<基本情報>
施策課題 15101000 安定給水の確保と安全性の向上 作成課 水道局総務部経営企画担当
基本政策 安全で快適に暮らすまちづくり 政策の
基本方向
安定した供給・循環機能を提供する 基本施策 良質な水の安定供給
関係課 水道局給水装置センター 水道局管理課 水道局設計課 水道局第1配水工事事務所 水道局第2配水工事事務所 水道局第3配水工事事務所 水道局水運用センター 水道局施設管理課 水道局水質課 水道局長沢浄水場 水道局潮見台浄水場 水道局生田浄水場
<施策概要>
当該施策によって
解決すべき課題
 水道事業においては、1921年の給水開始後、人口の急増や産業活動の進展などによる水需要の増大に伴って事業の拡張を行ってきたが、特に1950年前後に集中的に導水施設等の整備を実施したことから、その多くは経年劣化が進んでおり、今後、水道施設全体にわたる大規模な更新時期を迎えるため、効率的効果的に施設の更新を進める必要がある。
 また、安全なだけでなくおいしい水が求められていることから、水道水源の水質悪化などに的確な対応ができるよう水質管理・監視体制の充実を図るとともに、水道水源の水質保全や浄化を図ることが重要である。
 さらに、災害時においてもライフラインとしての飲料水が確保できるよう、水道施設の耐震化を計画的に進めるとともに、災害発生直後の給水を確実に行えるようにするため、バックアップ体制や応急対策の充実を図る必要がある。
施策の概要  1950年前後に集中的に建設された導水施設などの水道施設の老朽化が進んでいることから、引き続き良質で安定的な水の供給を確保するため、老朽配水管や給水管などの更新を計画的に実施する。
 相模湖、津久井湖などの水源地の環境整備などにより、水質の安定した水道水源を確保するとともに、水質管理・監視体制の充実を図る。
 災害発生時における給水への影響を最小限にするため、施設耐震化実施計画を定め、水道施設の耐震化や耐震管路の整備を進めるとともに、被災住民に飲料水を供給するため、循環式地下貯水槽の整備を進める。
<成果の説明>
解決すべき課題に
関する
当該年度の主な成果
 老朽化した水道施設(導水施設、浄水施設、配水管等)については、計画的に更新を進め、安定給水を確保した。
 水源地の環境整備については神奈川県等の関係団体と連携をとりながら、水質の安定した水道水源確保の取組を進め、また水質管理・監視体制については検査機関の格付け基準である水道水質検査優良試験所規範(水道GLP)認定取得への取組を実施し、水質管理における水質検査精度の向上と信頼性を客観的に評価できる体制を構築し、水質に対する安全性を高めた。
 災害時における給水確保の取組の一つとしての循環式地下貯水槽の設置については、予定どおり2基を整備し、設置後の市民1人当たりの貯水槽容量を1.3リットルとした。
     
評価結果
<社会環境の変化等とその対応の方向性>
社会環境の変化や
課題解決を阻害する
要因等
あり   なし                                      
 
今後の対応の方向性  
<参考指標>
指標名@ 鉛製給水管率
指標の説明 全給水件数に占める鉛製給水管が使用されている割合を示すものであり、鉛製給水管の解消を促進するための指標となる。
目標値:4.20%(2009年度)
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                      
実績値 現状(計画策定時) 2005年度(見込み) 2006年度 2007年度
7.80 7.10 0.00   0.00  
指標名A 市民1人当たり循環式地下貯水槽容量
指標の説明 災害発生直後の混乱期における飲料水確保のため設置を進めている循環式地下貯水槽について、市民一人当たりの貯水槽容量がどれだけ確保できているかを示すものであり、震災時などにおける飲料水の確保のしやすさの指標となる。
目標値: 1.86リットル(2009年度)
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                      
実績値 現状(計画策定時) 2005年度(見込み) 2006年度 2007年度
1.17 リットル 1.30 リットル 0.00   0.00  
<事業費> (単位:千円)
年度 2005年度 2006年度 2007年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費 20,906,800 20,431,954 20,799,221 19,851,044 0 20,241,776 0 0
<配下の事務事業一覧>
事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
水源水質保全事業 d 水質管理 c
浄水処理(長沢浄水場) c 浄水処理(潮見台浄水場) c
浄水処理(生田浄水場) c 貯水・取水施設の維持・改良事業 c
取水・導水施設の監視・制御及び保守点検事務 c 配水施設・設備の監視・制御及び保守点検事務 c
水道施設の危機管理対策 c 施設整備事業 c
老朽給水管対策事業 c 漏水防止計画 b
水道施設耐震化事業 d 給水装置工事の手続及び調査・企画・指導 c
川崎縦貫道路関連施設整備事業 e 一般管路の設計及び積算業務 c
管更生・土木構造物・川縦関連の設計及び積算業務 d 建設改良工事の設計及び積算業務 c
配水管布設替工事の施行及び監督(第1配工) c 配水管布設替工事の施行及び監督(第2配工) c
配水管布設替工事の施行及び監督(第3配工) c 送水管及び配水管路の維持管理業務(第1配工) c
送水管及び配水管路の維持管理業務(第2配工) c 送水管及び配水管路の維持管理業務(第3配工) c
給水装置工事関係業務(第1配工) c 給水装置工事関係業務(第2配工) c
給水装置工事関係業務(第3配工) c 水運用システム構築事業 c
水道用水受水関係業務 d 配水池等の土木施設及び導水ずい道等の管路の維持管理 c
浄水場等の電気・機械・通信・電防設備の維持管理 c