施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2009年度


<基本情報>

施策課題 71201000 地域コミュニティ施策の推進 作成課 市民・こども局市民生活部市民協働推進課
基本政策 参加と協働による市民自治のまちづくり 政策の基本方向 自治と協働のしくみをつくる 基本施策 協働のまちづくりの推進
関係課 総合企画局自治政策部区行政改革推進担当、中原区役所区民協働推進部地域振興課、宮前区役所企画課 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●地縁意識の希薄化や解決困難な課題が顕在化してきています。
●町内会・自治会や市民活動団体等のさらなる充実と連携が必要とされています。
●町内会・自治会を活性化に向けて支援していくことが必要です。
●商店街や地域の活性化・発展が必要です。
●空き店舗等を活用した地域コミュニティの核となる場を提供するモデル的取組、局、区、地域の役割分担の整理が必要です。
●地域の商店街には利用者の減少・後継者不足・空き店舗の借用が困難といった現状があり、一方、高齢者支援や子育て支援なども課題となっています。
施策の概要 ●地域の課題解決、活性化に向けて都市型コミュニティ施策のあり方や推進策等について検討し、基本的方針を取りまとめます。●町内会・自治会への加入促進策等を検討・実施します。
●自治活動の拠点である川崎市市民自治財団の活動及び運営を支援します。
●商店街と連携した地域コミュニティの活性化により、地域のまちづくりを推進します。
●中原区の商店街を地域の情報交換や交流機能など地域のコミュニティの場として活用し、地域の活性化に向けた取組を支援します。
●商店街の空き店舗等を活用して、高齢者支援や子育て支援などの課題解決に取り組みます。
施策の目標 ●都市型コミュニティ施策のあり方や推進策等について検討し、地域の課題解決、活性化につなげていきます。
●加入世帯数の増加を図るなど、町内会・自治会の活動を支援することにより、地域コミュニティの活性化につなげていきます。
●商店街と連携した地域まちづくりを推進します。
●地域課題解決型モデル事業を実施します。●商店街の地域貢献活動を促進します。
●商店街と連携した高齢者、子育て等の講座を開催します。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●都市型コミュニティ検討委員会中間報告フォーラムを開催し、報告書の説明と意見交換を実施しました。それらを受けて、地域コミュニティの活性化に向けた仕組みづくりや取り組み、区域、場、人材、資金、連携・情報等の視点から検討を行い最終報告書を取りまとめました。
●町内会・自治会ハンドブックや加入促進パンフレットを作成・配布し、町内会・自治会は647団体に、加入世帯数は434,328世帯になりました。
●行政からの依頼業務について課題を整理しました。
●区地域振興課、全町連事務局及び自治財団事務局が連携し、課長会議で町内会・自治会の支援策についての情報提供と共有を行いました。
●市民自治の全市的拠点である総合自治会館の改修を実施しました。
●町内会・自治会会館耐震診断を32件実施しました。
●中原区、宮前区において、商店街と連携した地域まちづくりのモデル事業を実施し、地域コミュニティの活性化に向けた取組を進めました。
●商店街でマナーモラルポスター展や健康に配慮した料理教室等のモデル事業を開催しました。また、新たな事業として「いいなかプロジェクト」にぎわい物産展を開催し、地域に新たな人の流れを創出しました。
●鷺沼地区で、主に高齢者を対象とした健康マージャンや健康づくり講座、くらしのセミナーなどを開催する地域交流スペースを毎週火曜日に開設し、毎週30〜40人の参加があるなどコミュニティの拠点として地域に定着してきました。
2008
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等  
2010 (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 ●都市型コミュニティ推進事業については最終報告書を受けて行政として取り組むべき施策を整理するため、ガイドラインを作成する予定です。
●引き続き行政からの依頼業務について検討・改善します。
●町内会・自治会会館の耐震設計・改修補助事業を円滑に実施します。
●自治財団の活動・運営を支援し町内会・自治会の組織を活性化します。
●商店街と連携したまちづくりのモデル事業を実施します。
●地域ニーズや商店街の実情に即した支援を行い、地域のまちづくりを推進します。
●商店街の空き店舗等について、地域の拠点としてさらに定着が図られるよう、継続して地域交流スペースを開設します。
●第3期実行計画については、ガイドラインを踏まえた地域コミュニティ活性化に向けた施策の反映を想定しています。
 

A…目標に向かって順調に課題解決が図られているもの B…目標に向かって一定の成果が上がっているもの C…一定の成果はあるものの、新たな課題等が生じており、取組の改善が必要なもの D…課題解決が図れていないため、抜本的な見直しが必要なもの


<参考指標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
町内会・自治会団体数 町内会・自治会加入世帯数 町内会・自治会加入率
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
各区が把握している町内会・自治会の団体数合計で、町内会・自治会に未加入の団体数も含みます。区が把握していない団体もあることを考えると、実態数は実績値を上回ると考えられます。 町内会・自治会加入世帯数は住民組織調査で各団体が答えた加入世帯数を合計したものです。毎年着実に増えています。 加入世帯数は増えていますが加入率は毎年1ポイント程度低下しています。その理由は加入世帯以上に未加入の転入世帯が増えているからです。転入世帯に加入を促し、加入率低下を抑えていきます。
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
現状維持 大きいほどよい 現状維持
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 644 645 団体 2008 430,000 432,891 世帯 2008 68 68 %
2009 645 647 団体 2009 435,000 434,328 世帯 2009 68 67 %
2010 646     2010 440,000     2010 68    

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 384,674 363,389 372,218 378,445 371,269 364,239 0 0

<配下の事務事業一覧>

事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
地域コミュニティ推進事業 3 地域振興事業 3
川崎市民自治財団補助・運営事業 3 商店街と連携した地域のまちづくり推進 3
商店街と連携した地域のまちづくり推進事業(区課題) 3 商店街と連携した地域コミュニティ促進事業(区課題) 3
町内会・自治会会館耐震化事業 2  
>>前のページへ戻る