施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2009年度


<基本情報>

施策課題 42203000 廃棄物の適正処理・処分 作成課 環境局施設部処理計画課
基本政策 環境を守り自然と調和したまちづくり 政策の基本方向 生活環境を守る 基本施策 廃棄物対策の推進
関係課   重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●循環型社会の構築に向け、廃棄物の発生・排出抑制、リサイクルが優先的に取り組むべき重要な課題ですが、一方で、資源にならない廃棄物については、快適な生活環境の保全に向け適正処理を進める必要があります。
●このため、廃棄物の処理・処分を行う際には、地域環境への影響を最小限にとどめるとともに、廃棄物処理施設の性能を常に一定程度維持し、事業の効率化を確保することが重要となっています。
施策の概要 ●廃棄物の処理に当たっては、生活環境の保全の観点から環境負荷の低減に努め、適正処理を推進します。
●廃棄物処理施設の運転業務等の処理体制について費用対効果の検証を行い、民間活力の導入を含めた執行体制の再構築を図ります。
●ごみの減量化を一層推進し、市内最後の廃棄物埋立地である浮島2期廃棄物処分場の延命化を図るとともに、将来的には焼却施設の削減に向けた事業を展開します。
施策の目標 ●市内から排出される一般廃棄物を年間を通して各種公害基準を遵守し衛生的に処理し、快適な生活環境の保全を目指します。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●廃棄物処理施設の性能を維持するために、法令等で定められた各種検査及び点検整備を実施し、排ガス・排水等の環境基準を遵守し、適性かつ安定的な処理・処分を行いました。また、安定的なごみ処理を行うため、ごみの中継輸送事業・鉄道輸送事業及び海面埋め立て事業等についても年間を通して円滑な事業を実施しました。
●処理センターでは環境マネジメントシステムにより日常的に適性な維持管理を実施し、環境対策に万全を期すと共に、ISO14001(国際基準化機構が定める環境マネジメントシステムの国際規格)の定期審査に合格し、認証を継続しています。なお、浮島処理センターに続き王禅寺処理センターにおいても外部認証から自己認証への切替えを行い、継続的に自己管理型のマネジメントシステムを導入しました。
●粗大ごみ処理施設では、処理・運転管理等について民間活力を導入しましたが、廃棄物処理施設の性能を維持するとともに、事業の効率化を確保するようモニタリングを行いながら処理体制を構築しました。
●浮島処理センターに建設が予定されている(仮)ミックスペーパー・その他プラスチック資源化処理施設の委託については、民間活力を導入する上での問題点や課題等について整理を行いました。
2008
B
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●廃棄物処理施設の運転管理にあたっては、環境負荷への更なる低減が求められるとともに、老朽化が進行している施設に対する予防保全対策や運転管理等に関する技術力の維持・向上が課題となっています。
●粗大ごみ処理施設については、継続してモニタリングを実施することにより適性な処理体制を維持していく事が必要となっております。
●(仮)ミックスペーパー・その他プラスチック資源化処理施設の委託については、円滑な処理の実施にむけ、業務についての研修等を十分行うことが必要となっております。
B
2010 (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 ●廃棄物処理施設の老朽化については、王禅寺処理センターに代わり(仮)リサイクルパークあさおの建設が行われております。また、その他3処理センターについては、基幹的整備や補修工事及び委託点検を実施し、施設の維持管理を行ってまいります。
●粗大ごみ処理施設については、引き続きモニタリングを行うことにより、施設の管理運営や処理について適性に努めてまいります。
●(仮)ミックスペーパー・その他プラスチック資源化処理施設の運営管理等については、入札参加資格及び業務仕様について内容を精査し、一般競争入札により委託化を行ないます。
●ISO認証については、浮島・王禅寺処理センターに続き橘・堤根処理センターも順次、自己認証への切替を行います。
 

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
ごみ処理率 環境基準不適合件数  
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
市内から発生した一般廃棄物(焼却対象物)を本市施設で処理する割合です。
施設に搬入されたごみを適正に処理することにより、自区域内処理を確保します。
環境基準を遵守した運転管理により、生活環境の保全を図ります。  
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
現状維持 小さいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 100 100 % 2008 0 0 2008      
2009 100 100 % 2009 0 0 2009      
2010 100     2010 0     2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 6,430,880 6,079,843 6,587,841 6,162,029 5,848,595 6,439,241 0 0

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
ごみ焼却事業 3 粗大ごみ処理事業 3
ごみ中継輸送事業 3 廃棄物鉄道輸送事業 3
海面埋立事業 3 資源化処理事業 3
北部リサイクル推進事業 3 し尿処理事業 3
フロン回収処理事業 3 使用済み乾電池処理事業 3
環境マネジメントシステム管理事業 3  
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