||
A | ||
2009 | (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 | |
A | ||
2010 | (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 | ●児童虐待の全国的な傾向として、生後間もない乳児の虐待死亡事例が増加しています。そのため、医療機関、母子保健部門等、地域の関係機関・関係団体と連携し、妊娠期からの子育て相談・支援機能の向上を図り、児童虐待を未然に防ぐための取り組みの推進を図ります。 ●里親支援・拡充に向けた取り組みを推進します。 ●要保護児童の処遇向上及び処遇の場の拡充を図るため、要保護児童施設の整備に向けた取組を推進します。 |
A |
A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの
参考指標名(1) | 参考指標名(2) | 参考指標名(3) | |||||||||
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児童虐待相談・通告件数 | 電話相談受付件数 | 子ども家庭支援員派遣件数 | |||||||||
指標の説明(1) | 指標の説明(2) | 指標の説明(3) | |||||||||
この件数は児童虐待防止対策事業が機能していることを実証しますが、件数が多いほどよいものではなく、成果を件数の増減で捉えることはできません。しかしながら、事業の拡充には寄与します。 | 児童虐待防止センターの件数。この件数は児童虐待防止対策事業が機能していることを実証しますが、件数が多いほどよいものではなく、成果を件数の増減で捉えることはできません。しかしながら、事業の拡充には寄与します。 | 被虐待児のいる世帯への訪問相談支援員派遣件数。この件数は単純に多いほどよいものではなく、成果を件数の増減で捉えることは困難ですが、件数の増加により相談支援体制が厚くなり、事業としては充実します。 | |||||||||
指標の方向性(1) | 指標の方向性(2) | 指標の方向性(3) | |||||||||
年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 |
2008 | 500 | 500 | 件 | 2008 | 1,500 | 1,500 | 件 | 2008 | 500 | 500 | 件 |
2009 | 550 | 751 | 件 | 2009 | 1,600 | 1,948 | 件 | 2009 | 600 | 514 | 件 |
2010 | 600 | 1,047 | 件 | 2010 | 1,700 | 2,494 | 件 | 2010 | 700 | 110 | 件 |
年度 | 2008(H20)年度 | 2009(H21)年度 | 2010(H22)年度 | |||||
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予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | |
事業費合計 | 107,741 | 104,912 | 105,530 | 105,164 | 101,126 | 101,832 | 115,839 | 110,170 |
事務事業名 | 3ヵ年の達成度 | 事務事業名 | 3ヵ年の達成度 |
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児童虐待防止対策事業 | III |