施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2009年度


<基本情報>

施策課題 52201000 福祉・生活文化産業の振興 作成課 経済労働局産業振興部新産業創出担当
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の基本方向 新たな産業をつくり育てる 基本施策 市民生活を支援する新たな産業の育成
関係課   重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●少子高齢化や核家族化の進展などの社会構造の変化などにより、市民の暮らしは、福祉・健康・環境・音楽・観光といった生活・文化面における質の豊かさ、質の充実が重視されるようになっています。
●特に高齢社会における市民ニーズに対応した多様な生活用品や福祉機器・サービスなどの必要性が増大しています。
●本市に蓄積された「ものづくり技術」等を活用し、市民ニーズ、社会環境の変化に対応した新たな成長産業の振興・育成を図っていく必要があります。
施策の概要 ●生活産業懇談会を開催し、新たな産業分野における産業振興の方向性を検討します。
●本市独自の福祉製品の基準である「かわさき基準(KIS)」に基づき福祉製品の評価・認証を行い福祉製品開発の方向性を示すと共に、セミナー等により「KIS」の周知を図ります。
●福祉製品アイデアコンテストを実施すると共に、試作から販売促進までの施策を整備し福祉製品の創出を促進します。
●市内の大学やNPO等と連携しフォーラム等を開催し、福祉サービスの向上につながるモデル事業を実施します。
施策の目標 ●かわさき基準(KIS)により福祉製品を10製品以上認証すると共に、セミナーや展示会出展によりKISの周知を図ります。
●福祉製品アイデアコンテストを1回実施し、市内企業とのマッチングによる試作化を2件以上行います。
●福祉製品開発支援から販売促進についての一連の支援施策を整備し、2件以上の開発支援を行います。
●市内2ヶ所をモデルフィールドとして、地域のNPO等と連携して福祉機器のレンタルやセミナー等を実施します。
●市内の大学等と連携して、スウェーデンの認知症緩和ケア技法にかかるセミナー等を3回以上実施します。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●生活産業懇談会を開催すると共に中国市場等について調査を実施し、今後の産業振興の方向性について検討しました。
●KISの普及について、認証製品等の展示、福祉機器セミナー等(10回)、国際福祉機器展、介護いきいきフェア出展等を行い、その結果、KIS認証に全国から36製品の応募があり、17製品を認証しました。
●市内製造業による福祉製品創出の促進を図るため、福祉製品アイデア・コンテストを実施し、113件の応募に対し市内企業とのマッチングオークションを実施し5件の試作化につながりました。更に、福祉製品開発支援等について一連の補助要綱を策定し、開発6件、展示会出展2件に対し補助を実施し、福祉産業の振興につながりました。
●また、中原区、川崎区等において商店街やNPO等と連携し、セミナー、福祉機器レンタル、ハートフル商店街事業等モデル事業を実施すると共に、市内大学やNPO等と連携し、認知症国際フォーラムやスウェーデン福祉セミナー等を実施したことにより、市内福祉サービス等の高度化につながりました。
2008
B
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●いっそうのKISの周知・普及とKISのブランド化を推進する必要があります。
●本市製造業から、いっそうの福祉製品の創出を図っていく必要があります。
●KISの理念に基づき、誰もが地域で安心して暮らせるよう、いっそうの福祉サービスの高度化を図っていく必要があります。
A
2010 (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 ●KISの周知とブランド化に向け、いっそうの効率化を図りながらKIS製品の認証、セミナー、展示会出展等を継続します。
●福祉製品創出に向け、これまでの調査結果や福祉団体等とのネットワークにより的確に利用者ニーズを把握すると共に、積極的な企業訪問等により事業者シーズを掘り起こしてニーズとのマッチングを図っていきます。
●福祉サービスの高度化に向けて、セミナー等により大学・NPO等とのネットワークを拡大を図っていきます。
●第3期実行計画においても、引き続き取組みを充実・強化していきます。
 

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
福祉産業創出ネットワーク参加事業者数 川崎基準認証製品数 福祉製品等開発数
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
●産学公による福祉産業に関心のある福祉産業創出ネットワークの参加事業者の数 ●川崎市独自の福祉製品の基準であるかわさき基準(KIS)によって認証された福祉製品の数 ●福祉製品開発支援(マッチング支援、補助金等)により試作・開発された福祉製品の数
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
大きいほどよい 大きいほどよい 大きいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 175 175 2008       2008      
2009 180 200 2009 10 17 2009 6 11
2010 185     2010 10     2010 6    

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 94,591 85,431 88,191 103,963 97,023 84,500 0 0

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
生活・文化産業振興事業 3 福祉産業振興事業 2
   
   
   
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