<基本情報>
施策課題 23201000 国民健康保険制度の安定した運営 作成課 健康福祉局地域福祉部保険年金課
基本政策 幸せな暮らしを共に支えるまちづくり 政策の
基本方向
安心な暮らしを保障する 基本施策 確かな安心を支える給付制度の運営
関係課  
<施策概要>
当該施策によって
解決すべき課題
 国民健康保険制度は、会社等の健康保険に加入している人を除いた人を対象とした地域保険であるため、構造的に高齢者の方や低所得の方を多く抱え、急速に進む高齢化や医療技術の高度化による医療費の増加と、これに伴う保険料負担の増大により、財政基盤は極めて弱いものとなっている。国民健康保険制度を安定的に運営するためには、財政基盤を強化することが課題となっており、そのためには保険料収納率の維持・向上、並びに医療費の適正化を図ることが必要である。
施策の概要  保険料収納率の維持・向上策については、未納が生じたときには、納付書付きの督促状の送付等により未納が長期に渡らないようにするとともに、長期未納者については、短期被保険者証の交付等により納付相談の機会を多くし、極め細やかな対応を図っていく。それでもなお、支払いがない場合には、法律に基づいた滞納処分も視野に入れ、納付折衝を行っていく。
 医療費の適正化については、交通事故等第三者の行為によって保険診療を受けた場合に、加害者に医療費の請求をするとともに、国民健康保険の資格を喪失した後に、川崎市国民健康保険の被保険者証で診療を受けた場合に、その医療費の返還請求をし、医療費の不要な支出を抑えていく。また、医療機関からの診療報酬明細書の内容点検を行って医療費の適正化に努めていく。
<成果の説明>
解決すべき課題に
関する
当該年度の主な成果
 保険料収納率については、今年度から雇用した「滞納整理指導員」を各区に巡回させ、収納対策に対する区の意識を高めるとともに、9月の被保険者証更新時に土・日を含め、窓口を開庁し、保険料未納者に対して納付相談を実施した結果、今年度末においては前年度実績を上回ることが見込まれる状況である。
 また、医療費の適正化については、資格喪失後に川崎市国民健康保険の被保険者証で診療を受けた方に対する医療費の返還請求等に対する実績額が増加するとともに、診療報酬明細書の点検を行っっている者の点検能力の向上等により、今年度末においては前年度実績を上回ることが見込まれる状況である。
     
評価結果
<社会環境の変化等とその対応の方向性>
社会環境の変化や
課題解決を阻害する
要因等
あり   なし                                      
 
今後の対応の方向性  
<参考指標>
指標名@ 保険料収納率
指標の説明  当該年度の保険料として納付すべき金額に対する収納率
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                      
実績値 現状(計画策定時) 2005年度(見込み) 2006年度 2007年度
87.96   88.50   0.00   0.00  
指標名A 医療費適正化
指標の説明  第三者による加害行為に対する保険給付金額の加害者への求償、川崎市国民健康保険の資格喪失後の診療に対する受診世帯への返還請求、医療機関からの診療報酬明細書の再点検等により、医療費の適正化を図った金額に対する伸び率
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                      
実績値 現状(計画策定時) 2005年度(見込み) 2006年度 2007年度
100.00   104.58   0.00   0.00  
<事業費> (単位:千円)
年度 2005年度 2006年度 2007年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費 108,132,236 102,719,554 113,887,731 110,776,302 0 119,564,115 0 0
<配下の事務事業一覧>
事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
国民健康保険事業 c