施策課題 | 14401000 | 自転車等の放置防止対策の推進 | 作成課 | 建設局自転車対策室 | |||||
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基本政策 | 安全で快適に暮らすまちづくり | 政策の基本方向 | 快適な地域交通環境をつくる | 基本施策 | 総合的自転車対策の推進 | ||||
関係課 | 区役所地域振興課 | 重点 | ■ |
当該施策によって 解決すべき課題 |
●自転車は環境にやさしく身近な交通手段として多くの人に利用されている一方、駅周辺等における放置自転車は歩行者や緊急活動等の障害となっています。 ●放置自転車問題は、地理的条件や駅によって異なることから、地域の特性に応じた施策展開や、地域との協働による対策が必要です。 ●自転車の放置防止対策として、駐輪場の新設等が必要ですが、駅周辺での用地確保は困難であるため公共用地の立体的空間を利用した駐輪場の整備など、多様な手法による取組が必要です。 |
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施策の概要 | ●放置自転車問題を地域の問題として捉え、地域性を反映しながら地域と協働で戦略的に推進します。 ●川崎駅などにおいて、公共用地の立体的空間利用を含めた整備手法等により、駐輪場の整備に取り組みます。 ●駅周辺の駐輪場の整備と併せ、自転車等放置禁止区域の拡大を進めます。 ●川崎駅東口周辺においては、駅前広場再編整備にあわせた駐輪場整備と通行環境整備が連携した総合的な対策をします。 |
施策の目標 | ●現在、137箇所の市営駐輪場を計画期間中に143箇所とし、駐輪場の利用率向上を図ります。 ●現在、市内38駅指定している放置禁止区域を計画期間中に41駅とし、放置防止を図ります。 ●上記の目標を達成することにより、放置自転車等の台数の減少を目指します。 |
評価結果 | (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 | ●駐輪場の整備については、川崎駅(1箇所)、武蔵小杉駅(2箇所)、向ヶ丘遊園駅(1箇所)、はるひ野駅(2箇所)で整備を行い、年度末の駐輪場箇所数は145箇所となりました。収容台数も増加し、利用者の利便性の向上が図れました。 ●放置禁止区域については、武蔵小杉横須賀線新駅の開設に伴う指定範囲の拡大と、はるひ野駅を新たに指定しました。この結果、年度末の放置禁止区域は41駅となりました。指定により即日撤去が可能になったため、放置防止が図れました。 ●川崎駅東口周辺地区において社会実験を実施しました。引き続き、社会実験の効果検証を行い、川崎駅東口周辺地区総合自転車対策素案を策定しました。また、社会実験時に押し歩きの推進や放置自転車の徹底撤去など自転車マナーアップについての啓発活動を行った結果、押し歩き率の向上や放置台数の減少など一定の効果を得ました。 |
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2008 | ||
C | ||
2009 | (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 | ●自転車利用台数に対して駐輪場収容台数が足りない駅においては、今後も駐輪場整備が必要です。 ●放置禁止区域未指定の駅においては、指定に向けた取組みが求められています。 ●鉄道事業者や商業事業者などの民間事業者に駐輪場整備の要請を継続していく必要があります。 |
B | ||
2010 | (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 | ●引続き、駐輪場の整備に取り組み、利用者の利便性の向上を図るとともに、放置禁止区域の拡大を図り、放置自転車の削減に努め、歩行者等の安全性の向上を図ります。 ●川崎駅東口周辺地区総合自転車対策の策定を行い、着実な施策の実施に向けて取り組みます。 ●(仮称)京急川崎駅宮本町自転車駐車場(収容台数1,300台)などの整備を行います。 ●公共用地の立体的空間利用を含めた整備手法による駐輪場整備や、川崎駅東口周辺地区総合自転車対策の実行計画などについて、第3期実行計画で位置づけていくことを想定しています。 |
A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの
参考指標名(1) | 参考指標名(2) | 参考指標名(3) | |||||||||
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駐輪場等の設置数 | 自転車等放置禁止区域が指定されている駅 | ||||||||||
指標の説明(1) | 指標の説明(2) | 指標の説明(3) | |||||||||
市内各駅周辺の市営駐輪場の整備数。 | 放置自転車等を即時撤去できる区域に指定されている駅の数。順次、各駅周辺を自転車等放置禁止区域に指定していきます。禁止区域の指定には当該駅周辺の自転車利用者の概ね70%以上の駐輪場収容台数の整備が必要となります。 | ||||||||||
指標の方向性(1) | 指標の方向性(2) | 指標の方向性(3) | |||||||||
大きいほどよい | 大きいほどよい | ||||||||||
年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 |
2008 | 141 | 140 | 箇所 | 2008 | 38 | 40 | 駅 | 2008 | |||
2009 | 141 | 145 | 箇所 | 2009 | 40 | 41 | 駅 | 2009 | |||
2010 | 143 | 2010 | 41 | 2010 |
年度 | 2008(H20)年度 | 2009(H21)年度 | 2010(H22)年度 | |||||
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予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | |
事業費合計 | 1,982,771 | 2,020,381 | 2,921,929 | 3,024,481 | 2,780,153 | 3,250,855 | 0 | 0 |
事務事業名 | 達成度 | 事務事業名 | 達成度 |
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放置自転車対策事業 | 3 | 自転車通行環境整備事業 | 3 |