施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2010年度


<基本情報>

施策課題 62103000 文化資源の活用・連携 作成課 市民・こども局市民文化室
基本政策 個性と魅力が輝くまちづくり 政策の
基本方向
文化・芸術を振興し地域間交流を進める 基本施策 市民の文化・芸術活動の振興
関係課 教育委員会事務局生涯学習部生涯学習推進課、教育委員会事務局生涯学習部文化財課、総合企画局藤子・F・不二雄ミュージアム整備準備室 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●博物館では市民ニーズの反映、計画的な施設整備、効果的・効率的な管理運営が必要です。
●青少年科学館の博物館機能の充実、生田緑地利用者の利便性の向上が必要です。
●子どもたちの理科離れが危惧される中、科学体験の中から科学に親しむ子どもや市民を育成することが必要です。
●藤子・F・不二雄ミュージアムの開館に向けた民間事業者などの関係者との調整や、ミュージアムの認知度・期待感を高めるための広報が必要です。
施策の概要 ●博物館活動を充実し、施設整備、効果的・効率的な管理運営の検討を行います。また、市民ミュージアムと岡本太郎美術館の2館は市民・こども局へ移管し、機能の充実を図ります。●青少年科学館の改築整備を行います。●子どもたちの理科離れを防ぎ、科学の楽しさを伝えるため、学校やボランティアと連携して、科学実験セットの開発・整備・運用を行います。●藤子・F・不二雄ミュージアムが市北部の新たな魅力の発信拠点となるよう、ミュージアムの管理運営の検討や広報の実施などの開館に向けた取組を進めるとともに、敷地内及び周辺基盤の整備を行います。●川崎市文化財団による事業やアートガーデンかわさきなどの文化施設の効果的な運営を支援します。
施策の目標 ●博物館施設について、魅力ある館づくりと効果的・効率的な管理運営を目指します。●青少年科学館は利用者の利便性向上に向けた改築整備を行います。●科学に親しむ子どもや市民の育成を図ります。●藤子・F・不二雄ミュージアムについて、作品等の展示を通じて作品に込められたメッセージを幅広い世代に伝えることにより市民の文化芸術振興及び本市の魅力増進を図るため、2011年9月に開館します。●川崎市文化財団による事業や文化施設の効果的な運営を支援します。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●各博物館において多様な博物館活動を実施し、改築等に伴う事業規模縮小の中で博物館施設の魅力の向上を図り年間約33万人の利用がありました。また、市民ミュージアム改革や生田緑地3館の管理運営について検討等を行いました。●青少年科学館の既存プラネタリム解体、自然学習棟建設、展示製作委託等に着手しました。●科学実験セット「ワクワクドキドキ玉手箱」21種類をボランティアグループと協働により開発・整備・運用し、指導者養成講座の開催及び科学の祭典「サイエンスチャレンジ」への実験ブース提供や実験教室の年間140回開催など、子どもたちが理科や科学に触れる場を幅広く提供しました。●藤子・F・不二雄ミュージアムについて、2009年6月に締結した覚書に基づき建物工事や基盤整備に着手、推進するとともに、10月にミュージアム設置条例を制定しました。また、民間活用推進委員会や議会での審議を経て3月に指定管理者を決定しました。さらに、9月以降、イベント実施やカウントダウンモニュメント設置(3か所)を行ったほか、市内で開催されるイベント等と連携を図りながら開館に向けたPR(10か所)を実施しました。●川崎市文化財団の運営によるアートガーデンかわさき、ラゾーナ川崎プラザソル、新百合21ホールは、市民に文化活動の場として平均80%以上の利用率で活用されました。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等  
A
2010 (1)、(2)を踏まえた第3期実行計画における取組や方向性 ●博物館活動の更なる充実や効果的・効率的な管理運営を目指します。●青少年科学館の改築工事と展示製作、プラネタリウムシステムの開発等を引き続き行い、2012年春のリニューアルオープンを目指します。●子どもたちが科学に親しむ体験を増やし、科学に触れる場を幅広く提供します。●2011年9月の藤子・F・不二雄ミュージアム開館に向け、引き続き関係者と十分な調整を図りながら、敷地内及び周辺基盤の整備、認知度を高めるための広報の実施、指定管理に関する協定書の締結等を進めます。開館後は、指定管理者による効率的・効果的な運営を推進するとともに、個性と魅力があふれる新たな魅力発信の拠点として、第3期実行計画に位置付けていきます。
A

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
博物館の利用者数    
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
岡本太郎美術館、青少年科学館、日本民家園、市民ミュージアムの年間利用者数(2009年度、2010年度は青少年科学館改築に伴う館事業縮小のため、一時的に減少)    
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい    
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 63.1 62.5 万人 2008       2008      
2009 58.1 59.7 万人 2009       2009      
2010 37.8 42.3 万人 2010       2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 1,287,540 1,214,322 1,253,542 1,307,993 1,239,788 1,969,977 2,254,819 1,858,691

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 3ヵ年の達成度 事務事業名 3ヵ年の達成度
博物館施設等の運営 III 青少年科学館改築整備事業 III
藤子・F・不二雄ミュージアム整備事業 III 生涯学習財団補助事業 III
21世紀子どもサイエンス事業 III 川崎市文化財団補助事業 III
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