<基本情報>
施策課題
51504000
農業生産基盤の整備
作成課
農業振興センター農地課
基本政策
活力にあふれ躍動するまちづくり
政策の
基本方向
川崎を支える産業を振興する
基本施策
都市農業の振興
関係課
<施策概要>
当該施策によって
解決すべき課題
農業振興地域及び市街化調整区域内のまとまった農地の残る地域において、快適で活力ある生産環境の形成を図るため必要に応じた農業生産基盤の整備を行い、「農」のある風景として保全し、大消費地に近接した生産拠点としての再整備や農業者と都市住民との交流拠点の整備を行っていく必要がある。
住宅地と農地が混在する地域では、周辺住民の生活環境を守る環境保全型農業を推進し、まとまった農地の残る地域では、生産力の向上を図る農業生産基盤の整備を進め、地域特性に応じて、生産性の高い安全で安心な農業の確立を目指す。
施策の概要
安定した農業生産を維持するために、老朽化した農業用施設の改修や農道整備等を行い、農業生産の拠点としての基盤整備や維持管理を計画的に行っていく。また、麻生区黒川地区は、貴重な農業生産の場であり地域の環境資源を活かした農業公園構想の実現を目指し、明治大学農学部実習農場の立地に伴い大学・地域・市民・行政が協働しながら農業体験交流拠点を形成し、農業を核とした地域の活性化を図る。
<成果の説明>
解決すべき課題に
関する
当該年度の主な成果
・河川改修による農業用取水堰の代替施設として設置された動力揚水機の動力費及び維持管理費の補償並びに、農業生産基盤整備事業によるかんがい用動力費の補助を行い、農業経営の安定化に寄与することができた。・ 二ケ領用水の水利権更新のための必要水量算定の基礎調査(かんがい面積調査)を実施し、農業生産の基本である水の確保に向けて順調に事業が進んでいる。・調整区域(久末地区)の農業用かんがい施設の改修を実施し、生産力の向上を図る農業生産基盤の整備を進めることができた。・麻生区黒川地区の地域資源を生かしながら援農や里山管理等の市民交流型事業の推進を行い、農業の新たな担い手としての援農ボランティアの育成ができた。また地区の核施設となる明治大学農学部実習農場の進出に向け調整を行った。・黒川東土地改良事業共同施行区域内の農道整備を実施し、農業生産基盤の整備を進めることができた。
評価結果
B
<社会環境の変化等とその対応の方向性>
社会環境の変化や
課題解決を阻害する
要因等
■
あり
□
なし
市街化区域内農地については、都市化の進展による高資産化、農家の兼業化、農業従事者の高齢化や、農家の相続の発生を契機とした宅地化への転用が続いている。市街化調整区域及び農業振興地域の白地地区においても、農外収入を求め都市計画法の開発許可等による規制のかからない、資材置場、駐車場、一定規模以下の墓地等への転用が見られる。
今後の対応の方向性
・市街化調整区域内農地について、川崎農業振興地域整備計画に基づき農業施設等の改修、整備など計画的に農業生産基盤の整備を実施し営農環境の整備に努めると共に農業経営基盤強化促進法に基づき認定農業者等への農地の利用集積を推進していく。・市街化区域内農地の土地利用に関して庁内関係部門と連携し、営農環境を維持しながら都市の貴重な環境資源として農地の保全に努める。
<参考指標>
指標名@
農道の整備
指標の説明
麻生区黒川地区の黒川東土地改良事業共同施行事業区域において、区域内道路を道路管理者(川崎市)に移管するために、必要な整備を農道整備事業により行い土地改良事業の完了を推進する。
指標の方向性としては現状(計画策定時)に対して大きいほど事業の早期完了が見込める。
指標の方向性
■
大きいほどよい
□
小さいほどよい
□
現状維持
実績値
現状(計画策定時)
2005年度(見込み)
2006年度
2007年度
283.00
m
73.00
m
0.00
0.00
指標名A
指標の説明
指標の方向性
■
大きいほどよい
□
小さいほどよい
□
現状維持
実績値
現状(計画策定時)
2005年度(見込み)
2006年度
2007年度
0.00
0.00
<事業費>
(単位:千円)
年度
2005年度
2006年度
2007年度
予算
決算見込
計画事業費
予算
決算見込
計画事業費
予算
決算見込
事業費
108,212
105,395
97,797
108,268
0
90,926
0
0
<配下の事務事業一覧>
事務事業名
達成度
事務事業名
達成度
営農団地整備事業
c
生産基盤等整備事業
c
農業公園、交流促進型地域農業活性化事業
c