施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 51403000 販路拡大・開拓の支援 作成課 経済労働局産業振興部工業振興課
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の
基本方向
川崎を支える産業を振興する 基本施策 中小企業の経営環境の整備
関係課 経済労働局国際経済・アジア起業家支援室 重点  

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●長引く景気低迷の中で、中小企業は依然として厳しい経営環境下に置かれており、将来にわたって安定的な経営を持続するためには、技術力の更なる高度化、製品の高付加価値化によって独創性の高い製品・技術を開発し、海外を見据えた新たな市場を開拓していくことが必要となっています。とりわけ中小製造業においては、優れた技術力や製品開発力を持ちながら、営業力や情報発信力が弱いために、新規取引先の開拓や販路拡大に課題を抱えています。
施策の概要 ●市内中小製造業が開発した優れた製品や技術を認定する「川崎ものづくりブランド」により、市内中小企業の技術力や製品開発力の高さ、川崎が誇る多彩なものづくり集積やそのポテンシャルの高さを国内外に向けて発信するとともに、先端技術見本市「テクノトランスファー」やインターネットを活用した「Webかわさき製品見本市」、海外販路開拓支援事業などを実施し、中小企業の販路拡大や新規取引先の開拓を支援します。
施策の目標 ●「川崎ものづくりブランド」の認定件数を拡大しながらブランド価値の向上を図り、川崎に集積する中小製造業全体の認知度、存在感を高めます。また「Webかわさき製品見本市」や先端技術見本市「テクノトランスファー」などを通じて、新技術・新製品の販路拡大や新規取引先の開拓につなげ、中小企業の経営安定化を図ります。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●今年度の「川崎ものづくりブランド」の認定件数は、昨年度に続き過去最多となる10件を認定しました。今回初めて素材分野が加わり、素材から加工技術、最終製品まで多種・多様な中小企業の優れた技術力が集積する川崎ならではの工業ブランドに発展しています。また、過去の認定製品等と合わせて展示会や新聞等メディア、インターネットなどを活用して積極的に情報発信を行うとともに、今年度より展示会出展のための助成制度を創設し、ものづくりブランド企業の販路開拓・拡大を支援しました。
●「テクノトランスファー」では市内企業の出展数が半数を超え(121社のうち61社)、「Webかわさき製品見本市」では今年度新たに20社を追加登録(総数で153社)し、本市の技術力の発信や市内企業の販路支援につながっています。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●国際競争や産業構造の変化など厳しいビジネス環境の中で、多くの中小企業では、新たな自社製品や独自技術の開発などの取組を進め活路を開こうとしています。こうした中で本市の技術集積力を更に高めつつ、川崎発の優れた製品・技術を販路拡大・開拓につなげるための効果的な支援が必要となっています。
A
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●海外市場を含めた中小企業の販路開拓・拡大は、今後、一層重要な課題となるため、第3期実行計画においても、引き続き取組を強化していきます。
B

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
「川崎ものづくりブランド」の応募製品数 先端技術見本市「テクノトランスファー」の来場者数 「Webかわさき製品見本市」の掲載企業数
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
●川崎ものづくりブランド推進協議会で受付けた申請件数で、認定審査前のものです。 ●見本市開催期間内(3日間)における来場者の延人数です。 ●Webかわさきに新規登録した件数です。
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
現状維持 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 8 7 2008 9,000 9,110 2008 20 5
2009 10 10 2009 9,000 9,186 2009 20 15
2010 10 10 2010 9,000 9,073 2010 20 11

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 41,501 39,644 40,503 39,653 39,235 38,977 39,502 38,515

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
かわさきブランド推進事業 III テクノトランスファー事業 III
Webかわさき製品見本市事業 III 海外販路開拓・対内投資支援事業 III
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