<基本情報>
施策課題 51503000 農業の担い手の育成 作成課 農業振興センター農業振興課
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の
基本方向
川崎を支える産業を振興する 基本施策 都市農業の振興
関係課 経済局農業振興センター農業振興課・農地課
<施策概要>
当該施策によって
解決すべき課題
都市化の進む本市では、農地の宅地並み課税や相続税の負担が大きいなどの背景があり、農地転用や農家の兼業化が進んでおり、農業後継者の育成が十分ではないことから、今後は都市住民の農業体験機会を増やして農作業への参加を図るなど、新しい農業経営手法への転換が求められている。
また、農業従事者の高齢化等に伴い農業労働力が不足する中で、都市型農業を担う経営感覚を持った農業の担い手を育成することは、持続可能な農業の実現を目指す上で、重要な課題となっている。
施策の概要 ・将来の川崎の農業を担う農業後継者や、営農意欲の高い自主性・創造性に富んだ農業青年、女性農業者を育成するため、各種研修を開催し、幅広い知識を習得させる。また、農業者同志の連携を深め、ネットワーク作りに努める。
・農業者と学識経験者や市民を交えたフォーラムの開催や、市民の農体験事業を実施して、市民が「農」に親しむ機会を増やしていく。
・経営感覚を持った農業の担い手を育成するため、農業経営改善計画の認定や農用地の利用を促進して、安定的な農業経営主体である認定農業者の増加を図るとともに、地域農業のリーダーとして農業経営士の育成に努める。
・援農ボランティアの育成を図り、農業者と市民との交流や協働を通じて、経営感覚のある農業者の育成を図る。
<成果の説明>
解決すべき課題に
関する
当該年度の主な成果
・今年度は、「市長と農業担い手との明日の農業を語る会」を「かわさき農業フォーラム」に統合して開催し、これまでの農業従事者と市長との意見交換会の窓口を市民まで広げ、地産地消をテーマにパネルディスカッション等実施し、活発な意見が交わされ、都市農業への高い関心や市民ニーズの把握等、広範囲な意見の集積が図れた。・農業後継者に対する研修として、農産物流通やトレーサビリティー、ホームページ作成講座などの講習会を開催し、農業経営に必要な知識・技術の習得に役立てた。・市民の農体験事業として農園見学と収穫体験を実施し、市民の都市農業への理解・関心を集め(アンケート調査を実施して把握)、農業担い手と市民との交流を図った。・麻生区黒川地区において援農モデル事業として「農(みのり)の寺子屋]農業研修講座を全17回実施し、援農ボランティアの育成を図り、その組織化に努めた。      
評価結果
<社会環境の変化等とその対応の方向性>
社会環境の変化や
課題解決を阻害する
要因等
あり   なし                                      
輸入農産物の増大に伴う農産物価格の低迷や相続税問題等、農業を取り巻く厳しい諸情勢の続く中で、農業経営は大変苦しい対応に迫られているため、安定的に意欲を持って農業経営に専念できず、職業として魅力を感じられないことから、農業後継者が十分に育たない状況である。
今後の対応の方向性 関係農業機関・団体と連携しながら、意欲ある農業担い手への支援策を図り、高い生産技術と経営感覚をもった農業後継者を育成し、農業所得の向上を目指す。また、農業従事者と市民との交流事業や、農業者相互の交流、組織化を促進し、都市農業へのニーズや理解を深め、農業従事者にとっての良好な環境づくりに努める。
<参考指標>
指標名@ 担い手育成セミナー等参加者数
指標の説明 担い手育成のためのセミナー等参加者数
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                      
実績値 現状(計画策定時) 2005年度(見込み) 2006年度 2007年度
22.00 30.00 0.00   0.00  
指標名A  
指標の説明  
指標の方向性 大きいほどよい 小さいほどよい 現状維持                      
実績値 現状(計画策定時) 2005年度(見込み) 2006年度 2007年度
        0.00   0.00  
<事業費> (単位:千円)
年度 2005年度 2006年度 2007年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費 12,394 11,919 11,495 11,951 0 11,409 0 0
<配下の事務事業一覧>
事務事業名 達成度 事務事業名 達成度
担い手育成事業 c 農地整備等一般管理 c