施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 41303000 環境技術を活かした国際貢献 作成課 環境局地球環境推進室
基本政策 環境を守り自然と調和したまちづくり 政策の
基本方向
環境に配慮し循環型のしくみをつくる 基本施策 環境配慮型社会の形成に向けた取組
関係課 環境局環境技術情報センター、経済労働局工業振興課、経済労働局国際経済・アジア起業家支援室 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●環境問題に国境はなく、地球規模での環境改善は喫緊の課題です。特に工業化の著しいアジア諸国において環境配慮への取組が促進されることが望まれて、そのためには、川崎市が公害克服に向けた取り組みの過程で蓄積してきた環境技術による国際貢献が求められています。
●持続可能な社会づくりに向けては、産業界における持続可能な企業理念の形成と、社会的責任に基づく事業活動の展開を促進する必要があります。
施策の概要 ●アジア・太平洋エコビジネスフォーラムを開催します。
●瀋陽市との循環経済発展協定に基づき、環境技術研修生の受入れをはじめ、海外からの環境に関する研修・視察の受入れを行い、途上国の環境問題の改善に寄与します。
●民間レベルの環境技術の移転について、側面的な支援を行います。
●「国連グローバル・コンパクト」、「かわさきコンパクト」を推進します。
施策の目標 ●持続可能な社会の地球規模での実現を目指し、環境技術の移転による環境改善など、環境技術を活かした国際貢献を進めます。
●アジア・太平洋エコビジネスフォーラムやUNEP連携エコタウンプロジェクト会議など、UNEPと連携した取組を進め、アジアをはじめとした途上国の環境改善に寄与します。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●国連環境計画(UNEP:環境に関する諸活動の総合的な調整を行なうとともに新たな問題に対しての国際的協力を推進することを目的としている国際連合の機関)と連携して、先進的な環境技術・戦略の情報交換の場として「第7回アジア・太平洋エコビジネスフォーラム」を国際環境技術展と連携して開催しました。海外からは、中国、マレーシア等のアジア諸国から延べ約200人が参加するとともに、環境省、国立環境研究所、地球環境センター等の関係機関からも多数出席いただき、先進的な取組の情報交換及び参加都市間の連携を推進しました。
●日中政府間で締結された「川崎市及び中国瀋陽市の環境に関する取組を支援する覚書」及び「川崎市・瀋陽市循環経済発展協力に関する協定書」に基づき交流を促進し、11月の約1ヶ月間に2人の瀋陽市環境保護局研修生の受入れを行いました。また、友好都市30周年記念事業の準備を行いました。
●アジアを中心とした諸外国から、延べ900人弱の視察を受け入れました。
●「かわさきコンパクト」を推進するため、セミナーを3回開催し、参加事業者と市民活動の連携を促進するとともに、自治推進フォーラムと連携して「かわさきコンパクトフォーラム」を開催しました。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等  
A
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●「アジア・太平洋エコビジネスフォーラム」の開催など、国連環境計画(UNEP)と連携した取組を継続します。
●環境省、国立環境研究所などの関係機関と連携して、瀋陽市の循環経済の発展に貢献していきます。
●「国連グローバル・コンパクト(企業や組織が環境等4分野で支持し実践する国連事務総長が提唱した10原則)」を支持推進し、その市内展開である「かわさきコンパクト」の参加企業、市民団体を増やし、活動を活発化していきます。
A

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
海外からの視察受入れ人数    
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
海外から、川崎の環境への取組や環境技術の視察や研修にいらっしゃった人数を参考指標とします。    
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい    
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008   381 2008       2008      
2009   795 2009       2009      
2010   872 2010       2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 49,414 59,218 48,393 63,639 60,615 46,413 60,432 54,827

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
国連環境計画(UNEP)連携協調事業 III 地球温暖化対策事業 III
協働による地球環境配慮の推進 II 環境配慮行動を進めるしくみづくり III
環境総合研究所整備事業 III 国際環境産業推進事業 III
アジア起業家誘致交流促進事業 III 国際経済推進事業 III
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