施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 42201000 地域環境美化の推進 作成課 環境局生活環境部減量推進課
基本政策 環境を守り自然と調和したまちづくり 政策の
基本方向
生活環境を守る 基本施策 廃棄物対策の推進
関係課 環境局生活環境部減量推進課、市民・こども局市民生活部市民協働推進課、環境局生活環境部廃棄物指導課 重点  

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●環境美化を推進するとともにまちの美観を損ねる行動を抑制し、本市のさらなるイメージアップを進めることが必要です。
●市民や市民団体、事業者等と連携し、多摩川美化活動や市内統一美化活動等の美しいまちづくりをめざした取組を進めていますが、一層の環境美化への意識高揚を図るため、市民やこれらの団体等との関係を強化し取組を継続することが必要です。
●不法投棄が多く発生する地域を中心とした監視パトロールの実施や警察等と連携した毅然とした対応など、不法投棄されにくい環境づくりを進めることが必要です。
施策の概要 ●飲料容器やたばこの吸殻の投げ捨て及び路上喫煙の防止に向けた統一キャンペーンの実施により、市民・歩行者のモラルの向上を図ります。
●本市の表玄関である川崎駅周辺の清掃を実施します。
●各美化運動実施支部に対する支援を行うとともに、各支部を中心として、市民・事業者、市民団体等と協働により多摩川美化活動や市内統一美化活動等を実施します。
●不法投棄監視パトロール等による監視活動を行うとともに警察署及び関係機関との連携を図り、不法投棄の未然防止等に取り組みます。
施策の目標 ●登戸・向ヶ丘遊園駅周辺を散乱防止重点区域に指定し、ポイ捨て禁止及び路上喫煙防止啓発キャンペーンを実施することにより、市民のモラルの向上を図り環境美化を推進します。
●市民相互の連携による多摩川美化活動及び市内統一美化活動を実施し、市民の環境美化に対する意識を高めます。
●不法投棄の未然防止等に係る取組みを行い、快適な生活空間を確保します。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●登戸・向ヶ丘遊園駅周辺を散乱防止重点区域に指定するとともに、ポイ捨て禁止及び路上喫煙防止啓発キャンペーンを重点区域以外の駅も含め、各区年12回実施し、市民・事業者への環境美化に対する意識を深めることができました。
●散乱防止重点区域・路上喫煙防止重点区域内をパトロールし、ポイ捨て行為者や路上喫煙者に対する注意・指導を行いました。
●川崎駅周辺地域の道路清掃委託では、1日2回の駅前清掃を年間240日実施した結果、散乱物個数状況調査で前年度より約1割の散乱物個数が削減し、川崎駅周辺の美化が向上しました。
●多摩川美化活動及び市内統一美化活動をそれぞれ1回ずつ実施した結果、延べ66,603人の市民が参加し、環境美化に対する意識を深めることができました。
●不法投棄防止の定期パトロールや通報に基づき不法投棄現場調査を行うことにより、不法投棄実行者の特定をして投棄物の撤去をさせました。また、不法投棄実行者が特定できない場合は、当該土地の所有者等に投棄物撤去を要請しました。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●地域環境美化を推進するために、ポイ捨て禁止及び路上喫煙防止啓発キャンペーン、川崎駅周辺の清掃、多摩川美化活動や市内統一美化活動及び不法投棄監視パトロールの実施等により上記の成果は出たものの、さらなる地域の環境美化の促進が必要であるため、引き続き継続していきながら、市民の環境美化に対する意識の向上を図ることが必要です。
B
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●ポイ捨て禁止及び路上喫煙防止啓発キャンペーンを継続していきながら、社会環境の変化や都市整備状況等も踏まえながら、開催場所や開催方法等の手法の検討を行います。
●不法投棄監視パトロールにより得た新たな情報などを整理し、不法投棄が著しい場所に新たな監視カメラ等の設置を検討します。
B

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
多摩川美化活動及び市内統一美化活動の参加人数 不法投棄物処理量 JR川崎駅周辺の散乱状況
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
毎年度それぞれ1回ずつ実施している美化運動の参加人数 年間不法投棄物の処理量
不法投棄物については、市内全域における日常的なパトロール等により、投棄場所や品目、量を調査し、随時処理することにより市内の不法投棄量を把握しています。
一般的にはパトロールを拡大強化することにより、一時的に不法投棄量が増加することがあります。
毎月1回、JR川崎駅周辺の散乱防止重点区域の散乱物数を調査しています。
市民や通行人がごみ等をポイ捨てしないことにより、散乱物数が減少します。
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 小さいほどよい 小さいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 60,000 63,221 2008 120 148 t 2008 5,700 5,166
2009 61,000 66,338 2009 130 134 t 2009 5,500 2,362
2010 62,000 66,603 2010 145 99.5 t 2010 3,000 2,041

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 102,082 99,607 149,051 127,641 122,060 143,199 131,616 124,042

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
ポイ捨て禁止条例啓発事業 III 美化運動推進事業 III
廃棄物不法処理・不法投棄対策事業 III 臨海地区道路不法投棄対策事業(区課題) III
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