施策進行管理・評価票(1)

評価年度:2011年度


<基本情報>

施策課題 51303000 安全安心な食料品等の安定供給 作成課 中央卸売市場北部市場管理課
基本政策 活力にあふれ躍動するまちづくり 政策の
基本方向
川崎を支える産業を振興する 基本施策 まちづくりと連動した商業の振興
関係課 北部市場業務課、南部市場、計量検査所 重点  

<第3期実行計画(2011(H23)〜2013(H25)年度)における施策の概要及び施策の目標>

当該施策によって
解決すべき課題
●卸売市場については、流通機構の変化等を受けて、年々取扱高が減少するとともに、近隣の大型市場の供給圏との競合も発生していることなどから、市場機能の高度化を図るとともに、今後の卸売市場のあり方を検討し経営の効率化や体制の見直しが課題となっています。
●計量の安全・安心を確保するため、各種立入検査を引き続き強化していく必要があります。また、市民への正しい計量知識の普及を行うとともに事業者の主体的な計量管理を推進する必要があります。
施策の概要 ●南北の2市場体制で、市民への生鮮食料品等の安定供給に努めております。
●流通機構の変化や隣接地域の大規模市場との競合に対応し活性化を図るため北部市場は、中長期プランに基づき行った実施設計により、2012・13年度の2ヵ年をかけて市場機能の高度化を図るため施設再整備を行い、併せて施設の老朽化対策工事を実施します。
●南部市場では、北側用地へ南部市場と集荷、販売面で連携できる卸売機能を持つ事業者を誘致し、南部市場の活性化を図ります。また、地方卸売市場転換に併せて実施した再整備事業により、高度化、集約化された市場機能を活用し効率的な市場運営を行うため、指定管理者制度等の導入に向けた検討を進めます。
●各種立入検査等の実施、市民への正しい計量知識の普及啓発、事業者の主体的な計量管理の推進への支援等を通じて適正な計量の実施を確保し、もって地域経済の発展に寄与するとともに市民の消費生活の安全安心を促進します。
施策の目標 ●南北市場では、市場機能の高度化や空き施設の有効活用、専門家による財務検査等を通じた場内事業者の経営強化等により市場会計の健全化を図り、安全で安心な生鮮食料品等の安定供給に努めます。また、南部市場の北側用地への事業者誘致を2011年度中の契約を目指して進め、指定管理者制度について2014年度以降の導入を目標として検討を進めます。
●適正な計量の実施を確保するとともに、効率的な検査体制の推進を行います。

<成果の説明>

解決すべき課題に対する当該年度の成果 ●北部市場では、中長期プランに基づく施設の再整備に向け、実施設計を実施しました。また、空き施設の利用を働きかけ、繁忙期には施設7箇所の有効活用を図りました。さらに、卸売・仲卸会社の経営体質強化を図るために、卸売会社3社・仲卸会社7社に対し財務検査を実施しました。
●南部市場では、北側用地の有効活用を図るため南部市場と集荷、販売面で連携できる卸売機能の誘致を予定していましたが、誘致が決定していた予定事業者が東日本大震災を理由に進出を辞退したため、再募集に向けた方針を決定し募集要項等の作成を進めました。また、効率的な市場運営を行い活性化を図るため、市場内業者との調整を含め、指定管理者制度の導入に向けた検討を行いました。
●計量検査所では、量目検査をきめ細かく実施することにより、市民の消費生活の安全安心を図り、事前調査の実施により定期検査の円滑な進行に寄与しました。また、計量の普及啓発及び計量管理推進指導により、適正計量の推進に寄与しました。
残された課題,新たな課題,社会環境の変化等 ●南北市場においては、流通機構の変化等による取扱高の減少が進み、卸売・仲卸会社の経営環境が厳しくなっています。
●南部市場の北側用地については、東日本大震災の影響により決定していた予定事業者が辞退したため、再募集に向けた手続きを早急に進める必要があります。
評価結果及びその評価区分とした理由 2011 2012 2013 北部市場の市場機能強化に向けた再整備事業は順調に進んでいるものの、南部市場の北側用地の予定事業者が東日本大震災の影響により進出を辞退したため、再募集の必要性が生じたため。
AⅡ    

A 施策が順調に推進したもの(新たな課題等 Ⅰ 無 Ⅱ 有) B 施策が一定程度推進したもの C 施策が推進していないもの


<今後の取組や方向性及び改善に向けた考え方>

2012(H24)年度における取組や方向性及び施策の改善に向けた考え方 ●北部市場では、2012年度から2ヵ年をかけて市場機能強化に向けた再整備工事を実施します。また、市場内業者の体質強化を引き続き図ってまいります。
●南部市場では、市場の活性化及び本市の卸・小売業等の地域経済の活性化を図るため、北側用地へ南部市場と集荷、販売面で相互補完的な事業展開ができる事業者の誘致を進めます。また、効率的な市場運営を目指し、指定管理者制度の導入に向けて、引き続き市場関係業者、神奈川県及び関係部局と調整を進めます。
●計量検査所では、更なる効率的な検査体制を構築してまいります。

<参考指標>

参考指標名① 参考指標名② 参考指標名③
青果卸売取扱量 水産卸売取扱量 花き卸売取扱量
指標の説明① 指標の説明② 指標の説明③
●南北市場の卸売取扱量
●市民へ生鮮食料品を安定供給していくためには、取扱量を維持していくことが必要です。
●南北市場の卸売取扱量
●市民へ生鮮食料品を安定供給していくためには、取扱量を維持していくことが必要です。
●南北市場の卸売取扱量
●市民へ生鮮食料品を安定供給していくためには、取扱量を維持していくことが必要です。
指標の方向性① 指標の方向性② 指標の方向性③
大きいほどよい 大きいほどよい 大きいほどよい
年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位 年度 計画値 実績値 単位
2011 79,785 81,255 トン 2011 45,648 38,614 トン 2011 66,792 69,399 本束個
2012       2012       2012      
2013       2013       2013      

<事業費>

(単位:千円)
年度 2011(H23)年度 2012(H24)年度 2013(H25)年度
予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込 計画事業費 予算 決算見込
事業費合計 1,931,266 1,542,858 2,618,911 0 0 1,701,695 0 0

<配下の事務事業所一覧>

事務事業名 達成状況 事務事業名 達成状況
北部市場の管理運営事業 3 北部市場施設整備事業 3
南部市場の管理運営事業 4 南部市場施設整備事業 3
北部市場関係事業者に関する許可・指導監督業務 3 南部市場関係事業者に関する許可・指導監督業務 3
計量検査事業 3 計量管理推進指導事業 3
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