施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2008年度


<基本情報>

施策課題 32303000 地域に根ざした市立高等学校づくり 作成課 教育委員会事務局総務部教育改革推進担当
基本政策 人を育て心を育むまちづくり 政策の
基本方向
子どもが生きる力を身につける 基本施策 地域に開かれた特色ある学校づくり
関係課 教育委員会事務局企画課、教育委員会事務局指導課 重点

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●国際化や情報化の進展、少子・高齢化の進行、産業・就業構造の変化、ライフスタイル・価値観の多様化など、社会の急速な変化に伴って、生徒・保護者・市民の学習要求や進路希望の多様化が進んでいます。
●こうした多様な社会状況に対応し、生徒・保護者・市民の幅広いニーズに応えるため、市立高等学校に新たな教育内容や弾力的なシステムを取り入れるなど、高校改革への取組みが必要です。
●市立高等学校の再編や諸事業の展開により、地域に開かれた魅力ある高等学校づくりの推進に取り組みます。
施策の概要 ●6年間のゆとりある学校生活と計画的・系統的な教育活動を目指し、併設型の中高一貫教育校を開設します。
併設型の中高一貫教育校は、高等学校入学者選抜を行わずに、市立中学校と市立高等学校を接続するもので、附属中学校を新設することになります。
●生徒の学習要求や生活スタイルの多様化に対応するため、昼間・夜間に開講する二部制定時制課程を導入するなど、定時制課程の再編を進めます。
●市民のニーズを把握し、聴講制度を充実させるなど社会人を対象とした高等学校開放の諸事業を実施します。
●市立高等学校に学ぶ生徒の興味・関心を把握し、生徒の学びの場の充実を図ります。
施策の目標 ●2014年度開校をめざし、老朽化の著しい市立川崎高等学校を併設型の中高一貫教育校(生活科学科・福祉科は現行どおり併設)及び二部制定時制課程(昼間部・夜間部を開設)を有する学校として全面改築します。
●現状の募集クラス規模維持を基本に、定時制課程を5校から4校にするなど必要な再編を行います。
●高等学校開放や生徒の学びの場の充実を図る諸事業について、現状の検証を進めながら事業の推進を図ります。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●川崎高校の中高一貫教育については、「川崎市立川崎高等学校及び附属中学校基本構想準備委員会」を6回開催し、教育理念や教育課程編成の基本方針について協議し、その結果を「準備委員会のまとめ」としました。二部制定時制については、「川崎高等学校二部制定時制課程開設検討会議」を5回開催し、教育課程編成の基本方針等について取りまとめました。これらのまとめは、次年度、川崎高校改築基本構想策定に係る基礎資料となります。
●定時制課程の再編については、商業高校定時制の移管手法に関して、教育課程の調整や生徒・教職員の負担、受け入れ校における施設・設備の整備等の項目を、各関係学校の教職員も含めた各会議で検討を進め、商業高校普通科を川崎高校に年次移管、商業科を総合科学高校へ一斉移管とする移管手法を決定しました。
●高等学校開放の諸事業や生徒の学びの場の充実を図る諸事業については、「開かれた学校づくり推進委員会」での検討に基づき「聴講生制度」「開放講座」「学校間連携講座」等を実施しました。
2008
B
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●川崎高校全面改築については、2013年度内の竣工、2014年度中高一貫教育校開校に向けて、改築工事が第3期実行計画(2011〜13年度)策定に位置づけられる必要があります。
●定時制課程の再編については、2014年度を目標にしたスケジュールに基づいて、商業高校の移管や二部制定時制課程・総合科学高校新学科の教育課程編成等の課題解決に取り組む必要があります。
 
2010 (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 ●川崎高校改築基本構想策定のための検討委員会を設置し、中高一貫教育校のみならず生活科学科及び福祉科、二部制定時制課程の併設、また複合福祉施設として南部地域療育センターを基本として検討するなど、複合的で様々な機能を持つ学校である川崎高校の施設・設備について、さまざまな視点から検討を進めます。
●定時制課程の再編では、関係各学校の管理職、教職員との検討会議を引き続き開催し、諸課題の解決を図ります。
 

A…目標に向かって順調に課題解決が図られている。B…目標に向かって一定の成果が上がっている。C…課題解決が不十分で取組の改善が必要である。D…課題解決が図られていないため、抜本的な見直しが必要である。


<参考目標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
     
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
この施策の成果は、さまざまな学習ニーズに柔軟に対応した魅力ある高等学校づくりにあるが、それを指標として、数値や進捗率で表すことが現時点では難しい。    
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
     
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008       2008       2008      
2009       2009       2009      
2010       2010       2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 4,121,063 3,834,104 4,060,781 0 0 4,010,539 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
市立高等学校将来構想の検討事業 3 魅力ある高校教育の推進事業 3
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