<基本情報>
施策課題
62104000
文化財の保護・活用
作成課
教育委員会事務局生涯学習部文化財課
基本政策
個性と魅力が輝くまちづくり
政策の
基本方向
文化・芸術を振興し地域間交流を進める
基本施策
市民の文化・芸術活動の振興
関係課
<施策概要>
当該施策によって
解決すべき課題
市内各地の文化財は、川崎市の歴史や文化を理解するために大切であり、文化の向上・発展の基礎となるため、文化財の調査、保護、活用に努めていく。また、市民と協働で文化財を保護し、文化財を活用して、魅力ある地域づくりを進める。
施策の概要
文化財の所在状況等を把握するための調査、市内重要遺跡の調査等を実施し、データの集積とデータベース化を進める。なお、特に貴重な文化財については文化財指定を行う。又、指定文化財について、適切な保存修理が行われるよう助言、指示、補助を行う。文化財ボランティア等の育成・支援を行うととともに市民との協働による文化財の公開なども推進する。橘樹郡衙について、シンポジウム等を行い調査結果を公開するとともに適切な保存と活用を行う。以上のとおり、市域に保存・継承されている各種文化財を良好な状態で保存し、後世に伝えるため文化財の保護・活用に関する取組を推進する。
<成果の説明>
解決すべき課題に
関する
当該年度の主な成果
市域の古文書所在調査は3年目として中原区を中心に計画的に実施し、データの集積が進んだ。市内重要遺跡の調査は計画どおり実施した。緊急課題であった法雲寺阿弥陀如来坐像の修理及び大楽院釈迦如来坐像の燻蒸を適切に実施した。指定文化財現地特別公開は、中原区の日枝神社で文化財ボランティアの方々の協力を得て実施し、地元からの多く参加者があり、魅力ある地域づくりにつながる事業となった。橘樹郡衙推定地シンポジウムを開催し、予想を上回る参加者を数え地元の方々を中心に大きな関心が寄せられた。以上に見られるように計画した各事業を実施することにより、文化財の調査、保護、活用を推進し、魅力ある地域づくりの一端を担うことができた。
評価結果
A
<社会環境の変化等とその対応の方向性>
社会環境の変化や
課題解決を阻害する
要因等
□
あり
■
なし
今後の対応の方向性
<参考指標>
指標名@
指定文化財現地特別公開・講演会等参加者数
指標の説明
指定文化財現地特別公開および関連講演会は、市民への文化財への理解を深めてもらうための普及事業であり、その参加者数は、本事業の効果を測定する一つの指標であり、その増加は、市民の文化財に対する知的好奇心や関心の高まりを示すものと考えられる。ここ数年の参加状況は500名前後である。2005年度は真冬での実施となり300人程度を予想したが予想を上回る550名の参加者を数えた。
指標の方向性
■
大きいほどよい
□
小さいほどよい
□
現状維持
実績値
現状(計画策定時)
2005年度(見込み)
2006年度
2007年度
0.00
550.00
0.00
0.00
指標名A
橘樹郡衙推定地講演会、現地見学会等の参加者数
指標の説明
橘樹郡衙推定地に関する講演会、シンポジウム、現地見学会等への参加者数は、本事業の効果を測定する指標と考えられ、その増加は、市民の間に周知されている度合いを示すとともに、川崎市の歴史に対する市民の知的好奇心や関心の高まりを示すものと考えられる。2005年度はシンポジウムを1回実施し、300名までとの予想を大きく上回る413名の参加者数を数えた。
指標の方向性
■
大きいほどよい
□
小さいほどよい
□
現状維持
実績値
現状(計画策定時)
2005年度(見込み)
2006年度
2007年度
0.00
413.00
0.00
0.00
<事業費>
(単位:千円)
年度
2005年度
2006年度
2007年度
予算
決算見込
計画事業費
予算
決算見込
計画事業費
予算
決算見込
事業費
54,103
54,500
51,041
303,514
0
50,744
0
0
<配下の事務事業一覧>
事務事業名
達成度
事務事業名
達成度
文化財調査・保護事業
c
橘樹郡衙推定地保存整備・活用事業
c