施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2009年度


<基本情報>

施策課題 24201000 市民が主体の健康づくりへの支援 作成課 健康福祉局保健医療部健康増進課
基本政策 幸せな暮らしを共に支えるまちづくり 政策の基本方向 すこやかで健全に暮らす 基本施策 地域での健康づくりのネットワーク化の推進
関係課 各区役所保健福祉センター地域保健福祉課、保健福祉サービス課、高齢者支援課、衛生課 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●市民と地域の健康づくり関係団体・保健医療関係団体・学校・企業などが健康課題を共有し、市民が主体となる健康づくりを推進するために市民との協働による健康づくりネットワークのさらなる構築が求められています。●健康の基本となる「食」への関心が高まるなか食育基本法に基づく食育の取組を推進することにより、市民が健全な食生活を実践できるよう支援することが求められています。●市民の健康を脅かす原因である生活習慣病は、特に若いときからの生活習慣の影響が大きいことから、壮年期前の世代への積極的な健康づくりの支援が必要となっています。
施策の概要 ●「かわさき健康づくり21」に基づく取組を推進するとともに、生活習慣病に起因する疾病の予防を重視し、健康寿命の延伸と生活の質の向上を図ることをめざして、地域と職域(産業保健)が連携した健康づくりネットワークの構築を図ります。●川崎市食育推進計画に基づき、全ての世代を対象とした健全な食習慣の確立、食の安全や栄養等に関する情報提供など、市民との協働のもと関係機関・団体等と連携して、食育の推進に取り組みます。●生活習慣病に関する総合的な窓口の開設や、40歳代以前の市民に対し、特にメタボリックシンドロームに着目した生活習慣病予防対策としての保健指導を実施します。
施策の目標 ●主体的な健康づくり活動に取り組む社会を実現するため2010年までに川崎市健康増進計画「かわさき健康づくり21」の目標の達成を目指します。(メタボリックシンドロームの内容を知っている人を増やす:80%以上、他)●市民一人ひとりが食に関する知識と食を選択する能力を養い健全な食生活を実践していけるよう2010年までに「川崎市食育推進計画」の目標の達成を目指します。(朝食を食べる人を増やす:小学6年生の朝食欠食率0%、他)

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●市民5,950人を対象に実施した健康意識実態調査から約50.8%の回答が得られ、計画の数値目標を達成している項目が約5割で歯に関する項目の改善が目立ち、逆に生活習慣等に関する未達成項目も約5割であることが判明しました。この調査結果等を基に、かわさき健康づくり推進評価検討委員会において「かわさき健康づくり21」の計画の検証を行い、評価素案を作成しました。●効果的な健康づくりの普及啓発の取組みとして、各区で地域の健康関連団体の代表者や市民等で構成する健康づくり推進会議を各4回開催し、地域の健康課題を取上げ、市民が多く集まる健康フェアや区民祭等において生活習慣病予防等の啓発を行いました。●川崎市食育推進計画の目標達成のため、食育の日の普及、食育フェアの実施、食育リーダーの養成などを実施し、朝食摂取の必要性を周知する等、広く食育を普及しました。●若年者の生活習慣病対策として、若年健診・保健指導事業で、肥満及びやせの割合が高くなる傾向にある30歳代の受診者を中心に生活習慣の改善を図る取組みを実施することができました。
2008
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●「かわさき健康づくり21」及び「川崎市食育推進計画」について、実態調査等により生活習慣等に関する未達成項目が約5割あるなどの実態が判明したことから、国の動向を勘案しながら次期計画の策定に向けた取組を推進していく必要があります。
B
2010 (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 ●2010年度までの計画の「かわさき健康づくり21」について、未達成項目がある実態等から計画を2012年度まで延長し、国の動向を勘案しながら次期計画と第3期実行計画の検討を行うことを想定しています。●食育についても、「川崎市食育推進計画」は2010年度までの計画であり、取組状況及び国の動向を勘案しながら新たな基本指針を時期計画で示し、第3期実行計画においても引続き取組を充実していくことを想定しています。
 

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
健康づくり普及啓発事業への参加者数 食育普及啓発事業の実施者数 若年健診・保健指導事業への参加者数
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
市で実施している事業や、市民と行政で協働で実施している事業、医療関連団体や企業と連携して実施している事業の参加者数です。 食育の日キャンペーンにおける普及啓発事業(チラシの配付など)の実施者数です。 若い世代からの生活習慣の影響が大きい生活習慣病を予防するために実施している若年者に着目した健診・保健指導事業の参加者数です。
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 大きいほどよい 大きいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 17,750 26,579 2008 3,600 3,600 2008 3,360 3,549
2009 16,000 26,687 2009 5,400 6,400 2009 3,360 6,471
2010 16,000     2010 5,400     2010 3,360    

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 654,989 578,887 637,828 618,396 562,987 616,194 0 0

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
健康づくり事業 3 食育推進事業 3
生活習慣病予防事業 3 栄養指導事業 3
保健所管理運営事業 3 機能訓練・訪問指導等事業 3
健康づくりセンター運営補助事業 3 難病治療研究センター運営補助事業 3
ナーシングセンター運営補助事業 3  
>>前のページへ戻る