施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2008年度


<基本情報>

施策課題 62104000 文化財の保護・活用 作成課 教育委員会事務局生涯学習部文化財課
基本政策 個性と魅力が輝くまちづくり 政策の
基本方向
文化・芸術を振興し地域間交流を進める 基本施策 市民の文化・芸術活動の振興
関係課   重点  

<施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●市内各地の文化財は、川崎市の歴史や文化を理解するために大切であり、文化の向上・発展の基礎となるため、文化財の調査、保護、活用に努めるとともに、市民と協働で文化財を保護し、活用して魅力ある地域づくりを進める必要があります。
施策の概要 ●文化財の状況等を把握するための調査、市内重要遺跡の調査等を実施し、データの収集と整備を進め、特に重要な文化財の場合には文化財指定を行います。
●指定文化財について、適切な保存修理が行われるよう助言、指示、助成を行います。
●文化財を管理する個人や団体、無形民俗文化財保存団体等への支援、文化財ボランティア等の市民との協働による文化財保護・活用を推進します。
●橘樹郡衙推定地は、市民と協働しながら周辺の自然環境や文化・歴史資源との連続性や回遊性をもたせた活用を図っていきます。
施策の目標 ●市域の文化財調査、市内重要遺跡の調査、指定文化財の保存修理への助成、無形民俗文化財保存団体等への支援、文化財の現地公開、橘樹郡衙推定地保存整備・活用、その他文化財の保護・活用のための事業を実施し、市民と協働で文化財の保護・活用を目指します。

<成果の説明>

評価結果 (1)解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●市域の古文書所在調査、指定文化財の現状調査、市内重要遺跡の調査等を実施し、新たに1件の市重要歴史記念物と1件の重要史跡を指定しました。
●指定文化財の修理への助成、文化財を管理する個人や団体、無形民俗文化財保存団体等への支援を実施しました。
●文化財ボランティアとの協働による国指定文化財の公開事業を、市民ミュージアムと協力して実施しました。
●文化庁の補助事業等を活用して、市民の文化活動への支援事業を行いました。
●橘樹郡衙推定地は、たちばな古代の丘緑地として整備し、千年伊勢山台官衙遺跡として市重要史跡に指定しました。また、史跡めぐりを2回実施しました。
2008
B
2009 (2)残された課題、新たな課題、社会環境の変化等 ●文化財の調査については、多様な分野の文化財を対象として、充実を図る必要があります。
●地域の文化財は地域で守るため、市民とともに文化財の保護・活用を更に進める必要があります。
●橘樹郡衙推定地は、今後の史跡活用についての検討を行う必要があります。
 
2010 (1)、(2)を踏まえた次年度の取組や今後の方向性 ●今後も継続して、文化財の保護・活用に必要な事業を計画的に実施し、市民協働による文化財の保護・活用を図っていきます。
●橘樹郡衙推定地は、今後の史跡活用についての検討を行うとともに、史跡めぐりなどの活用事業や史跡保存会との協働による緑地の維持管理、史跡環境整備を継続的に実施していきます。
 

A…目標に向かって順調に課題解決が図られている。B…目標に向かって一定の成果が上がっている。C…課題解決が不十分で取組の改善が必要である。D…課題解決が図られていないため、抜本的な見直しが必要である。


<参考目標>

参考指標名(1) 参考指標名(2) 参考指標名(3)
文化財の保護・活用に関する指標    
指標の説明(1) 指標の説明(2) 指標の説明(3)
文化財の保護・活用については、状況に応じて必要な事業を実施するため、単に件数の増加を目標とすることにはなじまないこと、また、年度によって内容や件数が大きく変動することから、数値目標を参考指標として設定することは妥当ではないと考えます。    
指標の方向性(1) 指標の方向性(2) 指標の方向性(3)
     
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2008       2008       2008      
2009       2009       2009      
2010       2010       2010      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2008(H20)年度 2009(H21)年度 2010(H22)年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 71,092 71,418 69,058 0 0 65,408 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
文化財調査・保護事業 3 橘樹郡衙推定地保存整備・活用事業 3
>>前のページへ戻る