施策課題 | 51402000 | 中小企業の経営安定 | 作成課 | 経済労働局産業振興部金融課 | |||||
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基本政策 | 活力にあふれ躍動するまちづくり | 政策の基本方向 | 川崎を支える産業を振興する | 基本施策 | 中小企業の経営環境の整備 | ||||
関係課 | 経済労働局産業振興部中小企業溝口事務所 | 重点 | ■ |
当該施策によって 解決すべき課題 |
●本市の産業が持続的に発展するためには、本市の産業を支えている多くの中小企業の経営安定が不可欠です。また、地域経済を活性化させるため、新たな産業を育てる必要があります。 ●長期化する不況により、中小企業の経営環境は大変厳しいものとなっています。このため、資金繰り支援など緊急措置としての融資制度や経営相談などによる対応が求めらています。 |
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施策の概要 | ●本市の産業を支える中小企業の経営安定のため、資金繰り支援により事業に必要な資金の円滑な供給に取組みます。また、新たな産業を育て地域経済を活性化させるため、創業や新分野進出に向けて、金融面からの支援を実施します。 ●緊急経済対策の一環として、本市の中小企業融資制度が効果的に活用されるよう、経済情勢に即応した制度の見直しを行います。また、資金需要の高まる時期には、資金繰りや経営に関する相談などに迅速に対応できるよう中小企業診断士などの専門家を配置した特別相談窓口体制を適時に実施します。 |
施策の目標 | ●融資制度の利用及び金融相談を通じて、市内中小企業者等にとって必要な資金の円滑な供給を推進し、市民生活にとって重要な生活の場・雇用の場である中小企業の経営環境の改善を図り、本市産業の持続的な発展を目指します。 |
評価結果 | (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 | ●緊急経済対策として経営安定資金の融資枠を1,000億円に拡大するなど、融資制度の改正、特別相談窓口の設置、認定窓口の充実、改正内容のPR等に取組み、融資制度の新規貸付実績は、約682億、預託額約312億円、信用保証料補助約18億といずれも昨年比で大幅な伸びとなりました。 ●主な改正として、以下の項目を実施しました。(1)技術力・開発力あって販売力、成長性などが見込まれながら、厳しい経営状況となっている中小企業をバックアップする制度「事業再生資金」の創設や、かわさき福祉産業振興ビジョンの理念に基づき、福祉製品等の開発及び改良を行なう製造業者のための制度「福祉製品開発支援資金」の創設(2)年末・年度末の資金繰り対策として「年末・年度末対策特別融資」の実施(3)一部資金の利率の引き下げ、融資期間及び据置期間の延長を図りました。 ●金融相談を含む経営全般に関する相談窓口として、年末と年度末にそれぞれ中小企業診断士を配置して「特別相談窓口」を開設しました。 |
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2008 | ||
B | ||
2009 | (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 | ●100年に一度といわれる不況の中、市内中小企業にも深刻な影響を与えています。これら厳しい経営状況に対し、一層の取組みを推進していく必要があります。 |
B | ||
2010 | (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 | ●緊急経済対策により、セーフティネットとしての公的融資制度の更なる充実など、必要な措置を講じます。 ●金融課及び中小企業溝口事務所で金融・経営相談及びセーフティネット保証の認定に取組んでいきます。 ●中小企業の債務保証等を担う川崎市信用保証協会への適切な支援と連携の強化を図ります。 ●中小企業者に対する金融支援の取組みは、第3期実行計画においては、現行の取組みを引続き継続して位置づけていくとともに、新たなニーズへの機動的な対応についても検討していくことを想定しています。 |
A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの
参考指標名(1) | 参考指標名(2) | 参考指標名(3) | |||||||||
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預託・融資倍率 | 保証料補助実績 | 新規貸付実績 | |||||||||
指標の説明(1) | 指標の説明(2) | 指標の説明(3) | |||||||||
●融資総額÷預託額で、預託額の融資実績に対する貢献度が把握できます。 (実績値:3月末)(預託額)約312億円 (融資総額)約682億円 |
●特別保証料が適用されている融資制度の保証料補助金の実績です。融資が伸びる分保証料も増額されます。 (実績値:3月末)(補助金)約18億3,700万円 |
●市の制度融資の資金貸付実績です。経済環境等によって左右される面が大きいですが、一般には貸付実績が大きいほど、当該施策による便益がより多くの中小企業者にもたらされていると考えられます。 | |||||||||
指標の方向性(1) | 指標の方向性(2) | 指標の方向性(3) | |||||||||
大きいほどよい | 現状維持 | 現状維持 | |||||||||
年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 | 年度 | 計画値 | 実績値 | 単位 |
2008 | 2.5 | 4.7 | 倍 | 2008 | 461 | 461 | 百万円 | 2008 | 40,000 | 36,513 | 百万円 |
2009 | 2.3 | 2.2 | 倍 | 2009 | 369 | 1,837 | 百万円 | 2009 | 45,000 | 68,216 | 百万円 |
2010 | 2.3 | 2010 | 145.6 | 2010 |
年度 | 2008(H20)年度 | 2009(H21)年度 | 2010(H22)年度 | |||||
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予算 | 決算 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | 計画事業費 | 予算 | 決算見込 | |
事業費合計 | 15,752,190 | 17,831,651 | 15,750,873 | 17,980,531 | 33,128,328 | 15,747,665 | 0 | 0 |
事務事業名 | 達成度 | 事務事業名 | 達成度 |
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間接融資事業 | 1 | 川崎市信用保証協会支援等事業 | 3 |
金融対策指導事業 | 3 | 中小企業の経営相談・金融相談事業 | 3 |
中小企業の経営相談・金融相談事業(溝口事務所) | 3 | コミュニティビジネス支援融資補助事業 | 3 |