施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2009年度


<基本情報>

施策課題 63104000 多摩川の流域自治体や市民団体との連携 作成課 環境局緑政部多摩川施策推進課
基本政策 個性と魅力が輝くまちづくり 政策の基本方向 多摩川などの水辺空間を活かす 基本施策 多摩川の魅力を活かす総合的な取組
関係課   重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●多摩川が市民共通の財産であるということをより多くの市民に意識してもらうため、市民・企業・行政等それぞれの役割と責任のもと、協働して取組みを行うことが重要です。そのためには、拠点施設を活用して多摩川に関わる市民活動の支援を行なっていく必要があります。
施策の概要 ●子どもたちに自然体験や環境学習等を行うために地域の市民が主体的に運営する「水辺の楽校」を支援するとともに、大師河原地区の水防センターにおける市内3校目の水辺の楽校の設立を支援します。
●水辺の楽校など市民活動支援について、河川管理者である国土交通省や近隣自治体等との連携を図り、拠点となる施設や活動の場を提供していきます。
施策の目標 ●川崎の母なる川である多摩川の持つ魅力をより多くの市民に伝えるため国や流域自治体、市民団体と協力して多摩川における市民活動の拠点である、二ケ領せせらぎ館の管理・運営を行なうことや地域の市民が主体的に運営する「水辺の楽校」の支援と、平成20年1月にオープンした水防センターの充実を図るとともに、水防センターを拠点とした3校目の「水辺の楽校」設立を支援することにより、市民共有の財産である「母なる川・多摩川」への意識を深めます。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果  水防センターについては、昨年度の来館者数は4,776人でしたが、運営を担っている運営委員会の協力で開館日を拡大したこと等より、今年度は7,889人と来館者数は前年比65%増となりました。また、既存2校の水辺の楽校についても自主企画・自主運営により参加者が2,200人を超え、新たな参加者も増加しています。なお、水辺の楽校設立準備については、河川管理者である国との連携を図るとともに、市民組織と水辺の楽校の体制についての協議を進め、次年度の開校に向け、準備を進めています。
2008
A
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等  
A
2010 (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性  二ケ領せせらぎ館や水防センターを拠点として活動しているNPO法人及び運営委員会については、増大する学校や市民からの環境学習のニーズに対応するための支援を行なっていきます。また、第3の水辺の楽校開校に向け支援を行なってまいります。今後も、水辺の楽校3校を環境学習の担い手として位置づけ、引き続き活動を進めてもらうため、必要な支援を行なっていく必要があると考えており、次期の実行計画に位置づけていく必要があると考えています。
 

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
水防センターにおける来館者数 環境学習事業の実施  
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
水防センターの来館者については、一般の来館者のみでなく、環境学習の受講者も多く含まれることから、水辺の楽校に移行した後の活動の指針となると考えています。 多摩川の持つ自然環境を知ってもらうことを目的とした環境学習の参加数から判断した値です。  
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
現状維持 大きいほどよい  
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 4,000 4,776 2008 2,500 2,618 2008      
2009 4,500 7,889 2009 2,500 3,004 2009      
2010       2010       2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 2,356 2,193 2,316 2,302 2,253 2,211 0 0

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
多摩川エコミュージアムプラン推進事業 3 水辺の楽校新校設立支援事業 2
   
   
   
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