施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 52203000 環境調和型産業の振興 作成課 経済労働局産業振興部工業振興課
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の
基本方向
新たな産業をつくり育てる 基本施策 市民生活を支援する新たな産業の育成
関係課   重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●地球温暖化問題の解決が喫緊の課題となる中、環境と経済の好循環を実現し、本市の特徴・強みを活かして持続可能な循環型社会の構築に向けた本市発の環境調和型産業を振興していくことが求められています。
●また、環境技術を有する市内企業の国際的展開を支援し優れた環境技術の海外移転の促進に向け、ビジネスマッチングの機会を創出し、環境調和型産業を活性化して、世界をリードする環境技術先進都市として国際社会へ貢献していくことが求められています。
施策の概要 ●「環境産業フォーラム」の開催等を通じて、事業化に役立つ情報提供や事業者ネットワーク化に向けた支援を行い、新たな環境関連産業の創出を図ります。
●臨海部全体のエコタウン化を促進します。
●「川崎国際環境技術展」の開催等を通じ、国際的な商談会を実施するなど環境分野での海外との産業交流を促進・支援します。
施策の目標 ●本市の特徴・強みを活かし、地球規模での環境問題の解決に貢献するため、市内環境関係企業間のネットワーク化を促進し、新たな環境関連産業の創出を図ります。
●エコタウンでの成果の国内外への情報発信を推進します。
●環境技術の海外移転の促進に向けた場づくりを進め、環境分野での海外との産業交流による産業振興を図ります。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●海外の風力発電産業などをテーマに環境産業フォーラムを開催し、企業や市民合計約250人が参加し、情報提供や意見交換・交流を行い、ネットワーク化を促進しました。
●ホームページやパンフレットを充実させるとともにエコ学習を開催し、効果的な情報発信を行いました。また、国内外から千人を超える視察者の受入を行い、エコタウンの事業説明や工場見学等を実施しました。また、エコタウン立地企業の調整の窓口となり事業円滑化の支援を行いました。
●国内外の関係機関との連携や出展企業等による企画運営への参画を進めて「川崎国際環境技術展2011」を開催し、優れた環境技術を有する118団体、219ブースが出展があり、アジアを中心に海外から23カ国、約230人の参加を含め、これまで最高の12500人の入場者数がありました。国外とのビジネスマッチングも計画を大きく上回る約200件であり、環境ビジネスの進展に寄与しました。この施策により、環境先進都市としての川崎の技術力をアピールし、アジアを中心に世界で必要とされる環境技術を移転して産業の活性化と国際貢献を図る取組が前進しました。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●市内環境調和型産業の効果的な振興を図るため、市内環境関連企業のネットワーク化及び市内環境関連企業の技術・製品等の国内外への効果的な情報発信が必要です。
●エコタウンにおける資源循環の取組の促進し、併せて広く国内外への情報発信を進めることが課題です。
●海外ニーズに適合した多様で優れた環境技術の出展を促し、ビジネスマッチングを効果的に実施し、環境技術の移転の取組を推進することが必要です。関係機関等による海外支援体制の充実が必要です。
A
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●地球温暖化が人類の喫緊の課題となる中、さらなる環境調和型産業の活性化に向けた取組が必要であり、引き続き、市内環境関連企業のネットワーク化や環境技術・製品の国内外に向けた効果的な情報発信を実施していきます。
●最先端のリサイクル技術を担う川崎エコタウンの国内外への情報発信・事業支援を実施していきます。
●国際的なビジネスマッチングの場として「川崎国際環境技術展」を継続開催し、海外への環境技術の移転の取組を強化します。市内企業の海外展開をサポートに向けた国内外の関係機関との連携チームを作るなど支援体制を再構築・コーディネート機能の強化を推進します。
B

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
環境産業フォーラム参加者数 海外企業とのビジネスマッチング数  
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
市内環境関連企業の共通の課題解決を支援するとともに、事業者間のネットワーク化を促進するための環境産業フォーラムの参加者数 川崎国際環境技術展の開催を通じた海外とのビジネスマッチングの実績数  
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 150 150 2008 20 30 2008      
2009 150 300 2009 40 80 2009      
2010 150 250 2010 60 200 2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 58,367 77,348 57,387 91,277 87,498 55,133 87,730 84,638

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
環境調和型産業振興事業 III 環境調和型まちづくり(エコタウン)推進事業 III
国際環境産業推進事業 III    
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