施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 54105000 企業の立地・活動環境の向上(再掲) 作成課 経済労働局産業振興部工業振興課
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の
基本方向
川崎臨海部の機能を高める 基本施策 臨海部の産業再生
関係課 経済労働局産業政策部企画課、経済労働局国際経済・アジア起業家支援室 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●京浜臨海部には石油精製、石油化学、鉄鋼等の素材型工業が集積していることから、企業間において水素などエネルギー共同利用や石油残渣などの副産物・廃棄物相互利用を進めなければなりません。
●環境やIT等を中心とした新産業分野について、アジア地域の優れた外国人研究者の受入促進や、先端的な研究開発拠点の形成を進める国際環境特区などの規制緩和策の活用が求められています。
●市内の産業を海外にPRし、販路拡大を図るとともに、海外企業誘致促進を図ることが課題となっています。また、市内企業の交流やネットワーク形成に努め、地域経済の活性化を図らなければなりません。
施策の概要 ●県と連携し、臨海部立地企業・関係行政機関の参画による「京浜臨海部コンビナート高度化検討会議」を開催します。
●独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)などとの連携により支援メニューを活用し、市内産業の海外へのPRと販路拡大を支援します。
●学識経験者、産業界、労働団体の代表などを委員とする産業振興協議会を開催します。
●市内の経済団体等に対し、助成・支援を行います。
施策の目標 ●臨海部企業間において水素などエネルギー共同利用や石油残渣などの副産物・廃棄物相互利用を進めていくための支援策を検討し、地域における物流、エネルギー等のコスト低減を図ります。
●アジア地域の優れた外国人研究者の受入を促進し、先端的な研究開発拠点の形成などを進めます。規制緩和策などの活用により、企業の活動環境の向上をめざします。
●市内産業の海外へのPRと販路拡大を図ります。市内産業の交流やネットワーク形成を進め、地域経済の活性化をめざします。
●これらの施策を通して、川崎臨海部を国際競争力の強化を図ることにより、臨海部再生化を図ってまいります。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●川崎臨海部の未利用資源・エネルギーの有効利用研究のため、県と連携し、臨海部立地企業・関係行政機関も参画した「京浜臨海部コンビナート高度化等検討会議」(検討会議3回 勉強会・意見交換会3回)を開催し新たな企業間連携について検討を行いました。●先端的な研究開発拠点の形成を進めるため、新川崎A地区土地への進出希望企業の募集を行い、一般競争入札により進出企業を決定しました。●川崎国際ビジネス交流推進協議会や、川崎日中産業交流協会の枠組みを活用して、外国企業との商談会開催やセミナーを通じて、市内企業の国際化支援に寄与しました。また、ジェトロやアスパといった関係機関と連携して、商談会の開催等を通じて、市内企業にビジネスマッチングの機会を提供しました。また、川崎国際環境技術展にドイツ、韓国、香港の企業らを招へいし、環境技術展移転に向けた取組を実施しました。●産業振興協議会等推進事業として、川崎市産業振興協議会を3回開催し、有識者、産業界や労働団体の代表者から意見を聞くなど、現状把握を行い、本市の経済施策に反映させました。また、産業振興ビジョンの実行プログラム(平成23年度から5年間)を改訂しました。●各経済団体との交流や意見交換を行い、事業への効果的・効率的な助成を実施することにより、地域経済発展に繋げることができました。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●「京浜臨海部コンビナート高度化等検討会議」は、企業間のニーズ・シーズについて現況の社会環境に応じて整理を行い、行政として支援できるものを検討していく必要があります。
●市内工業団体については、自立をさらに促す必要があります。
B
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●県と連携し、エネルギーの共同利用や副産物・廃棄物の相互利用を進めるため「京浜臨海部コンビナート高度化等検討会議」を開催し支援策を検討していきます。●独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)などと連携し、市内産業の海外へのPRと販路拡大を図り、市内産業の交流やネットワーク形成を進め、地域経済を活性化します。●産業振興協議会を開催し、中小企業振興の各種施策につなげていきます。●各経済団体との調整や意見交換を行い、事業への効果的・効率的な助成等を実施することで、本市経済のための活動を継続的に支援します。●第3期実行計画においては、新実行プログラムに基づき、取組を充実していくことを想定しています。
B

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
市内企業PR・販路拡大の取組実績(交流会・セミナー・商談会・展示会)    
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
市内企業の国内外で開催される交流会・セミナー・商談会・展示会等への本市支援による参加実績    
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい    
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008       2008       2008      
2009   7 2009       2009      
2010   7 2010       2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 0 0 0 0 0 0 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
川崎臨海部エココンビナートの推進事業 III 川崎臨海部アメニティ推進事業 III
国際経済推進事業 III 海外販路開拓・対内投資支援事業 III
産業振興協議会等推進事業 III 経済団体等助成・支援事業 III
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