施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 32302000 保護者・地域住民の参加促進と区における教育体制の整備 作成課 教育委員会事務局学校教育部指導課
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
子どもが生きる力を身につける 基本施策 地域に開かれた特色ある学校づくり
関係課 教育委員会事務局企画課・生涯学習推進課 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●学校がかかえる不登校、いじめ、暴力行為、虐待などの児童生徒指導上の課題に対し、地域社会との連携を強化して解決を図るために、学校にとって身近な区役所内に教育支援の担当を配置し、学校を支援する必要があります。
施策の概要 ●各区役所に配置した教育担当が、区役所内の保健福祉サービス課などと連携して学校運営全般に係る支援の強化、教育相談への迅速な対応など、学校現場へのきめ細やかな対応を進めていきます。
●学校・家庭・地域社会が一体となって学校運営に取り組むコミュニティ・スクールを各区に設立するとともに、その取り組みの成果を他の学校に波及させることなどにより、学校・家庭・地域社会が連携して、よりよい教育の実現を目指します。
施策の目標 ●いじめ・不登校・暴力行為・虐待などの問題を抱える児童生徒へのきめ細やかな相談・救済支援や児童生徒の置かれた環境の改善へ向けた支援を推進します。
●地域と学校が協働し、学校運営に取り組む学校運営協議会を設置したコミュニティ・スクールの指定を行い、取り組みの成果を他の学校に波及させ、学校教育活動の活性化を目指します。
●地域教育力の向上を目指し、学校と地域教育会議が連携して事業を展開します。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●不登校・いじめ・暴力行為・児童虐待といった問題を抱える児童生徒に対して、各学校からの要請に応じて区・教育担当とそのもとに配置したスクールソーシャルワーカーが、児童生徒の置かれた環境へ働きかけたり、児童相談所や保健福祉センターなどの相談関係機関とのネットワークを活用したりして、問題を抱える児童生徒・保護者及び担任等へのきめ細やかな相談・救済支援や児童生徒の置かれた環境の改善を図りました。
●コミュニティ・スクールに指定されている8校で、学校と保護者と地域の方々が協力し合い、様々な学習活動や子どもたちの安全で安心な学校生活を守るための取組み等を行うことができました。
●地域や学校との協働を進める中学校区地域教育会議と区全体での生涯学習や中学校区地域教育会議を支援する行政区地域教育会議がそれぞれの活動にあわせて配分できる活性化予算を継続し、さらなる連携や地域課題への対応が行えるようにしました。
2008
B
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●区・教育担当とスクールソーシャルワーカーが、不登校・いじめ・暴力行為・児童虐待といった問題を抱える児童生徒に対して、迅速かつ適切な対応を心がけて相談・救済支援にあたってきましたが、原因は友達関係や家庭環境、発達障害などが複雑に絡むことが多く、その大半は解決には至っておらず、継続的な支援や見守りが必要となっています。
●コミュニティ・スクール8校で行われている先進的な活動や取組を他の学校に波及させ、全ての学校で実質的にコミュニティ・スクール的な活動が行えるよう、その取組内容を周知することが必要です。
●地域教育会議については、さらなる活性化に向け、各種事業の実施、検証や参加促進の取り組みが課題になります。
B
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●区・教育担当のもとに配置したスクールソーシャルワーカーの活用・拡充を図り、各区役所・こども支援室や保健福祉センター、児童相談所等との相談・救済支援の連携を一層進め、問題を抱える児童生徒・保護者に寄り添ったきめ細やかな支援の充実をめざします。
●コミュニティ・スクール8校で行われている先進的な活動や取組を他の学校に波及させることができるよう、パンフレットを作成したり、フォーラムを開催するなど、さらなる周知を図っていきます。
●地域教育会議については、中学校区・行政区の連携を図り、それぞれの特性に応じた活動を推進します。
B

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
学校関係者評価実施校数    
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
保護者や地域住民などが、各学校の自己評価の結果を評価すること等を通じて、客観性・透明性を高めるとともに、現状と課題について共通理解を深めて相互の連携を促し、学校運営の改善への協力を促進することを目的として行うものです。    
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい    
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 140 150 2008       2008      
2009 151 159 2009       2009      
2010 160 165 2010       2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 271,464 251,979 267,263 269,674 261,886 255,659 290,566 273,907

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
地域等による学校運営への参加促進事業 III 区における教育体制推進事業 III
市民教育活動支援事業 III    
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