施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 33102000 自ら学び、活動するための支援 作成課 教育委員会事務局生涯学習部生涯学習推進課
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
生涯を通じて学び成長する 基本施策 いきいきと学び、活動するための環境づくり
関係課 教育文化会館、各市民館・分館、総合教育センター情報・視聴覚センター
教育委員会事務局学校教育部指導課
重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●学習機会の提供によって市民が学んだ成果を地域づくりや市民活動に還元していくための生涯学習を展開し、地域の豊かな人材や資源を活かして、次世代の市民の育成や地域の教育力を形成することが課題となっています。
●行政区単位で生涯学習をコーディネートし、日常生活圏の課題解決に向けた学習や活動を支援する多様なネットワークと支援体制を整備する必要があり、地域における市民の自主的、主体的な学習活動や市民活動を効果的に支援し、地域の力を伸ばしていくことが課題となっています。
●シニア世代を対象に、地域における関係構築や活動のノウハウの提供について効果的に支援を行い、それまで培ってきた能力を地域で十分に発揮できるよう支援を行っていくことが課題となっています。
施策の概要 ●地域の関係機関やグループ・団体との協力関係を強め、生涯学習の充実を図っていくため、市民館を市民の学習や活動を支援する各区の拠点と位置づけ、社会・地域の課題に応じた学習機会の提供、相談事業や場の提供などにより、学習及び活動の支援、社会教育に係わる市民団体やボランティアの育成、市民のネットワークづくりを行います。
●市民の主体的な生涯学習の活性化を図るため、市民の企画・運営による市民自主学級・市民自主企画事業を充実させるとともに、そのための研修機会を提供します。
●生涯学習における、市民の参加・参画・協働の機会をより広範に広げるために、インターネットを活用した学習情報の提供を推進し、情報化社会に対応した市民の学習環境を整備するため、学校教育や生涯学習の多様なニーズに対応した視聴覚教材・機材などを整備します。
施策の目標 ●市民の学習及び活動の支援、社会教育に係わる市民団体、ボランティアの育成、市民のネットワークづくりなどを行い、市民の力による地域の教育力向上を目指します。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●市民との協働により創り上げる市民自主学級等のコーディネートや市民エンパワーメント研修等の実施により、市民の主体的な学習活動や地域活動に向けた意欲喚起や活動ノウハウの提供等を図り、地域における新たな担い手育成や地域の教育力向上に寄与しました。
●教育文化会館・市民館・分館の学習事業実施にあたっては区役所等関係機関と連携を図りながら地域に根ざした事業展開を図るとともに、生涯学習情報の提供や相談対応に取り組むことにより、地域の課題解決に向けた地域力形成を支援しました。
●シニアの社会参加支援事業を拡充し、教育文化会館・市民館・分館全館13館で16事業を実施しました。本事業においては、地域における人間関係づくりの機会や活動ノウハウを提供し、シニア世代の地域への関心を喚起するとともに、地域参加に向けた自主グループ結成につなげることができました。
●地域や学校との協働を進める中学校区地域教育会議と区全体での生涯学習や中学校区地域教育会議を支援する行政区地域教育会議がそれぞれの活動にあわせて配分できる活性化予算を継続し、さらなる連携や地域課題への対応が行えるようにしました。また、子どもの意見表明の場として川崎市子ども会議と各地域教育会議の中学校区・行政区子ども会議を開催しました。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●教育文化会館・市民館・分館については、地域における生涯学習の拠点として今後さらに地域に根ざした事業展開を図る必要があり、区役所等関係機関との連携強化をさらに進める必要があります。
●地域教育会議については、さらなる活性化に向け、各種事業の実施・検証や参加促進の取り組みが課題になります。また、川崎市子ども会議と各地域教育会議の中学校区・行政区子ども会議のさらなる連携が課題になります。
A
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●教育文化会館・市民館・分館の学習事業実施にあたっては、区役所等関係機関との連携強化を図りながら地域ニーズの的確な把握に努めるとともに、事業担当者会議等の実施により取組に関する情報交換等を図りながら、学習成果を地域課題解決につなげる事業展開を進めていきます。
●地域教育会議については、中学校区・行政区の連携を図り、それぞれの特性に応じた活動を推進します。また、川崎市子ども会議と各地域教育会議の中学校区・行政区子ども会議の連携を図ります。
A

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
     
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
●市民が自ら学び、活動するための支援に関する事業は、市民がどのように自主的、主体的に学びや活動に参画し、その結果として地域の教育力がどのように向上したかを評価するものであり、それを一般的な数値指標で表すことは困難です。    
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
     
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008       2008       2008      
2009       2009       2009      
2010       2010       2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 522,319 486,165 510,390 516,303 509,473 488,766 499,441 471,489

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
社会教育振興事業 III 市民教育活動支援事業 III
地域青少年活動振興事業 III 生涯学習情報の収集・提供事業 III
視聴覚教育事業 III    
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