施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2009年度


<基本情報>

施策課題 51501000 農業経営の基盤づくり 作成課 農業技術支援センター
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の基本方向 川崎を支える産業を振興する 基本施策 都市農業の振興
関係課 経済労働局農業振興センター農業振興課 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●農業においての土づくり等をとおし、化学肥料や農薬の使用等による環境負荷の軽減に配慮した持続的な農業が求められています。
●消費者が身近に存在する都市農業の優位性を生かし、消費者ニーズに沿った新鮮で安全な付加価値の高い農産物を供給する安定的な農業経営及び更なる農業技術の向上が求められています。
●様々な立場の方による検証・検討を行い、本市農業振興計画を着実に推進する必要があります。
施策の概要 ●環境保全型農業技術の試験研究を行うと共に、性フェロモン剤(害虫の交信をかく乱することでその発生を抑制し、農薬使用を減らす資材)の経費の一部を助成することをとおして、環境負荷の軽減に資する農法の普及・啓発を図ります。また、土壌分析診断に基づき適正な施肥の推進を図ります。
●農業者が意欲を持って農業に取り組めるよう経営安定に資する補助助成対策及び技術向上対策を実施します。
●都市農業・農地の保全・活用を図るための諸方策を検証・検討するため、農業者・市民等が連携・協働する組織として、かわさき「農」の新生プラン推進会議を運営します。
施策の目標 ●環境保全型農業の普及・啓発・拡大を図り、持続可能な農業を目指します。
●農業者の経営安定及び技術向上を図り、都市農業の振興を目指します。
●本市農業振興計画である「かわさき『農』の推進プラン」の着実な推進を図ります。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●性フェロモン剤の一部経費の助成や減農薬栽培方法による実証栽培を行い、技術講習会や関係農業団体との連携をとおし、環境保全型農業の普及・啓発を行いました。また、土壌分析の対象地域を市内全域に拡大した結果、土壌診断件数が大幅に増加しました。
●景気の低迷が続く中で、各種助成金の交付や品評会等の開催を通じて、農業経営の安定と生産技術の向上を図りました。
●第2期(平成20〜22年度)かわさき「農」の新生プラン推進会議の協議テーマ「農業者と市民をつなぐ行政の役割」に従い年3回会議を開催し、農イベントや市民農園等の事業、市広報コーナーでの展示など、同テーマに沿った主要な施策の検証とあり方検討を行うとともに、プラン計画期間後半に向けての会議の方向性について会長とすりあわせました。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●関係農業団体・機関と連携し、都市型農業を維持・確立するために、さらなる環境保全型農業技術の向上を図ります。
●今後とも生産者の意向を反映した経営安定対策等を実施します。
●計画期間後半に向け「農」の新生プラン全体の進捗状況を検証するとともに、さらなる農情報発信を図ります。
A
2010 (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 ●環境保全型農業推進のため、性フェロモン剤等による減農薬栽培の推進及び土壌分析診断の活用による適正な施肥の推進に努めます。また、新たな環境保全型農業の技術について検討していきます。
●生産者との関係維持のため、JAセレサ川崎との連携を強化し、現状に即した経営安定対策を推進していきます。
●「農」の新生プラン推進会議の議題の中に、プラン全体の進捗を検証する内容を盛り込むとともに、引き続き農情報の発信強化を図ります。
●第3期実行計画においても、引き続き、取組を充実していくことを想定しています。
 

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
環境保全型農業に取り組む農家数 土壌分析診断件数  
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
●環境保全型農業推進事業において性フェロモン資材の助成を受け、環境保全型農業に取り組む農家数(果樹、野菜等)。 ●環境保全型農業推進の施策の一つとして土壌分析診断による適正な施肥の推進。  
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 160 198 2008 700 833 2008      
2009 200 159 2009 850 1,288 2009      
2010 200     2010 850     2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 226,263 212,441 236,902 234,968 224,892 228,904 0 0

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
かわさき「農」の新生プラン推進事業 3 農業技術支援事業 3
農業経営安定対策事業 3 環境保全型農業推進事業 2
畜産農業支援事業 3 自然環境対策事業 3
   
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