施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2009年度


<基本情報>

施策課題 14303000 市バス事業の効率的な経営 作成課 交通局企画管理部経営企画課
基本政策 安全で快適に暮らすまちづくり 政策の基本方向 快適な地域交通環境をつくる 基本施策 バス輸送サービスの充実
関係課   重点  

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●今後の乗車料収益の動向が不透明な中で、バス事業を取り巻く経営環境の変化に対応した持続可能な経営を進めていくことが求められています。
施策の概要 ●経営環境の変化に対応できる経営体質に改善するため、「新たな経営健全化計画」を推進します。
●民間の経営手法を参考にしながら、市バス事業の経営改善に取り組みます。
●一般会計からの繰入金の見直しを図るとともに、経費負担の明確化を図ります。
施策の目標 ●平成21年度〜25年度を計画期間とする新たな経営健全化計画「川崎市バス事業ステージアップ・プラン」に基づいて、お客様サービスのより一層の向上を図るとともに、さらなる経営改善に向けた取組を推進します。
●外部有識者で構成する「川崎市バス事業アドバイザリーボード」を設置・推進します。
●上平間営業所の委託業務について、市民、有識者で構成する、評価委員会を設置し、委託効果の検証を行います。
●行政路線等補助金については「ステージアップ・プラン」の実施に合わせて、所要額の見直しを行います。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●経営健全化計画「川崎市バス事業ステージアップ・プラン」に基づき、次の事業を推進しています。

●「川崎市バス事業アドバイザリーボード」を設置し、委員から頂いた意見等のうち直ちに改善できるもの(営業所の点呼場、川崎駅西口バス停留所の掲示など)については、改善を図りました。
●「上平間営業所の管理委託に係る評価委員会」を設置し、5回開催して、お客様サービス水準の確保・向上、安全運行及び経済性等について評価・検証を行いました。
●経営健全化計画の柱である管理委託の拡大については、平成23年度からの(仮称)菅生営業所の実施に向け、実施計画を作成し、委託手法の検討を行いました。
●行政路線等補助金については、新たな負担基準に基づく繰入を実施しました。

2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●乗車料収益は平成20年10月以来、大幅に悪化しており、一層の経営改善が求められています。
B
2010 (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 ●経営健全化計画「ステージアップ・プラン」を着実に推進します。また、平成23年度から実施する(仮称)菅生営業所の管理委託により、さらに経営改善を進めていきます。
●外部有識者で構成する「川崎市バス事業アドバイザリー・ボード」、「上平間営業所の管理委託に係る評価委員会」については、引き続き開催し、事業運営に生かしていきます。
 

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
一般会計からの基準外繰入金の額 正規職員数  
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
総務省の操出基準によらない任意の補助金である「基準外繰入金」の額(行政路線等補助金、経営安定化補助金の合計額) 事務・技術、運転手他の合計人数  
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
小さいほどよい 小さいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 1,470 1,470 百万円 2008 604 604 2008      
2009 1,174 1,041 百万円 2009 586 586 2009      
2010       2010       2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 1,041,614 995,958 1,040,712 1,019,081 1,003,214 1,041,889 0 0

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
経営計画の策定・推進 3 民間的経営手法の検討・導入 3
基準外繰入金等の見直し 3 経営の効率化の推進 3
附帯事業の企画・立案 3  
   
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