施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2008年度


<基本情報>

施策課題 21302000 介護相談支援機能の充実 作成課 健康福祉局長寿社会部介護保険課
基本政策 幸せな暮らしを共に支えるまちづくり 政策の
基本方向
超高齢社会を見据えた安心のしくみを育てる 基本施策 介護予防の促進
関係課   重点  

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●地域における総合的なケアマネジメントを担う地域包括支援センターでの包括的支援事業として、総合相談支援、介護予防ケアマネジメント、包括的継続的マネジメント、権利擁護事業の着実な実施が必要です。
●地域包括支援センターを基点とした地域包括ケアシステムの構築が必要です。
施策の概要 ●在宅の要介護高齢者、要介護となるおそれのある高齢者及びその家族に対し、在宅介護に関する総合的な相談や関係機関との調整を行うため、地域における総合的なケアマネジメントを担う地域包括支援センターの機能の充実を行います。
●介護予防、生活支援の観点から、相談及び各種サービスを実施している機関が連携を図り、適切なサービス提供につなげるための地域単位の連絡会を開催していきます。
施策の目標 ●地域包括支援センターが地域の身近な相談拠点となるよう、関係機関と連携を図ることで、福祉サービスの着実な提供をめざしていきます。
●地域包括支援センターを平成23年度までに49箇所設置します。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●地域包括支援センターの包括的支援事業の着実な実施について、中原区小杉地区の再開発に伴う高齢者人口の増加と現状等を考慮し、平成20年7月に中原区に1箇所増設し、併せて担当圏域の見直しを行い、機能の充実を図りました。
●地域包括支援センター単位で、町内会・自治会、民生委員、ボランティア団体等を構成員として地域包括ケア連絡会議を開催し、地域課題の集約、処遇困難ケースの対応の検討や支援方法の検討を行い、地域包括ケアシステムの構築を図りました。会議の取組内容については、区単位で実施する地域ケア連絡会議、全市会議である在宅支援トータルサービス実施委員会において情報提供を行いました。
2008
B
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●地域包括支援センターについては、高齢者人口の増加や担当圏域の対象者人口の増加に伴い、需要の増加が見込まれることから、国の設置基準を踏まえた設置の検討が必要です。
●地域包括ケア連絡会議は、各区地域ケア連絡会議、さらに全市会議である在宅支援トータルサービス実施委員会と連携を図っています。全市会議では各区地域ケア連絡会議の取組の情報提供、各区及び全市的な共通課題の解決に向けた協議を行っていますが、課題解決に至らない現状があることから、全市会議のあり方について検討が必要です。
 
2010 (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 ●地域包括支援センターについて、今後も高齢者人口の増加が見込まれることから、次年度に新たに4箇所設置します。
●全市会議について、地域ケア体制の充実を図ることを目的として、在宅支援トータルサービス実施委員会の機能を強化し、平成21年度から新たに地域ケア推進会議を設置していきます。
 

A…目標に向かって順調に課題解決が図られている。B…目標に向かって一定の成果が上がっている。C…課題解決が不十分で取組の改善が必要である。D…課題解決が図られていないため、抜本的な見直しが必要である。


<参考目標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
地域包括支援センター設置数    
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
国が示す設置基準では、高齢者人口3,000人から6,000人に1箇所設置することとされていることから、この基準に準じて設置していきます。    
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
現状維持    
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008 40 40 箇所 2008       2008      
2009 44     2009       2009      
2010 47     2010       2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 1,074,694 1,043,665 1,080,023 0 0 1,098,809 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
地域包括支援センターの運営 3    
>>前のページへ戻る